今日ののりべぇ 7月 26日 木曜日(旧暦6月14日)

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最近、ほとんどテレビを観ていません…

そりゃ、連日仕事に明け暮れていればテレビなど観る暇もない、と思われがちですが、のりべぇはテレビ番組が大好きな子どもでした。その証拠に、子どもの頃、ほとんど漫画を読んだことがありません。数える程しかないんです。確か、3冊くらい。それも、親がたまたま家に持ち帰ったもの(週刊少年ジャンプ)を2回くらい。単行本は2冊くらいだったでしょうか。

別に勉強ばかりしていたわけではありません。とにかくテレビ番組が大好きで、家から帰って来ればテレビをつけるのが習慣というくらい。ドラマ、歌番組、クイズ番組など、朝から晩まで観ていました。よく親も許したな、と思うくらいですが、それくらい、テレビ番組が大好きでした。

そのうち、ビデオ録画をするようになり、部屋には100本くらいのビデオテープがありました。そのほとんどがドラマかバラエティ番組。当時は塾講師でしたので、仕事の間に放送される番組を録画し、深夜にまとめて観るという生活を送っておりました。

しかし、歳のせいなんでしょうか。この数年、テレビ番組といえば、せいぜい朝の情報番組か深夜の経済ニュース系番組くらいしか観ていません。時々海外ドラマを放送するチャンネルがうちの場合は入りますので、それを観る程度。映画もたまーに観る程度で、本当に観なくなりました。子どもの頃の反動なのかな?と思っていたのですが、どうやら視聴率も以前と比べて低いのだとか。

番組の完成度は、私が子どもの頃視聴していたドラマなどに比べ、今の方が格段に向上しているはずです。撮影技術、CG、脚本など、昔よりも進化しているのでは、と思っているのですが、何かが違う。新鮮味に欠けるとすれば、それはやはり、歳のせい。見慣れたものには新鮮味を感じませんものね。

あともう一つあるとすれば、倫理観の違いからくる「控えめ」な表現。放送禁止用語は年々増えていますし、タブーとされることも増えてまいりました。それを引き合いに出して「最近のテレビ番組は面白くない」と言ってしまいますと、それは時代錯誤的な見解になってしまいますので控えさせていただきますが、どうなんでしょうね。

例えば、いわゆる刑事ドラマといわれるジャンル。以前は銃の発砲シーンが多数見受けられましたが、今では銃が出るシーンの方が圧倒的に少なく、暴力シーンもほとんどありません。以前は刑事の方が犯人をボコボコに殴っていたイメージがありますが、今はそういう場面、ほとんどありませんよね。リアリティの追求、なのかもしれませんが、時には荒唐無稽な、あるいはタブー視されているような場面も観てみたいと思ったりします。やっぱり歳とったのかな?

むしろ、そういうタブー視されているシーンというのは、地上波のテレビ番組というより、映画だったり、DVDなどのビデオ作品、あるいはネット配信にシフトしてしまったのでしょう。これも一つの多様化、といえばそうですが…。

まあ、流石に家族みんなが観ているテレビ番組で突然お色気シーンなどが始まりますと、気まずい雰囲気になったものです。そういう場面がなくなれば、家族の団欒も少しは変わるかもしれませんね。そもそも、家族みんなでテレビを観るということ自体がなくなっているかもしれません。せいぜい、スポーツ中継を観るときくらいでしょうか。

もしかして、のりべぇだけが時代に取り残されてしまったのでしょうか?あるいは、視聴率に代表されるように、面白いと思えるテレビ番組が少なくなったのでしょうか?もう少し深く掘り下げて考えてみたい話題です。今後も少し考えてみようと思います。

次回もお楽しみに!

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