のりべぇの、音楽、だいすき! 3月30日 金曜日 (旧暦2月14日)

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音楽の嗜好は、男性だと14歳の時に聞いた曲に影響を受けるそうな…

いきなり難しい話から入ってしまった、今日の「音楽、だいすき!」ですが、先日、ニューヨークタイムズで、そういう結果が出たという記事が掲載されました。

Seth Stephens-Davidowitzによる研究結果らしいのですが、最近流行の音楽配信サービス「Spotify」のデータを元に、人々が聞く音楽を分析した結果、男性なら13歳から16歳、女性なら11歳から14歳に聞いた音楽の影響が、その後の人生における音楽嗜好を決めるそうです。さらに、男性の場合は14歳、女性の場合は13歳に聞いた曲が最も影響を与えるそうです(いずれも平均値)。最近はこうしたビッグデータを元に、音楽嗜好を決める年齢まで統計で出してしまう時代になってしまいました。

もちろん、これらは統計ですから、全ての方に当てはまるとは限りませんが、のりべぇの場合はほぼこれに当てはまります。と言うより、ちょうどのりべぇが13歳から16歳と言いますと、1983年から1986年にあたり、日本では洋楽ブームが起こった年であり、のちのJ-POPに通じる日本のポップスが盛り上がった時期と重なります。

1983年から1984年にかけては、マイケル・ジャクソンやマドンナ、プリンスなど、今でも語り継がれる80’sの洋楽アーティスト全盛期でもあります。国内では1985・1986年と言いますと、TUBE(当初はThe TUBE)やHOUND DOG、BOOWY(正式には二番目のOはストローク符号のO)がヒット曲を発売した頃でもあります。実に多彩なアーティスト、楽曲が連日連夜、テレビやラジオから聞こえてきました。しかも2018年現在でもその影響を受けたアーティストが活躍しているのを見ますと、画期的な時代だったのかもしれません。

そんな時代に思春期を迎えたのりべぇですから、好きな音楽には幅があります。J-POP全盛期の1990年代とは異なり、まだ洋楽もどんどん入ってきた時代。とにかく好きな音楽に浸っていました。

しかし、一番のりべぇの心に残ったのは、意外にも映画のサウンドトラック、通称サントラです。当時、NHK-FMでは映画音楽の番組が放送されていまして、深夜にはFM東京(当時。現在はTOKYO FM)で「ジェットストリーム」と言う番組で、映画音楽(実際にはイージーリスニングと呼ばれる、オリジナルサウンドトラックの曲をオーケストラが演奏したものなど)に触れる機会が多かったんです。早い話が、映画の中で使用されるBGM、主題歌などを収録したアルバムのことです。

以前はサウンドトラックと言いますと、通称「スコア」と呼ばれる歌なしのBGMが主体でした。もちろん主題歌も入っているのですが、歌入りの楽曲を中心に構成され、しかもそれが音楽チャートを席巻したのが「フラッシュダンス」(1983年)でした。この頃からサウンドトラックもポップスチャートに入ってくることが増えまして、サウンドトラックも面白い時代になっていきます。

こう考えますと、のりべぇの音楽嗜好は間違いなく13歳から16歳の頃に作られていったと言って間違いなさそうです。その証拠に、CDコレクションを見ますと、80’sポップスを中心に、オリジナルサウンドトラックなどが全体の半分近くを占めています。もちろん、ブルーノ・マーズも聞きますけどね(笑)。ただ、J-POPは世代ではないのか、あまり聞きません。好き嫌いではなく、当時の音楽嗜好がそのまま生きているだけです。

こう考えてみると、ご自身の音楽嗜好を紐解いてみるのも楽しそうですね。

次回もお楽しみに!(敬称略)

コメント

  1. ひーちゃん より:

    そんな統計が出てるのですね。
    私の13歳は 兄の影響でフォークソングをよく聞いてました。
    アコギにハーモニカ 憧れたけど Fの音がどうしても出なくて断念したなぁ…

    音楽私も大好きです。
    感情移入ができるから…。

    • Norris より:

      ひーちゃんさん、コメントありがとうございます。フォークですか。いいですねぇ。私の弟も、ちょうどひーちゃんさんと同じ歳の頃に中学の軽音楽部に入り、フォークギターを操っていました。しかし、いつしかエレキギターに持ち替え、ロッカーに転身していました(笑)。でも今は3児のパパです(笑)。

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