のりべぇ連休の雑感「祝!大阪万博開催地決定!」
また1週間ほどブログをサボってしまいました。仕事が佳境にさしかかっておりました。
さて、決まりましたね!2025年の大阪万博!1970年から数えますと、実に55年ぶりの開催となります。私の「大阪万博愛」は以前、散々お話をしましたので、今日は少々冷静に、次回の大阪万博(以後、2025万博と略します)について私見を述べて見たいと思います。
もちろん、とっても嬉しいです!とっても嬉しいのですが…
大阪に開催地が決まった瞬間。それは起きたての朝のことでしたが、子どものように大声をあげました。「よし!」って。何が「よし!」なのかわかりませんが、とにかくそう言ってました。あと7年。私が55歳になる年です。それでも楽しみです。とにかく楽しみです。とっても嬉しいです。今からワクワクします。ですが、実は他人事とは思えないこともいくつかあるんです。
1970年の万博は確かに成功と言えるでしょう。しかし、心配も…
6400万人もの入場者数を誇った1970年の大阪万博「日本万国博覧会」。入場者数を見る限り、成功と言える博覧会だったと思います。当時の最先端技術、あるいは世界各国の民族・文化の展示に、人々は驚愕し、大いに楽しまれたことと思います。そして現在は万博記念公園として、大阪の人々の憩いの場として開放されていることは、以前現地に赴きました際にもブログで書かせていただきました。
それで、何を心配しているのかと言いますと、実はこの1970年の大阪万博以降、沖縄海洋博は来場者数の伸び悩みなどで、地元の人々にあまりいい思い出を残さず終わってしまいました。その後、どうもこの手のイベントに対し、疑問を持つ方も少なくないようなんです。また、海外旅行が一般的となった今、あるいは、インターネットの急速な普及により、「物珍しさ」と言うものが以前ほどではないということも、当時とは異なる時代背景とともに、2025万博の開催に対し、心配になってしまいます。
それでも2025年の万博開催を心待ちにしているのですが、果たしてどんなテーマで、どんな展示物で人々の心を引きつけてくれるのか。それ以上に、跡地利用の問題など、気になるところは結構あったりします。繰り返して申し上げますが、2025万博を反対しているわけではありません。ただ、どんなこと・ものを見せてくれるのかという点については、気になってしまいます。
テーマは「人類の健康・長寿への挑戦」
2025万博のテーマは「人類の健康・長寿への挑戦」だそうです。2016年に大阪府から発表されています。改めてテーマを読み返してみますと、なるほど、これは興味深い、と思いました。多分私が50歳手前にさしかかっているからかもしれません。近年のiPS細胞研究と臨床しかり、医学・病理学などの進歩は目覚ましいものがあります。私なんかは興味を持てる分野ではあるのですが、果たして多くの人々の心を引きつけるには、どんな展示内容がいいのでしょうか?これは興味深いと思う反面、少々気になるところでもあります。開催時に10代、20代の若い世代の人たちが、このテーマを見てどう思うか?人類の長年のテーマでもある健康・長寿ではありますが、人生のスタートを切って「間もない」とも言える世代に響くのかどうか。成功の鍵はここにあるのかもしれませんね。
それでも楽しみ!待ち遠しい!
成功するか心配だと言っておきながら、のりべぇは7年後が楽しみです!そして待ち遠しいです!2020年の東京オリンピック・パラリンピックの5年後という開催スケジュールは、1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博にとても近く、当時は高度経済成長期にあった日本。さて、今度も同じように好景気を生み出せるでしょうか?あまり東京オリ・パラの経済効果を体感する機会はありませんが、これから日本の景気をけん引してくれることを願うばかりです。
今後もこのブログでは、2025万博関連の話題も触れてみたいと思います。
次回もお楽しみに!
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