「週末のから騒ぎ」も、ひと段落ののりべぇ…。
WBC(の予選)が週末開催でよかったぁ!なんてね(笑)。
実際には木曜日からスタートしたんだから、週末開催と呼ぶには少々無理があるけど、それでも週の後半に寄った試合日程で、まずは1次ラウンドもひと段落(他の「プール B」4チームは、今日も試合があるけど)。平穏な月曜日となっております。
いやいや、そんなことより大変なことが…。
って、週末の時点で「月曜の東京市場は荒れるかもよ」って言われてたんだから、ただその通りになっただけ。米国・シリコンバレーバンクの経営破綻(10日)で、東京市場の株価も大打撃。ついでに円高も進み、織り込み済みのはずの相場も、結局影響を受けてしまいました。慌てて米国政府も預金者の預金保護を発表したようですが、同日には仮想通貨系銀行のシルバーゲートバンクも破綻。12日にはシリコンバレーバンクの影響らしい、シグネチャーバンクの事業停止もあり、人ごとではなくなりそうであります。
ちょっと思い出してみよう。歴史の教科書を。
近年、よく言われることではありますが、この機会に、歴史の教科書で書かれていた内容を、ちょっと思い出してみてください。世界史じゃなくていいですよ(笑)。中学の歴史くらいで大丈夫です。
今からちょうど100年前、1923(大正12)年9月1日に発生したのが、関東大震災。震源地こそ違いますが、東日本大震災は2011(平成23)年3月11日でした。スペインかぜは1918(大正7)年からおおむね1920(大正9)年にかけて大流行しました。そして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2019(令和元)年に発生し、まだ終息はしていません。これらのサイクル(20世紀と21世紀にそれぞれ起こった事象の「時間の間隔」)は、ざっくりと90年から100年程度。ということは、今回の米国における銀行の経営破綻は、100年近く前に起こった世界恐慌(1929(昭和4)年)の再来か?と、考えずにはいられません。なにせ、歴史は繰り返される、っていいますしね…。あなおそろし。
まあ、リーマンショックほどではないのかもしれませんけどね。だけど…。
近年の米国を見れば、2008(平成20)年にはリーマン・ブラザーズ証券の破綻、いわゆるリーマンショックがありました。今回のシリコンバレーバンク経営破綻は、銀行の規模こそ全米16位だそうですが、政府が早々に預金保護を発表。リーマンショックの際は政府保護はなかったわけですし(そもそも証券会社と銀行の違いもあるのですが)、あの時ほどのインパクトはないかな?と思いたいところです。しかし、一つの綻びが大きな亀裂を生むように、この一件が景気悪化へとつながらないことを切に願っております。もっとも、貧乏人ののりべぇには関係のない話ですけどね(笑)。
明日もお楽しみに!
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