久々のブログですが、連日怒りと悲しみの日々です…。
2月25日以来のブログ。啓蟄もふっ飛ばしてウクライナ情勢の情報収集、継続中です。そして…。
日本時間2月25日午後。臨時ニュースで知ることとなった、ロシアによるウクライナ侵攻。その前より情報収集を行っていたとは言え、まさか本当に勃発するとは…。と、目と耳を疑ってから9日を迎えました。当初は首都「キーウ」(注:キエフはロシア語読みのため、欧州と揃えてウクライナ語の発音である「キーウ」に改めます)陥落が3日以内と言われておりましたが、ウクライナ軍、あるいは国民による義勇軍などの力により、現在も首都を維持している状況にあります。なんでも、1日で奪取したはずのロシアによる制空権が結局獲られていなかったとか、対戦車攻撃が奏功している、予定より早く地面の凍結が融解し始め、部隊の前進を阻んでいるなど、諸説あるようですが、ウクライナ政府は首都を死守しているということは事実です。ただし、「首都陥落」も時間の問題ではないかと言われ、予断を許さない状況に変化はなさそうです。
本ブログ執筆時点ではまだ2回の停戦協議しか行われておりませんが、両国とも一歩も引かない構えで、このままでは停戦はおろか、最悪の事態も避けられなくなってしまう勢いです。既に欧米諸国からの経済制裁により、誰が見てもロシア側の一方的な敗北にしか見えないのですが、振り上げた拳が下ろせないようで、このままでは1991年の「ソ連邦崩壊」を上回る規模でのロシア崩壊を招いていまい、再び多くの国民を犠牲にしかねません。一部マスコミでは「ウクライナ国民の犠牲をこれ以上出さぬよう、ウクライナが手を引くべき」という論調も見られますが、引くべきなのは「ロシア」、これしか選択肢はありません。
ウクライナ情勢次第で、周辺国にも影響が出ることは不可避か?
いやいや、この侵攻が今すぐ終わることを願っているのは間違いないのですが、膠着状態が続きますと、紛争地域が拡大するのではないかという懸念も拡大してまいります。既にバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)、スウェーデン、フィンランドの国名がロシアにとって次のターゲットだとして上げられているというのは、バルト三国がロシアと国境を面し、かつNATO(北大西洋条約機構)加盟国である点、あとの2カ国については、ウクライナ同様、NATO加盟を希望、あるいは予定していることが理由です。つまり、ロシアにとって「西側のお友達」になられることは実に居心地の悪いことなわけです。これについてはかなり初期段階からテレビでも話題になっていますが、互いに悪さをしなければ敵対心など抱くこともないわけで、どうもプーチン大統領は「臆病な人」なのかと勘ぐってしまいます。しかし既にその臆病ぶりが多くの人(しかも自国の若い兵士まで)の命を奪っていることは事実ですから、臆病者と中傷するだけでは済まないことを連日行っています。
今後も注視を続けます。
通常の業務を続けながらとは言え、引き続きウクライナ情勢につきましては注視を続けます。ブログが配信減少しておりますが、ゆっくり回復させようと思いますので、どうぞお楽しみに。
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