秋の夜長はスタンダードジャズで(オータム・イン・ニューヨーク)
今日は久しぶりに「音楽、だいすき!」をお送りします。最近月1回ペースになってますね(笑)。
皆さんはスタンダードジャズ、お聴きになりますか?のりべぇは結構好きで、四季を問わず聴くのですが、これからの季節はスタンダードジャズを聴くのに時期だと思います。
ということで、秋にまつわるものを今回はフィーチャーしてみました。枯葉?それもいいのですが、今日は「オータム・イン・ニューヨーク(Autumn in New York)」をご紹介します。
元々は1934年にジョージ・ガーシュウィンの「愛弟子」、ヴァーノン・デュークが書いた作品。同年公開のミュージカル「Thumbs Up!」劇中歌として使われたのが最初だそうです。その後、フランク・シナトラを始め、多くのアーティストが次々とリリースしたことで、一躍スタンダードとして名を列ねるようになりました。
ジャズのスタンダード曲というのは、その成り立ちにこうした、20世紀初頭から前期にかけて書かれ、映画やミュージカルで初出、その後共作という過程を経ているケースが多いようです。
さぁ、能書きはこの辺にしまして、いろんなアーティストが作品をリリースしていますが、ここはのりべぇのお気に入りをご紹介したいと思います。まずはヴォーカル無しで(曲名をクリックすると視聴可能です)。
ケニー・バレル(Kenny Burrell)「Autumn in New York」ギターの旋律が温かみを感じる作品です。
モダン・ジャズ・カルテット(The Modern Jazz Quartet)「Autumn in New York」ヴィブラフォン(ヴァイブラフォン)をメインにフィーチャーしたMJQのド定番作品です。
次はヴォーカル入り。
フランク・シナトラ(Frank Sinatra)「Autumn in New York」同曲の歴史はここから始まった!とも言える、これまたド定番。この人が歌うと何でもゴージャスになります(笑)。
ヘレン・メリル(Helen Merrill)「Autumn in New York」ハスキーヴォイスが秋を妖艶に彩ります。
他にも多数のアーティストが歌唱・演奏しているのですが、これらをyoutubeなどで聴き比べながらの秋の夜長もなかなかよろしいかと思います。いかがでしょうか?
次回もお楽しみに!
(敬称略)
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