今日ののりべぇ 8月13日 月曜日(旧暦7月3日)

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夏休み集中企画!「しゃべくりのりべぇ」第2回

2日ほどお休みをいただきました

夏休み集中企画と称しておきながら、2日ほどお休みをいただきました。仕事疲れの余韻が残っていたようです。書こうとするも、先に進まないというアレです。その解消法についても今日はお話ししようと思いますが、まずは前回の続きから。

できる限りリアルに理想の自分をイメージする
イメージした理想の自分を「トレース」する
理想の自分と現在の自分をそれぞれリストアップする

前回はこんなお話しをしたのですが、今回は、リストアップして出てきた課題の解決法について。

のりべぇは自分で、課題だらけ、問題だらけの「欠陥商品」だと思っています。ですが、欠陥商品ゆえに、改善点はたくさんあり、改善のしがいがあるというもんです(笑)。

さて、理想の自分になるために、大なり小なり課題を上げることができましたら、その解決を始めましょう。中には改善できない物事もありますので、その対処についても考えます。

例えばのりべぇの場合。フリーライターになるまでに紆余曲折がありました。最初に勤めた学習塾を退職する際、当時の経営者に「夢物語だ」と一蹴されました。フリーライターとは言わず、物書きになりたいと言ったのが原因ですが、その経営者は、私が小説家になるとでも思ったのでしょう。しかし、夢はその13年後、実現しました。13年かかったのには、こういう経緯があります。

フリーライターを目指したいと思う一方で、お金になることを模索した時期もあります。仕事をする以上、営業力を身につけなければいけないと思ったこともあります。そこで、少々寄り道をしました。それでもその間に、ノーギャラながらエッセイを書かせていただいたり、全く知識がないのにゲームシナリオのお仕事をいただいたりしました。今にして思えば、一貫してフリーライターになりたいという気持ちは心の奥にあったようです。

そんな気持ちが奏功したのでしょうか。現在のお仕事をいただいた時は、ひょんなきっかけでした。本当に突然、「やってみる?」と言われて始めたんです。そうしたら今年12年目を迎えるまでに至っています。実に不思議なことです。

ですが、ここまでに多くの課題を挙げ、それを解決してまいりました。なにせ、社会人のスタートが学習塾講師という、少々変わり種のお仕事でしたので、色々と「修正」を強いられました。例えば、授業では同じことを複数回、繰り返して伝えることが大切ですが、ビジネスの場では、大切なことだからと言っても、同じことを繰り返せば、ただ「しつこい」だけ。ですから、話し方を変える努力をしました。

(理想の自分)−(現実の自分)

相手が食いついてくる話をする−話がくどい

これは一例ですが、自分で課題だと思うものをどんどんと挙げ、その解決に努めました。私の場合、大抵は人から指摘され、その改善をしていったことが少なくありませんが、できることはとにかく改善に努めました。

それでもまだまだ改善できないことはたくさんあります。今でも多くの課題を持ち、その解決に努めています。

しかし、課題にはその規模・大きさってありますよね。例えば、

(理想の自分)−(現実の自分)

英語堪能−喋ることすらできない

という課題があったとします。シンプルに考えれば、英語を勉強することが解決策となるのですが、もしそのシンプルな回答で英語がペラペラになるのなら、これほど巷に書籍や英会話教室が存在しません。では、どうしたらいいのかというと、

課題とその解決策を具体的にする

ということになります。前回に戻っていただき、理想の自分をイメージする、を思い出してください。これは一例ですが、

理想の自分は、英語堪能。イメージした時、理想の自分は高層ビル内にあるこぎれいなオフィスで、仕立てのいいスーツを着て、これまた仕立てのいいスーツに身を包んだ外国人と、英語で投資についての会話をしている。

なんてシチュエーションが浮かべば、具体的にどんな英語力が必要かがわかります。ビジネス英語であり、投資であれば金融用語も英語で出てこなければなりません。となると、ただ英語が話せるようになる、だけでは足りないようです。

