(本日の内容)・してますか?「デジタル・デトックス」。・久しぶりにアナログラジオに触れて。・一度だけ「気持ち悪い話」をしますね。・今日の「のりべぇの雑感」
してますか?「デジタル・デトックス」。
「デジタル寄り」の私も最近始めました。
以前、読書の機会が減ったと嘆いたブログを書かせていただいたんですが、とりわけ昨年は、コロナ禍の不安とそれを報道するメディアへの不信から、ネットばかり参照していました。そのせいとは言えませんが、すっかり生活が「デジタル化」してしまいました。デジタル機器がないと不安で不安で…。
そこで最近は、関係各所に黙って「デジタル・デトックス」、つまり、デジタル機器にできる限り触れない生活を月1回位のペースで実践しています。もっとも、幼少期・少年期に現在触れている全てのデジタル機器が身の回りにありませんでしたから、少なくても私と同じ世代の方は不要かのかもしれません。デジタル・デトックス。でも、意外と日常生活がデジタル機器に侵食されているもので、私が一番困ったのは、デジタル・デトックスの間、音楽を気楽に聞けなくなったことです。CDを選び、かろうじて残っているステレオにCDを入れ、再生するという一連の作業が、これほどまでに面倒になってしまったとは…。普段ならスマートフォンやタブレット端末、あるいはスマートスピーカーでamazon musicから任意の曲を選び、再生するだけなので、前述の一連の動作の一部が省略されているのが日常となっていました。この差異を改めて体験するだけでも、「デジタル・デトックス」の効果は十分あるように思えます。
久しぶりにアナログラジオに触れて。
ダイヤルを回して選局。しかも時々ズレる周波数。でも、
最近ではデジタルシンセサイザーチューナーが主流となり、数字を打ち込むか、上下ボタンを押せば一発で聴きたいラジオ局が選べる時代ではありますが、それでも廉価なラジオは今でもダイヤルを回して選局する「アナログチューナー」が売られています。構造が単純なために故障が少なく、かつ安価な部品で構成ができて、回路設計も成熟しきった製品ですが、一方で周波数を合わせるのがやや面倒。そして時々合わせたはずの周波数がズレることがあり、微調整を余儀なくされます。しかし、昔はこの作業を使い、ラジオを楽しんだものです。特に深夜になりますと、AMラジオでは北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)から発信される無機質な女性の声による放送(スパイ向けの乱数放送と言われている、数字を読み上げるだけの放送。現在、AMに関しては停波)に恐怖を覚えたり、季節や天候によりますが、関東にいながら、関西や遠く北海道の放送局の番組を聞くことができたり(もちろん、機種にもよりますが感度は今一つです)…。ダイヤルをゆっくり回しながらラジオの世界に触れたものです。
電化製品も同様で、テレビもガチャガチャっと回すダイヤル式チューナー。オーブントースターだって、ツマミを回して操作。時間を示していると思われる目盛りなんてアテにならず、できたトーストは丸焦げ、なんて失敗談も、今はただの昔話。ですが、自分が機械に寄せていくことで経験値が蓄積され、いつしか使いこなしていた。それが当時の電化製品の使い方でした。もちろん不便ですが、懐かしさの中に味わいの深さを感じた最近の私です。
一度だけ「気持ち悪い話」をしますね。
気持ち悪いと言っても、生もの系の話ではありません。
昨年秋から最近に至るまで、それまでとは少々異なる減少がインターネット、電力網の双方で生じています。と申しましても、これらは主に日本国内と言うより、海外でのお話です。ですが、YouTubeやfacebookが一時的にダウンする事象は日本国内でも報告があり、私自身も経験があります。これが海外となりますと、なぜか停電する地域が増えており(日本は世界的にも稀有なほど、安定した送電が行われている国です)、合わせてインターネット通信もできなくなることがあるそうです。原因は定かではありません。前述の通り、日本ほど停電の少ない国は世界的に見ても少なく、米国・欧州でもしばしば発生するそうなのですが、それにしても多いのだとか。ネット上では陰謀論や政治的原因が囁かれたり、いや、気候のせいだと言う人もいまして、様々な憶測を呼んでいます。ただ、いずれの理由であれ、一時的な停電やインターネットの不通には相応の対処が必要のようです。
前述ではありませんが、アナログラジオの準備、あるいはデジタル機器が使えなくても対応できる体制が対処の例ですが、今後日本では起こり得ないと言い切れないために、ぜひこの機会に対策をお立ていただいてはいかがでしょうか。早い話がこれも立派な「防災」の一つです。少々気持ち悪い話ではありますが、ぜひご一考のほど。
今日の「のりべぇの雑感」
○○レス、○○フリーなのもいいけど…。
最近はキャッシュレス、ペーパーレスだの、ストレスフリー、アレルゲンフリーなど、「レスでフリー」な社会になりつつあります。便利で安全、衛生的な社会ではありますが、一方で抵抗力が低下していないだろうかと不安になることがあります。今どきの子どもたちは「3秒ルール」と言っても知らないかもしれません(地面にお菓子などの食品が落ちても、3秒以内に拾えばセーフという、子どもらしいルール)。
乱暴な物言いをしてすみませんが、時に生物は、抵抗力によって困難を克服しています。生物の一例として、人間には多数の細菌が寄生(というか共存)しています。皮膚から腸内に至るまで。これらにより、悪い細菌などから身を守っています。細菌により、細菌からの攻撃を阻止しているわけですが、衛生的によかれと思っている除菌が、実は自分の身を守ってくれている細菌まで除菌しているとしたら…。
本件につきましては、ぜひ感染症の専門医に伺いたいところです。
明日の「日べぇ」もお楽しみに!
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