日刊のりべぇ 1月26日火曜日(旧暦12月14日)

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(本日の内容)・うわぁ〜!書くネタがな〜い!・また思い出しました「フェリーニの8 1/2」。・現実逃避?ええ、仰る通り。・今日の「のりべぇの雑感」

うわぁ〜!書くネタがな〜い!

いや、厳密に言うと「書けるネタがな〜い!」です。

 このブログを含め、公の場、特に文字などで残る際の私の信条として、
 1.他人の批判はしない(たまに愚痴るけど)
 2.乱暴な言葉を避ける(わざと例示の際に書くことはあるけど)
 3.公序良俗に違反しない(これは多分大丈夫)
という3か条があります。まあ、よくも悪くも常識人でありたいという私のスタンスが信条となっているのですが、これを遵守するばかりに、書くネタ、と申しますか、書けるネタというのが枯渇することが時々あります。困った話ですねぇ。これで13年間フリーライターを標榜しているのですから…。プロならなんとかしろ!と思われそうですが、このブログに限って言えば「俺が法律だ!」(爆)という、暴君さながらの言い訳を叫んでしまいそうです。
 まあとにかく、そういうことです。つまり、書くネタがない、ということ。偉そうに言ってしまい、申し訳ありません。

また思い出しました「フェリーニの8 1/2」。

次回作の案が浮かばず苦悩する姿、そして「人生はお祭りだ」。

 イタリアの巨匠、フェデリコ・フェリーニ監督による1963年の作品「8 1/2」(邦題:8 1/2(はっかにぶんのいち)、原題:Otto e mezzo)。あらすじは、映画監督のグイドは、新作を練るために、療養を兼ねて温泉地を訪れるのですが、新作のアイデアが浮かばず、スポンサーたちに対応する苦悩を積もらせるうちに、現実逃避の世界に自らをいざなってしまう、というものです。ラストシーンの直前にグイドの「人生はお祭りだ」は有名なセリフです。
 私は映画監督でもなければ、巨匠と呼ばれるには程遠い男ですが、クリエイターの端くれとして、文章のアイデアが枯渇することがしばしばあります。誰もが経験することとはいえ、いかに枯渇させることなく文章を紡いでいけるかがライターの基本であるのに、どうも上手く行かないものです…。ただ、興味深いのは、本作のグイド同様、私も現実逃避の世界に飛び込んでしまうこともあり、まあ、似たところがあるのかな?などと思ってみたりもします。

現実逃避?ええ、仰る通り。

人生はお祭りですから、ね(笑)。

 「恋は男と女 二人きりの祭りさ」と歌ったのは、ブレッド&バター(当初はル・ミストラルというユニット名で発表。作詞:なかにし礼、LINDA RHEE 作曲:筒美京平)でしたが、恋だけでなく、人生もお祭り。喜怒哀楽様々な場面がありますが、お祭りだと思えば、日々の気分もいやが上にも高揚するもの。嫌なことがあれば、現実逃避も時にはOK。いや、むしろ現実逃避というなのパラレルワールド(並行世界)に行ってしまえ!と思ってしまいますよね。あのプロ野球界のレジェンド、イチロー氏は、子どもの頃、自分がプロ選手になったかのように実況中継を口真似していたとか。しかもWBCの決勝戦で放った会心の一撃の際も、バッタボックスに立つ際、頭の中で実況中継が流れていたとか。もうこうなると、自らが会心の一撃を決める前に、並行世界では既に一撃を決めているのですから恐れ入ります。そして本当に決めちゃうのですから…。
 でも、イチロー氏の話ではありませんが、我々も同じなのかもしれませんよ。とりわけ日本で生活をしていますと、現実離れした話をすると敬遠されたり、仲間はずれにされることが少なくありませんが、意外と現実離れしたことを言う人に限って、とんでもなく大きな成果を上げることも少なくありません。一見すると現実離れしているように聞こえても、実は既に並行世界とつながっていて、実現に向けて歩みだしているのかもしれません。よく例としてあげれますが、スマートフォンのことを昭和の時代の人に話したら、多くの場合、そんなバカな、と言われてしまうでしょう。さすがに当時売っていた「みらいの図鑑」に掲載していた世界(主に小松崎茂氏が書かれていたイラスト)、とりわけ「空飛ぶ自動車」はまだありませんが、人を乗せる自動運転のドローンは「技術的には」可能です。デジタル技術の進化が、「ぶっ飛んだ発想」を一気に現実に引き寄せています。科学技術だけでなく、我々の生活も、もしかしたら現実逃避の先にある並行世界を現実に引き寄せることができるかもしれませんよ。

今日の「のりべぇの雑感」

のりべぇが現実逃避した先にある世界って、何だと思います?

 人々が現実逃避をした先にある世界こそが、自らが理想とする世界だろうと推測すれば、あながち間違いでもなさそうです。少女漫画の「恋する乙女の世界」が理想だと思う人もいれば、「インディ・ジョーンズ」シリーズよろしく、冒険活劇に憧れる人もいるかも知れません。翻って、私、のりべぇの現実逃避先の世界って、どんな感じだと思いますか?それは「ジェットセッター」。多分、「グローブ・トロッター」と訳したほうが正しいかもしれませんが、海外を飛び回ってビジネスをするという姿。な~んだ、面白くねぇ!って言わないでくださいね(笑)。先日お話した、5ヵ年計画のゴールととして、掲げている目標がすなわち、私の現実逃避先の世界なんです。つまらないでしょ(笑)。でも、現実逃避先にある世界=自らが理想とする世界という図式通りになっています。私の場合はね。
 小さな歩み故に、その目標に向かって日々前進できているかどうか定かではありませんが、手繰り寄せようと思う気持ちは日々高まっています。さて、どういう結果になるでしょうか?乞うご期待!

明日の「日べぇ」もお楽しみに!

(敬称略)

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