男が歌ってはいけない?曲〜「Cry me a river」
世の中には、男が歌ってはいけないであろう曲というのが結構あります。女性ボーカルだからキーが合わない、というわけではなく、この場合は歌詞に由来します。今日はそんな曲をご紹介しようと思います。
Julie London 「Cry me a river」
1953年にアーサー・ハミルトンによって作詞・作曲され、上記のようにジュリー・ロンドンが1955年にリリースし、大ヒット。スタンダードナンバーとして、多くのアーティストに唄われている曲となりました。
なぜ男が歌ってはいけないと書いたかと言いますと、前述の通り、その歌詞です。
簡単にご紹介しますと、自分を裏切った男が復縁を求め、その男に「もう遅いわ。(あんたなんて)川のように泣けばいいわ」というような内容の詞です。詳しい歌詞はぜひお調べいただくとしまして、これはさすがに、男が歌うというのは、気が引けます(笑)。と言いつつ、エアロスミスは1982年リリースのアルバム「Rock in a Hard Place」に収録していますが…。
のりべぇが個人的に好きな「Cry me a river」は1980年代後半に大ヒットしました、ヴィクター・ラズロ(Viktor Lazlo)が歌う、フランス語のバージョンです。
Viktor Lazlo「Pleurer des Rivières」
ジュリー・ロンドンのギターとウッドベースによる演奏と比べ、一層哀愁の漂うアレンジが施されていますが、フランス語の響きが心地よく、実にしっとりとした曲に仕上げられています(ヴィクター・ラズロは同じようなアレンジで英語でも歌っています。ぜひ聴き比べてみてください。英語版はこちら「Cry me a river」)
のりべぇは女性をふったという経験がありません(振られた経験は両手でも足りないくらい!)ので、この歌詞の内容はわかりませんが、女性を裏切り、復縁を求めた挙句、「川のように泣けばいいわ」などと言われないような人生にしたいものです(笑)。
次回もお楽しみに!
(敬称略)
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