今日ののりべぇ　5月26日　 土曜日　（旧暦4月12日）

土曜日の雑感〜のりべぇは二択に弱い（または中途半端なレフティ）

唐突ですが、皆さんは人とすれ違う際、相手と同じ方向に避けようとしてしまい、ぶつかりそうになった、あるいはぶつかったことってありますか？のりべぇの場合、ぶつかるまではないものの、何度も相手と同じ方向に避けようとしたことが多数あります。最近までは。実は最近まで気づかなかったんです。なぜ相手を避けようとすると、相手と同じ方に進もうとしてしまうのかが。実におバカなのりべぇです（笑）。

そもそも、歩行中に人と正面衝突しそうになる場面って、そうそうあるものではないでしょう。しかし困ったことに、のりべぇの場合、平日はそういう場面に出くわしてしまいます。生活のほとんどを都内に依存していますと、避けられないことのようです。もちろん、都内に限らず、いわゆる都市圏にお住いの方なら、朝夕の通勤時、あるいは混雑する店内などで同様のことがあるかと思います。

さて、歩行中に人と正面衝突しそうになる時、あなたはどうしますか？

A.　左右のどちらかに避ける

B.　一旦立ち止まる（一瞬でも相手の動く向きを見る）

B.を選んだあなたは賢明です。でも、人は反射的にA.を選択します。しかし、A.を選択すると、今度はもう一度選択しなければなりません。

A.　左に避ける

B.　右に避ける

この場合、B.を選択する人が多いことに気づきました。今更？のりべぇはそういうところの気づきが他の人より遅かったようです。のりべぇのおバカぶり全開です（笑）。と言うより、なぜ気づかなかったのか？それはのりべぇが左利き、ゴルフでいうところのレフティだからです。

実はのりべぇが3歳の時、箸を左手で持ったのを見た母と祖母が「矯正」したおかげで、箸を持つ手とペンを持つ手は右手です。しかし、利き目は左、利き足は左です。ラケットは左手で持ちますし、ビリヤードのキュー（棒）は右手を前に出し、左側で持ちます（最初に左手を前に出す方で教わったので、両方でキューは突けますが、利き目の関係でズレます）。これを、人を避ける時に当てはめますと、反射的に左に避けようとします。そうしますと、相手は右利きであることが多いのか、右に避けようとするので、同じ方向に避けるようになってしまい、今度はのりべぇが右に避けようとしますので、相手は逆の左に避けようとし、またぶつかりそうになる…。こういうことが度々ありました。理屈ではわかっても、とっさの時には出ますね。左に避けようとします。

これに端を発するわけではないのですが、のりべぇは二者択一、いわゆる二択に弱いです（笑）。とっても苦手です。これは瞬時の判断を求められることが多いビジネスシーンでは結構不利です。苦手意識がありますから、余計に不利になります。

また、人とは逆の動きをすることが少なくありません。左利きだからという理由ではないのでしょうが、例えば先日亡くなられた西城秀樹さんの「ヤングマン(Y.M.C.A)」の振り付けの「C」が逆になったり、EXILEの「Choo Choo Train」のグルグル回るやつ（正式名称はないのですが、ロールダンスと呼ばれることが多いようです）も、みんなと逆になります（笑）。

おっと。ここでいつものトリビア（笑）ですが、「Choo Choo Train」はパフォーマンスするアーティストにより向き（回り方）が変わります。youtubeを見て検証しましょう（アーティスト名をクリックしてね）。

最初にリリースした　ZOO（1991）：（正面から見て）時計回り

のちに大ヒットした　EXILE（2003）：（正面から見て）反時計回り

のりべぇは原曲のZOO世代なので、実は間違っていなかった？ということになりそうです（爆）。でもこれじゃ、ただのオッさんです（笑）。

本題に戻りましょう。「Choo Choo train」は別として、のりべぇの二択に弱い、向きがみんなと逆になってしまうという悪癖はなんとか治したいものです。その一つが実は人とすれ違う際の向きを直そうというものだったんですが、わからなくなった時は最初の選択肢B.の「一旦立ち止まる」を実行しています。もちろん、そのあとの動きも大切なのですが、たいていこちらが立ち止まりますと、相手がどちらかに避けてくれますので、それを待つというのも一つの選択肢となります。

となると、人とぶつかりそうになった場合、結果的にこういう選択肢になります。

A. 左に避ける

B. 右に避ける

C. 立ち止まる

実はのりべぇ、意外と三者択一、三択は強いのです。なんだか「クイズダービー」の竹下景子さんみたい（これがわかる人、バブル世代以上の方です）。つまり、二択を迫られた場合、もう一つ選択肢を増やし、三択にするという…。まあ、なかなか日常でそんなことをとっさにできるものではありませんが、少なくても人生の重要な場面での二択は避けたいと思っている、のりべぇでした。お粗末様でした。

次回もお楽しみに！