今日ののりべぇ 9月2日 日曜日(旧暦7月23日)

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夏休み改め、秋「も」集中企画!「しゃべくりのりべぇ」第3回

(もう少しだけ「しゃべくり」を続けます)

8月13日に「中断」してしまった集中企画です。夏休みの間、どれだけ書けるかチャレンジしようとしたところ、のりべぇの「システム」が「ダウン」してしまいました(笑)。「再起動」も完了し、前回予告の「こわーい」お話を。本当は怖くありませんよ(笑)。さて、今回のお題は、

さぁ、みんなで「復讐」しましょう!

です。復習ではありません。復讐です。えっ?そんなこと、ブログで書いちゃうの?それって、サイバーパトロールで引っかかっちゃうんじゃないの?犯罪助長にならないの?と思った方。のりべぇのブログでそんなことは書くわけがございません。ということで、この「復讐」について、少し長ーい前説から。

誰だって、辛い記憶はある(はず)

世の中にいる全ての人、とは申しませんが、辛い記憶はあると思います。友達に裏切られた、イジメられた、(恋人あるいは片思いの人に)振られた、離婚・不倫された、意味もなく解雇をされた、貸したお金が戻ってこない、あるいは犯罪被害者になったなど、辛い記憶というのは多岐に渡ると思います。ただ、例として挙げているものをご覧いただければお分かりの通り、全て、相手がいるものに限っていますが、辛いですよね。

以前、このブログでもお話ししたことがありますが、のりべぇが現在の仕事を始めた11年前。仕事をいただくにあたって研修を受けたのですが、その際、ビル内の男子トイレ内の個室から、「みんなで俺のことバカにしやがって!」と怒鳴っていた(であろう)男性の話を書いたことがあります。もちろん、その男性はのりべぇではないのですが、のりべぇはその男性の気持ち、自分なりによーくわかります。自分にも辛い記憶はありますから。もっというと、自分に辛い記憶があるということは、自分も誰かに辛い思いをさせたかもしれません。もしそうだとしたら、私は反省しなければなりません。

さて、こうした辛い記憶を、皆さんはどう乗り越えていますか?瞑想?あるいは朝まで飲んで憂さ晴らし?あるいは誰かに喧嘩を売る?いろんな方法がありますが、最後の1つはよくありませんね(笑)。少々乱暴な例えでした。

私は辛い記憶があった時、どうしたらいいか悩みました。「振られた」ことは両手では足りないほどありますし、交際中の女性が別れ話を切り出してきたとき、浮気をしたと面と向かって言われました。自分に原因があるのは承知していたとはいえ、解雇されたこともありますし、かつて仕事を辞め、ライターになりたい(当時は物書きと言っていました)と経営者に言った時も、「そんなのは夢物語だ」と言われたことがあります。それらを経験した時、どうすればこの辛い記憶を消し去ることができるだろうか?と悩んだんです。その時、この言葉を見つけました。それは、イングランドの詩人、ジョージ・ハーバート(1593-1633)が残したものです。

Living well is the best revenge.

様々な訳し方があるようです。「幸せに暮らすことこそが最高の復讐だ」、あるいは「優雅な生活が最高の復讐だ」、「愉快に暮らすことが最高の復讐だ」。Living wellという言葉をどう訳すかという違いこそあれ、最高の復讐はどうやら、人より一層幸せで豊かに、そして愉快に暮らすことのようです。

私はこの言葉に深い感銘を受けました。どんなに辛いことがあっても、その記憶を消し去ることは難しい。しかし、そんな記憶は取るに足らない些細なことだと思うためには、「Living well」であることを、この言葉が教えてくれました。

今こそ復讐の時!と思うこと

辛いことがあれば、その記憶を消し去ることに悩み、苦しみます。そして時にそのことだけを考え、自暴自棄になることすらあるかもしれません。一晩中涙を流すことだってあるでしょう。

でもその時はぜひ、この言葉を思い出していただきたいのです。そしてこう思っていただきたいのです。「今こそ、復讐の時!」と。

例えば、のりべぇはこんなことをしました。24年前「夢物語」だと面と向かって言われた経営者には、13年もかかりましたが、フリーライターとなり、12年目を迎えました。ずいぶん長い時間がかかりましたが、私はその経営者に「復讐」を果たしました。これは同時に、私を解雇した、当時の人たちに対する「復讐」でもあります。「私はこうして、きちんと「居場所」を持っている」と。

失恋についてはまだ途上ではありますが、きっちりと「復讐」させていただくつもりです。そのために仕事を頑張り、新たな業種へのチャレンジも始めようとしています。豊かな暮らしを実現することも、一つの復讐ですから。

もし、あなたがまだ小・中・高校生で、日常イジメにあっているのなら、大人にその状況を訴えることはもちろんですが、同時にあなたの中でも復讐を始めましょう。あなたは豊かで優雅な人生を送る権利があります。そのための準備を始めましょう。「勉強」するのではなく、「学び」ましょう。たくさんの言葉を読み、知ることは、必ずあなたを豊かで優雅な人生へと導きます。あるいは、健康であることを意識してください。10代の頃から健康を意識した暮らしを送れば、10年後、20年後にそれは結果として現れてきます。決して、イジメ相手を貶(おとし)めるのではなく、自分自身のLiving wellに集中して頂きたいと思います。

