スッキリ青空!のりべぇはお仕事!(笑)
今日の南関東地方は青空が広がり、とても気持ちのいい朝を迎えました。雨が悪いわけじゃありませんが、やっぱり青空は気持ちがいいものです。
そんな日はお出かけるのもいいのですが、のりべぇはあえてお仕事です(笑)。せっかくAfter Effectsの使い方の一つを覚えたのですから、もう少し覚えたいな、というのが今日ののりべぇ。本当はビデオカメラを持って外出し、動画撮影の練習(というよりのりべぇの場合は復習)というのも必要なんですけどね(笑)。
のりべぇは恵まれた環境で、撮影の基本をマスター
これは私の、数少ない自慢話になりますが、私は撮影の基本を習得することができました。それは今もなんですが、初めて私が動画撮影を経験したのは、今から35年も前のこと。中学3年生の時です。
地元のボーイスカウト団に入っておりまして、そこで8mmフィルムによる撮影を行っておりました。富士フィルム製の「シングル8」と呼ばれる、カセット式のフィルムを入れて撮影するものなんですが、ハイキングの途中でリーダーから手渡され、「のりべぇ、撮ってみな?」と言われました。手渡された8mmカメラは「パンフォーカス」と呼ばれるもので、ピント合わせが不要。ただしズーム機能のないものでしたから、撮影は簡単、と思いきや、実は簡単そうで難しいのです。それは、「パン」と呼ばれる、レンズの向きを変える動作。これでもかというくらい、ゆっくり動かしませんと、後でスクリーンに映す時、目が疲れます。それを教えてくれたのは、私にカメラを手渡してくれたリーダーでした。
しかし、その時の体験が私の人生に大きな影響を与えてくれました。翌年、30分程度の動画ですが、BGMを加えながら、なんとか記録映画を作りました。今思えばひどい作品ですが、本当に楽しかったです。
今はパソコンだけでなく、スマートフォンでも気軽に動画を撮影でき、編集も全て簡単に行えますが、当時は現像されたフィルムを専用のカッターで切断し、テープで貼り合わせるという手法。これは根気のいる作業でした。切った・貼ったは簡単なんですが、一つの作品を作り上げるということは難しいのです。それが記録映画であっても。
まずは撮影しましたフィルム(動画)を全部観ます。そこから、どの場面を切り取り、貼り合わせるかを決めます。そしてストーリーをまとめていくのですが、これは素材がフィルムであろうが、ビデオであろうが、あるいはデジタルデータであろうが一緒。その基本となるものを15歳の時に体験させてくれた方々には、本当に感謝です。
最近では、プロのカメラマンさんとご一緒してのお仕事も年に10回ほどありますので、動画、スチール、果てはパノラマカメラ(最近は360度撮影可能なカメラが市販されてますよね)に至るまで。どのように撮ると効果的なのかを近くで見ることができます。私の場合は撮影されたものをまとめる仕事がありますから、当然、カメラマンさんと原稿やWebサイトのストーリー(この場合、カット割り)を考えながら撮影してもらいます。でも、ここで大切なのがカット割り。時間をかけてじっくり考える暇などありません。カメラマンさんも他の現場がある場合もあります。拘束時間が限定されている中、ここで役立っているのがおそらく、自身の過去の経験なんでしょう。この文章を書くまで忘れていました(笑)。
これも自慢になってしまいますが、カメラマンさんと一緒のお仕事の際、もっとも心がけているのが「決断は短く、撮影はじっくりと」。どこをどう撮ってもらうかの相談時間は、カメラマンさんが選んでくれるアングルを参考にしますが、アングルの決定はできる限り短い時間で済ませます。その代わり、カメラマンさんが撮影に費やす時間を最大限確保。「餅は餅屋」の論理ですが、これを心がけているおかげで、全体の撮影時間を短く抑えることにも繋がっています。アシスタントよろしく、ものを動かしたり、元に戻したりという作業もお手伝いするのがのりべぇです(笑)。
せっかくタダでついてきてるんだから、使いましょ?
今時のスマートフォンは、すんごいカメラがついています。4K撮影ができるんですから。4Kですよ、みなさん。やっとBSで本放送が一部始まったばかりの4K動画が、付属のカメラで撮れる時代なんです。せっかくタダでついてきてるのですから、使わないのはもったいない。しかも編集ソフト(アプリ)までタダでついているんです。動画に限らずですが、どんどん撮って楽しんでみましょう!特にのりべぇの世代の方。お子さんの運動会を撮るだけでなく、どんどん外に出て、撮りまくりましょう(笑)。
のりべぇの動画は近日中に「ノリス・ラボ」でもご紹介しますね。
次回もお楽しみに!
コメント