「旧暦ダイアリー」(10月20日(水)・旧暦9月15日。配信は1日遅れの21日)

今日ののりべぇ
これまでの投稿

すみません。1日遅れの配信でございます。

満月に見とれて配信を忘れたわけではないんですけどね(笑)。

 いやぁ、昨日の満月はタイミングもよく、なかなか良い姿で見ることができました、って、配信遅れたら意味ないじゃないか(爆)!。すみません。次回は気をつけます。

ということで、本日の本題。「秋の土用」について。

夏の土用のお話をした際にも書きましたが…。

 日本人は「土用」と聞くと反射的に「丑の日」となり、「うなぎ」を連想されると思います。それだけ平賀源内の影響を原題も受けているということで、流石、日本最古(かどうかは知らんけど)のコピーライターだけありますね。ですが、元々は立春・立夏・立秋・立冬の直前約18日間を指すものであり、概ね季節の変わり目に相当します。季節の変わり目といえば、なんとなく想像がつきますよね。この時期になると体調不良を訴える方、多くありませんか?多少前後するとは思いますが、花粉症や夏バテ、あるいは冷え性など、案外とこの土用の時期に発症するケースが少なくありません。もちろん気象変化は毎年ありますから、大きく時期がずれることもあるでしょう。ですが、概ねあっているかと思います。
 結論から申し上げれば、土用の時期は季節の変わり目だから体を癒やし、あまり無理しないよう過ごしましょう、ということになるかと思います。今のように自然科学が発達する前にも、こうして暦をもとに健康維持・対策を講じていたという、先人たちの知恵ですね。

ちなみに、秋の土用って何が良くて、何が悪いの?

 土用といいますと、するといいこと、悪いことというのがあります。秋の土用で申し上げますと、「辰の日」(直近でしたら10月23日土曜日)に「た」のつくもの、例えば「たこ」だとか「玉ねぎ」を食べたり、「青いもの」、例えば青魚を食べるといいそうです。
 逆に悪いこと、つまり、してはいけないことというのは、土を触る(動かす)こと、農作業や土木作業などを指します。また、新しいこと、移動すること、新規事業や転居、旅行などです。とはいえ、そんな事を言っていたら現代社会は回らなくなりますので、気にしないという人が大勢でしょう。一応、土を触る(動かす)事ができる例外日、「間日」が土用には設定されていますが、今回は割愛します。食べ物の話も、土を触らないで、という話も、要するに滋養をつけて、お仕事を適度に休みましょう、ということの裏返しみたいなものです。現代社会に当てはめるなら、夜ふかしせず、車などの運転に気をつけつつ、体にいいものを食べましょう、という解釈でいいのかもしれません。

次回予告〜次回は10月23日土曜日です。

 次回は送れずに配信します(笑)。そういえば今週に入り、一気に涼しさを通り越して寒くなりましたよね。実は23日は二十四節気の1つ、霜降です。って言っても、お笑い芸人でも、牛肉のサシでもありませんよ(笑)。そのへんのお話は次回。

次回もお楽しみに!

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