もし、あなたが職場でイジメに遭っているとしたら。あるいは、みんなから「バカ」呼ばわりされているとしたら。ここでは2つの「選択肢」をご紹介します。職場イジメは「転職のサイン」という考え方があるそうです。もしかしたらあなたは「巣立ち」の時を迎えたのかもしれません。もう一つは「改善」です。のりべぇは30歳で営業職「1年生」を経験しました。当然、未経験ですから、周囲から「出来損ない」だの「バカ・アホ」呼ばわりされていました。何度かの転職を経験しながら、「営業職」としての技術を習得していきました。同時に、自分の悪いところも「改善」していきました。これも「復讐」のための大切な過程です。「改善」を続けて、周囲をアッと言わせましょう。その時あなたの「復讐」は一つの完了をみるでしょう。

もし、あなたが失恋や離婚の辛い目に遭っているのなら、一層幸せになるための「復讐」を始めましょう。特に、相手が別れの時に言った言葉は忘れなくて結構。例えば、「お前よりカワイイ女の子と付き合うことにしたから」と言われたら、メイクやファッションに関する情報を徹底的に収集し、自分が一層素敵に見える容姿を目指しましょう。まだアイテムを買い漁ってはいけませんよ(笑)。まず大切なのは「情報」です。最近では比較的安価でスタイリストに依頼することも可能ですから、そうしたプロの意見を参考にしてみるのもいいでしょう。あるいは、最も身近なプロといえば、美容師の方です。美容院という場所は、女性に関するあらゆる情報が集まる「(女性に関する)最大の情報集積機関」です(女性に関する情報が知りたいという男性も、ぜひ一度行ってみてください。オススメです)。

もし、あなたが仕事を解雇され、同時に失恋、あるいは離婚という二重苦の状況に追い込まれていたら…。まずは自分自身の「再建」から始めましょう。「復讐」はそのあとに。

これはのりべぇの体験談ですが、転職活動中に失恋したことがあります。大きな方向転換を決断した時。心の支えともいえる恋人との別れは、やっぱり大きなダメージがありました。しかし、無職でいるわけにはいきませんでしたから、まずは転職を完了させました。やっぱり、生活の再建が優先となります。

これらはほんの一例です。辛い記憶というのは人の数だけあると思っています。ですから、この例を元に、今、あなたが抱えている辛い記憶に対し、どういう手順で「復讐」を果たすのかを考えてみてくださいね。

ここでもやっぱり「やり抜く力」を発揮しましょう

どうも最近、のりべぇのキーワードにもなっている「やり抜く力」。書籍のブームはもうとっくに去っていますが、最近読んだ本の中で、とても印象に残っていますので、ついこの言葉を引用してしまうのですが、やっぱり「やり抜く力」が大切だと思います。「復讐」すると、一言でいうのは簡単ですが、本当にあなたが「復讐」を果たしたいと思うなら、そのために自らが幸せで優雅な暮らしを実現しなければなりません。それも、「代用品」ではない、自分が心から幸せで優雅な暮らし。もちろん、100%達成できないことを悔やむ必要はありません。とかく日本人は失敗を恐れ、完璧を目指しがちですが、80%達成できれば「すごくいい!」、60%ならば「結構いい!」50%なら「半分も達成できたじゃないか!」と思うことです。たとえ30%であっても「グッジョブ!」と自分に声をかけてあげましょう。でも、「やり抜こう」、つまり「最大の復讐を遂げる」ことを忘れないでいただければ幸いです。

実は、辛い記憶の「向こう側」にいる人も、辛い思いを持っているかもしれない

のりべぇは聖人ではありませんから、失恋した時は、「どうして?」という気持ちになりました。相手の女性が不幸にでもなってしまえ、と思ったこともあります。そして今でも「どうして?」と、疑問に思うことはたくさんあります。ですが、実は辛い記憶を自分に残した「相手」、つまり、辛い記憶の「向こう側」にいる人も、実は同じように辛い思いを持っているかもしれないということを忘れたくないと思っています。たまーに、ですが。

もし自分が、もっと相手の気持ちに寄り添うことができていたら。愛情面、経済面、その他諸々。実は「幸せで優雅な暮らし」による「復讐」の達成は、こうした、実は足りなかったのかな?ということを「補完」するための「準備期間」でもあると思っています。

恋愛や結婚、仕事もそうですが、人と人が交じる場というのは所詮「ご縁」で結ばれているもの。ご縁の有無はなんとも言えませんが、自分にとって最適かつ最高の「ご縁」を手繰り寄せるには、結局のところ、「心と懐のゆとり」が大切、ということなのかもしれません。もちろん、懐のゆとりを示す「金額」は人それぞれですが、心のゆとりは常に大切にしたいこと、ですよね。

よくネットでは「リア充爆発しろ」などという言葉もありますが、たまにはそんな悪態をつきながら、Living wellを目指しましょう!

次回もお楽しみに!

(敬称略)

コメント

  1. ひーちゃん より:

    私 只今復讐中…。20年かかってるけど まだ完了してないの(笑)
    素敵な魅力ある女性になって あの時手放さなければ良かった!って思わせたい。
    この歳になっても? いえいえまだまだ 頑張りまーす(笑)

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