ざっくりまとめれば、コミュニケーションのための英語力、ビジネス・金融に関する英語力となります。

課題を細分化する

前述の例はかなり高度な技術を求められています。しかし、それは全体像を俯瞰しているから。

大きな課題は細分化しましょう。もし自分での細分化が難しい場合は、ネットなどで調べてみましょう。簡単に見つかります。「ビジネス英語が堪能になるためには?」などで検索しましょう。特に英語力に関するネタは無数にネットの世界で公開されています。中には挫折した、諦めた、というものもあるでしょうから、なぜ挫折したのか、諦めたのかも同時に読み、対策を立ててみましょう。

英語が全く話せないという方の多くは、相手を目の前にすると単語すら出てこなくなるという、コミュニケーションに由来する原因から、文の組み立てができないというものなどが挙げられるかと思います。私自身が現在、これらの課題にぶつかっています。東京駅などで外国人に道や路線について尋ねられることがありますが、相手が英語圏の人ほど伝わりにくいようです。相手が非英語圏の場合、互いに使い慣れていない言語を介していますので、言葉尻だけで判断せず、ボディランゲージや、地図などの指差しに集中するから伝わっているということもあります。

となると、ビジネスの場で外国人と英語で会話を容易にできるようになるためには、その途中過程が大切になります。理想の自分をイメージしながら、まずは中学レベルの英語から復習する。のりべぇの現在の状況です。

あとはやり抜く力、のみ

最近のビジネス本のベストセラーの中に、「GRIT-やり抜く力」(アンジェラ・ダックワース著・ダイヤモンド社)という作品があります。人の能力はIQより「GRIT(グリット)」、つまり、やり抜く力であるというものなんですが、確かにその通り。詳しい話は本をお読みいただくか書評をご覧いただくとして、挙げた課題はできる限りやり抜く。それが理想の自分になるための手段です。

なーんだ。結局努力以外にないんじゃないか?と思われましたか?最後は努力するんです。しかし、漠然と努力するのと、しっかりと理想の自分を分析し、課題を挙げてその解決に向けて努力するのとでは、たどり着くための過程も、結果も異なってくるかと思います。今度もこのブログで、のりべぇがどうなっていくかをご報告したいと思います。

あれ?改善できない物事って、どうなったの?

おっと。でも、忘れていたわけではありません。これについて最後に触れておかないと。

いくら理想の自分になる、と言っても、身長160センチ、不細工ののりべぇが、身長180センチのイケメンになるというのは、少なくても現在の科学・医学では不可能です。そう。改善できない物事というのは少なからず存在します。その場合、あなたはどうしますか?

例えば、実はプロ野球選手の夢が諦めきれず、気づけば50代。今更プロ野球選手なんて…。でも、本当にあなたが目指しているのはプロ野球選手なんでしょうか?もしかしたら、大好きな野球を通じて人気者になりたい、お金持ちになりたい、異性にモテたい、ということかもしれませんよね?だとすれば、同じ野球でもアマチュア野球でもいいかもしれませんし、最近流行りのeスポーツの野球ゲームで人気を博すことかもしれません。あるいは、大好きなプロ野球選手のモノマネで人気者になる…。かもしれません。

つまり、理想の自分のその先にあるものを考えてみていただきたいのです。前述ののりべぇの場合、高身長で美形になれば、女性からモテるのでは?という、単純な発想に基づいています。でも、不可能となれば、理想の自分のその先にフォーカスするんです。つまり、高身長+美形はさておき、女性にモテたい、にフォーカスする。すると、なんとか今の自分でも改善次第では女性にモテる可能性が見えてきます。これはあくまでも一例ですから、実際ののりべぇがそう考えているかどうかはご想像にお任せいたしますが、こういう発想の転換も必要ということで…。

この胡散臭そうなシリーズは2回で終了です。次回は少々こわーい話を。こわーいと言っても、この季節にありがちな怪談ではありません。でもある意味怖いかも。

次回もお楽しみに!

(敬称略)

コメント

  1. ひーちゃん より:

    理想の自分…。考えても現実とのギャップがありすぎます(笑) 少しでも理想に近づけるように 日々努力しかないですね。
    解消法 わかりやすかったです!

    • Norris より:

      ひーちゃんさん、コメントありがとうございます!解消法の件、よかったです。でも、ちょっと胡散臭いお話で失礼しました…。

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