「旧暦ダイアリー」(11月5日(金)・旧暦10月1日)

今日ののりべぇ
これまでの投稿

はい、今日から旧暦の10月です。

月の異名は「神無月」。実は結構「誤解されています」。

 (前回予告より)
  (中略)旧暦の神無月はこの日から始まります。もちろん、ものまねタレントの「かんなづき」さんではありませんね。字も違うし…(ものまねタレントの「かんなづき」さんの字は「神奈月」です)。また脱線しちゃった。(後略)

 なんて前回書きましたけど、ものまねタレントの神奈月さんの名前の由来の一つに、「生まれ月は?」と、名付け親の「松みのる(稔)氏」に聞かれ「神無月です!」と答えたエピソードが挙げられるのですが、実は神奈月さん、11月生まれ(11月の異名は霜月)だったそうな。それで無を奈に変えて芸名にしたそうです。ミスが転じて芸名となったというお話でした。

 あ~。誤解の話はそれじゃなくて…。こっちが本題です。

 「神無月」という異名が「災い」し、実は中世の頃から思わぬ誤解を招くこととなった月の異名なんです。
 元々は「無(な)」という文字が「の」を意味し、「神無月」イコール「神の月」という異名が生まれたというのが最も有力な説です。これは6月の異名「水無月」にも言えることですが、とりわけ「神無月」の場合、こんな字ですから、「神のいない月」と誤解され、各地の神様が総本山ともいえる出雲大社に集まるという俗説が登場したことでこれが定着したと言われています。もちろん諸説あるとはいえ、これが最も有力な説&誤解というわけです。神奈月さんのエピソードのほうが面白かったですね(笑)。結論。ご近所の神様はお留守ではありませんよ(笑)。

その代わり、神事は結構各地で行われます。

 まあ、誤解を招くきっかけというのは他にもありまして、出雲大社などで旧暦10月に行われる「神在月」の神事をはじめ、「神迎えと神送り」が各地の神社で行われます。それゆえに神様も行ったり来たり大変ですね〜ってなるのでしょう。

そうそう。出雲大社といえば…

 島根県には出雲空港ってあるんですが、愛称はなんと「出雲縁結び空港!急げ!のりべぇ!今なら(縁結びの)最終便に間に合うぞ!なんて言わないで〜(笑)。のりべぇが乗れる最終便はもう出ちゃったから〜(涙)。おいてけぼり〜!
お粗末様でした。

次回予告〜次回は11月7日(日)です。

立春・立夏・立秋とくれば、立冬です。

 次回の「旧暦ダイヤリー」は11月7日にお送りします。7日は立冬です。 そして立冬は、「あられ・おせんべいの日」でもあり「ココアの日」でもあります。でも、(株)リットー・ミュージック(ギター・マガジンとかデジマートなどを発行・運営している出版社ね)とは関係ありません、多分。詳しいお話は、次回。

では、次回もお楽しみに!

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