のりべぇの、音楽、だいすき! 6月28日日曜日(旧暦5月8日)

のりべぇの、音楽、だいすき!
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不定期企画「のりべぇ、だいすき、サントラ盤!」

マニアの方には程遠いのですが、サントラ盤が大好きです。

 以前もお話しましたが、のりべぇはサントラ、つまりサウンドトラック、正しくはMotion Picture Original Sound Track。つまりは映画のサントラ盤が大好きです。映画と申しましたが、テレビドラマのサントラ盤も好きです。しかも、オリジナルスコアと呼ばれる、歌の入っていない曲、映画やドラマのシーンを支えるBGMのような曲が一番好きです。

youtubeで有名な海外の方のチャンネルからご紹介

サントラを手っ取り早く知るにはこの方のチャンネルを!

 youtubeで数多くのサントラ盤を、スイート(曲の一部をつないでいる)形式で紹介しているのが、Soundtrack Fred氏のチャンネル。今後もこのコーナーでご紹介すると思いますが、曲のつなぎ方、映画のセレクトなど、とにかく秀逸です。今回は同氏がアップしている中から、私のお気に入りをセレクトしてご紹介します。

それではおすすめの一部をご紹介!

「エンダ〜イヤ〜!」が入っていない「ボディガード」

 ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン主演の映画「ボディガード」(The Body Guard)といえば、ホイットニー・ヒューストンの「I will always love you」があまりにも有名ですが、このアルバムにはこの曲、いわゆる「エンダ〜イヤ〜!」が入っていません。

Original Score From The Motion Picture – The Body Guard

 巷のCDショップなどで売られているのは、主題歌、劇中歌を中心に、オープニングシーケンスで使われているメインテーマがかろうじてスコアとして収録されているだけです。こちらはすべて、劇中スコアのみ。作曲家はAlan Silvestri(アラン・シルベストリ)。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズをはじめ、「アベンジャーズ」、「フォレスト・ガンプ」など、有名な作品を中心に幅広い作品を手掛けています。

どれがオリジナルだかわかんなーい!「慕情」

 1955年公開の映画「慕情」(Love Is a Many-Splendored Thing)。スタンダードジャズの名手、ナット・キング・コールによる主題歌は大ヒットし、オーケストラ演奏(この手の演奏曲は「イージーリスニング」なんて呼ばれます)による同曲がたくさん世の中に出ています。古い映画ということもあり、オリジナルのサントラがわからなくなる、なんてこともありますが、さすがSoundtrack Fred氏。ちゃんとオリジナル盤をアップしています。

Love Is A Many Splendored Thing – Original Motionpicture Soundtrack 

 作曲家はサントラ界のレジェンド、Alfred Newman(アルフレッド・ニューマン)です。名前は知らずとも、20世紀フォックスのファンファーレ(20Century Fox Opening Fanfare。動画再生の際は音量にご注意ください)はご存知の方も多いでしょう。早い話が「パンパカパーン!」の生みの親です。

本当のオリジナルじゃないけどね「レイズ・ザ・タイタニック」

 異色の作品としてマニアの方にはそこそこ有名なのが、1980年公開の映画「レイズ・ザ・タイタニック」(Raise the Titanic!)。なんと起床鉱物を積んだまま沈んだタイタニック号を海底から引き揚げるという、トンデモ映画でした(史実ではタイタニック号は沈没前に船体がちぎれたのに、この作品では完全な形で浮上)。この映画で秀逸なのは、中身より音楽。映画007シリーズの一部作品(注)の音楽を手掛けたJohn Barry(ジョン・バリー)によるスコアです。
(注:007シリーズで一番有名なジェームズ・ボンドのテーマはMonty Norman(モンティ・ノーマン)の作品)

Raise The Titanic – The Complete Film Score

 ところがこの映画のオリジナルサウンドトラックは存在しません(レコード盤はあったとか、あるいは映画の音声から抜き出した海賊版はあるなど、不確かな情報ばかり)。あるのは今回ご紹介の再録版。これを正式なサントラ盤と「認定」しているケースが有るのですが、それもそのはず。かなり正確にトレースされた作品だからです。演奏はプラハ市フィルハーモニー管弦楽団によるもの。こういうケースも有るようです。

今回は3作品をご紹介しました。

 いかがでしたか?映画の楽しみ方が広がりそうではありませんか?今後もこのコーナーでご紹介していこうと思います、サントラ盤。ぜひお楽しみください。

次回もお楽しみに!

(敬称略)

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