でも、主な内容は音楽とは関係ありません（汗）
すみません。2日分の「合わせ技」です。
では、まずはこの曲をお聴きください。
TERI DESARIO 「Over Night Success」
1984年、ソニーのカセットテープCMのために作られ、のちにシングル・アルバムリリースされた曲です。CM用の曲でありながらシングルカットし、なんと28万枚もヒット。しかも日本とオランダでしかリリースされなかったという、実に異例づくしの曲です。この頃、もうCM曲がリリースされるような時代になっていたんですね。
（ちなみに歌手のテリー・デサリオはアメリカ出身の歌手です）
Over Night Success 、つまりは「一夜の成功」ということですが、1980年代のアメリカンドリームの代表的なものといえばブロードウェイ。初日に人気を博すと、一気にスターとしてのチケットを手にし、一晩で一躍有名人！ということをOver Night Successというのだそうです。折しも同じ頃、「Flashdance（フラッシュダンス）」や「Staying Alive（ステイン・アライブ）」という映画（いずれも1983年）が大ヒット。ダンサーとしてのサクセスストーリーがウケた時代でもありましたから、実にタイムリー。またソニーのCMセンスが光っていた頃で、それもヒットの要因だったかもしれません。
さて、ここからは曲とは関係のない話へ入っていくのですが、今でもブロードウェイを目指す若者たちは多く、今でも「Over Night Success」を叶える人は少なくありません。しかし、時は2018年。今やyoutubeなどの動画ストリーミングサイトをはじめ、instagramなどのソーシャルメディアなど、身近にサクセスストーリーが生まれる場所が増えています。アメリカンドリームだって、今なら真っ先に浮かぶのは、いわゆるIT系のスタートアップ企業。amazon、tesla、そしてfacebook…。UberやAirbnbなんていうのもありますよね。時代は変わりましたが、いい時代になったと私は思います。まあ、最初にご紹介した曲のCM、なにせカセットテープですからね。最近、アナログメディアが注目されていますが、指先ほどの大きさの集積回路に何千曲も入る今の時代の方が、圧倒的に便利です。
実は、サクセスストーリーが、身近な場所から生まれる時代なんですよね、今って。昔も同じじゃないかって言われる方もいらっしゃるでしょうけど、今の方がチャンスにあふれていると思います。若い世代の人たちだけでなく、のりべぇのようなオジさんも、お姉様方も。80歳を過ぎた女性がiOSアプリを開発し、注目される時代ですよ。こんな時代、今までありましたか？そう思うと、毎日の暮らしがワクワクしてきませんか？もし実感がわかないという方。一例ですが、経済誌の「フォーブス（日本版）」などをご覧になってみてください（宣伝じゃありませんよ）。無料でメール配信をしています。難しい言葉も出てきますが、それは流し読みをしてもらって（のりべぇも難解な用語は飛ばします）。毎日読んでいますが、実に興味深く、面白いです。経済、ITだけでなく、ライフスタイルにまつわる話題も掲載されています。
もちろん、そうした時代の流れに逆行することだって、間違いじゃないと思います。一生をかけて、じっくりと取り組むことだってたくさんありますよね。入社後、1ヶ月未満で退職する新入社員が悪いわけでもありません。一方で、ひとたび取り組み始めた仕事に一生を捧げる人だっている。多様性の時代ですからね。
でも、2017年6月発表の「子供・若者白書（内閣府）」では、「ひきこもり」人口（15〜39歳）は、約54万人もいるのだとか（たまに外出する広義のひきこもりを含む）。こんな時代に、もったいない！でも意外と、自宅の一室でパソコンのディスプレイを凝視しながら、虎視眈々とサクセスストーリーを狙っているとしたら…。どう思います？というか、そんな「ひきこもり」の方がいたら、それはそれで興味深いですよね。人とのコミュニケーションは大切だと思いますが、多様性の時代ですから、どんなスタイルでも構わないと思います。そう思ったら、日々の暮らしがますます楽しいものに思えてきましたよ！みんな、毎日の暮らしをワクワクしたものにしませんか？朝から興奮気味の、のりべぇでした（笑）。
次回もお楽しみに！
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