今週は特に「ネタなし」。ですが、
あっという間に「アイスコーヒー」、じゃなくて「新暦の8月も終わり」ですねぇ〜。
見出し内の元ネタにお気づきのあなた。バブル世代以上の方ですね（笑）。主に1970ー80年代ですが、缶入りの「ポッカアイスコーヒー」が、田中邦衛さんと一緒に出てきたCMがあったんですよ。その時のCMソングが「あっという間に、アイスコーヒー」で、そのままキャッチコピーにも使われています。ポッカコーヒーといえば、長年田中邦衛さんがCM出演をされていました。今だと、味の素AGFのボトルコーヒーシリーズで、原田知世さんが子役タレントと一緒に出演しているCMに相当するでしょうか…。残念ながら田中邦衛さんは本年鬼籍に入られました。原田知世さんは今もお綺麗なお姿でご活躍されていますね。
さて、今週の本題です。
季節に「まつわるネタ」はなくても、季節は確実に秋へと進行中…。
今年は中旬の前線停滞により、全国高校野球選手権が大幅に順延。秋の訪れを感じるどころか、金属バットの小気味いい音がテレビから聞こえる状況となっています。これはこれで楽しみではありますが、なにせ関東エリアは緊急事態宣言下でプールは軒並み閉館。公共施設も一部制限がかけられ、またも子どもたちにとって辛い日々が続いております。いい加減にしろ！と思いつつも、最近は10代以下の感染も続いており、やむを得ない行動制限といったところでしょうか。
夜はもはや「秋到来」。鳴く虫の種類がかわりました。
皆様もお気づきのことと思います。マツムシなどの鳴き声が、この1週間以上ですが、聞こえるようになりました。耳を澄ませば、他の秋の虫の音も聞こえ始めています。日が落ちれば季節はもう秋。今年も夏の終りは静かに訪れ、静かに去っていくようです…。
童謡の歌詞ではありませんが、
「ちいさい秋みつけた」(1962年リリース)という、童謡としては比較的若い曲がありますが、そのタイトル通り、秋というのは夏のダイナミックさもなければ、春のような華やかさもなく、かといって冬の厳しさも持ち得ない、実に小さなものの連続のような気がします。いや、秋の味覚というのは年間を通じても最も美味なものが多いというのは承知の上でありますが…。
散々「暑い！」と言いながら汗をタオルなどで拭い、「もう（夏は）終われ！」とか思っているくせに、終わると寂しさを感じるのが夏ですね。去年、今年と2年連続で存分に夏を味わえなかった方も多いのではないでしょうか。そう思いますと、余分に秋の訪れに寂しさを募らせてしまいます。
しかし、季節の風物詩は「均等に」やってまいります。
なにせ1年を24で割った「二十四節気」をはじめ、毎年同じような時期に同じイベントが参りますので、特定の時期だけ寂しくなったり忙しくなったりということはありません。意外とこうした季節のイベント・風物詩を追いかけておりますと、季節を問わず、日々の暮らしに彩りが増えてまいります。秋というと落葉の色、主に茶色を想像しがちですが、落葉一つとってみても、黄色、赤色、そして茶色など、主に暖色ではありますが、実は樹種によって葉の色づき方が違います。そこに季節の言葉を添えてみますと、落葉の印象が変わってまいります。ぜひこの秋は、些細な色の変化、気温の変化などにも目を向けてみてはいかがでしょう。
次回もお楽しみに！
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