今日ののりべぇ 3月19日・日曜日(旧暦2月28日)

これまでの投稿

まずは暦のお話から。

今日で旧暦の2月は終わり、じゃないんですよ〜(笑)。

 今年の旧暦2月は30日まであります。2月30日って、なんか不自然というか、違和感がありますよね。2月29日は新暦でも4年に1回ありますけどね。
 こういうところも暦の楽しみ方、とでも申しましょうか。蛇足ですが、今年はさらに、閏月(うるうづき)もあります。この辺の話はいずれ。

今日の本題。

なんでもタダだと思うなよ〜!って怒りそうになった昼下がりののりべぇ。

 最近、このブログで書かなくなりましたが、いまだにのりべぇはボーイスカウト団の裏方さんといえる、団委員なるお手伝いさんをやらせてもらっています。ボーイスカウトという団体は、日本の江戸幕府よろしく、御恩と奉公のような関係性があります。最近では明記されていませんが、かつての「教本」には、スカウト課程を終え、社会人になったら、リーダーとして「奉仕」をする、と、当然のように書かれていました。やや曲解ではあるのですが(所詮、任意ですからね)、御恩と奉公、なんてのりべぇは勝手に解釈しています。
 そのボーイスカウトですが、1983年を境に、加盟員数が減少しています。以前もこのブログで書かせていただいたことがありますが、この減少の流れは止まる気配を見せません。なんとか盛り返さねばと、微力ながらお手伝いさせていただいてはいるのですが、時々、私が所属している団でも、悪しき慣習とも言える言動が絶えません。いくつか散見されるのですが、その中でも特に気になることをあえて書かせていただきますと、「奉仕」という名のもとで人の「無形財産」を当然のようにタダで使おうとする傾向があるという点です。具体的に申し上げれば、「他人の技術」です。
 これはボーイスカウト団に限った話ではありませんが、日本人は有形のものには結構出費する反面、無形のもの、例えば情報だとか、これは無形とは言い難いですがソフトウエアのような著作物に対し、出費を出し惜しみする傾向にあります。もちろん最近では徐々に変わりつつありますが、それでも、私もたびたび、目と耳を疑うような場面に出くわすことがあります。
 話をボーイスカウト団に戻しますが、活動の基本はボランティアであり、非営利を基本としています(日本連盟は公益財団法人)。最近では前述の通り、加盟員数が減少の一途を辿っていますから、少人数・低予算での活動を強いられています。私も、ごく少額ながら持ち出しでやっております。これは自ら自発的に行なっているからいいのですが、逆に他人から「あんた(プロのクリエイターなんだから)○○なんかすぐに作れるでしょ?」と言われると、正直カチンときます。だいたい、相手は括弧書きの部分は言わないんですが、確実に言葉の中に内包してきます。どうも、私が苦労して身につけた技術であろうが、タダで提供するのが当然だろ?という論法に辟易としてしまいます。

輸送用のトラックを貸してもらうのと同じくらい、無形の技術に対しても相応の礼儀を持ってください。

 もうボーイスカウト活動になんか携わりたくない、と思う方の多くは、やたらと手伝わされる、だとか、こき使われる、あるいは人の持ち物を貸せと言われる、なんていう経験が原因の方もいらっしゃるでしょう。同様に、私の場合であれば、前述のとおり、技術的な部分。具体的にいえば、Webサイト制作とか、ちょっとした印刷物(印刷物全てではありません)なんですけどね。あの、制作時に使用しているソフトウエア、年間で結構かかってるんですよ。ご存知ない方、多いと思いますけど。
 別に、金出せ、と言ってるのではありません。ですが、相応の感謝や礼儀は持っていただきたいと思っております。私に対しては結構です。もう諦めたから(爆)。ただ、第二の私を出さないためにも、あるいは、大切な協力者を失いたくないのであれば、ぜひお願いしますね。

もちろん、頼まれたものは作りますよ(笑)。

 そこは、ねぇ。頼んだ相手が旧来の「ボス」だもの。そこは見えない信頼関係で成り立ってますからねぇ。でも、そうした信頼関係なんて碌にないのに、「のりべぇなら簡単にできると思ったのに…」とかミーティングでブツブツ言ってたあんた!許しません(笑)。当分口聞かないので。大人気ないのりべぇでした(笑)。
 まあ、もう少し所属団が大きくなるまではお手伝いしないとなぁ、と思うのりべぇです。ある程度大きくなったら?もちろん引退しますよ(笑)。

 明日もお楽しみに!

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