今日は「白露」です。
今日のブログは、少しのりべぇらしい内容でお送りします。
さて、今日は二十四節気のひとつ、「白露」です。「白鵬」ではありません(笑)。
「白露」は、大気が冷えてきて、露ができ始めるころ。暑さも和らぎ、本格的な秋に向けて、朝には露が葉に滴る時期を迎えます。
2018年の9月8日前後は、まだまだ暑い日が続きますが、日照時間も徐々に短くなり、知らず知らずの間に季節は秋へ向かいつつあります。旧暦の7月も明日でおしまい。そろそろ秋の虫が夜空を奏で始めるようになりそうですね。少々気が早いかもしれませんが、皆様は秋の準備、はじめていらっしゃいますか?
私事ではありますが、この夏はあっという間に過ぎたというより、「ジトッと」汗ばむ、あの不快な感じが四六時中続いたかのような夏でした。もちろん、実際にはジトッと、というより、ドバッと汗をかいた夏であったのですが、どこかこう、アクティブになれなかったと言いますか、動きにキレがなくなっていたような気がします。
おそらくそんな、動きが緩慢になる季節ももう少しで終わり。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りであれば、「秋分の日」が一つの転換点、ターニングポイントになりそうです。それは季節だけではなく、自分の気持ちの中でも転換点を迎える、という意味になりそうです。2018年の秋は。
最近、そうした自己啓発めいた発言が多いのりべぇですが、どうやら50歳を目前に控え、私もターニングポイントを迎えつつあるようです。この話はいずれ書かせていただくとして、今日はもう少し、季節の話を書かせていただこうと思います。
「食欲の秋」などと申しますが、四季を通じて旬の食材に恵まれた日本。9月の旬の食材だけでも結構あるのですが、今日は代表的なものを書いてみますね。
果物なら、イチジクやブドウが9月の旬の食材にあたります。ナシは?という方。ナシも品種により、9月下旬まで楽しめる果物ですが、主に前述の2つが挙げられるようです。
イチジクは不老不死の果物、などと言われ、特に女性ホルモンに良いとされています。果実はちょっと高くて…という方は、ドライフルーツを召し上がるのもいいですよ。ワインやウイスキーなどとの相性もよく、のりべえも時々、ワインと一緒にいただきます。
魚なら、サンマやサケ(シャケ)が代表的。今年のサンマは価格も控えめのようですから、塩焼きなどの定番メニューで楽しみたいですね。その際はぜひ、大根おろしとスダチなどの柑橘類を添えてください。実はスダチも9月が旬の食材です。サケは9月に限らず、これから冬に向けての旬の食材ですが、主に9月のものが旬とされているようです。これも塩焼きやホイル焼きなど、幅広いレパートリーを楽しめますが、皆さんはサケの皮、召し上がってますか?サケには身だけでなく皮にも、アスタキサンチンと呼ばれる栄養素が豊富に含まれています。化粧品の「アスタリフト」(富士フィルム製造・販売)が有名ですよね。女性の皆さん、お肌にいいのよー(笑)。アスタキサンチンはアンチエイジングを始め、期待の高い栄養素。まずはサケを召し上がるのもよさそうですね。
野菜では、サトイモも旬の時期を迎えます。キノコ類も天然物は9月から。シイタケは春と秋、2回旬の時期がありますので、ぜひ秋のシイタケもお楽しみください。
とまあ、9月の旬の食材はまだまだあるのですが、こんな風に、食卓にも季節感を盛り込んでいきますと、日々の暮らしも一層豊かに感じられます。食品の輸入から冷蔵・冷凍技術の進歩で、四季を通じて様々な食材を味わえますが、月に1回くらいは、旬の食材だけで食卓を彩ってみるのはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに!
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