今日ののりべぇ 3月4日・土曜日(旧暦2月13日)

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ChatGPTにお仕事取られちゃうの?のりべぇ(素朴な疑問)

半分取られるけど、半分は残ると「自信を持って」言える理由。

 少し前にもお話しました「ChatGPT」。いよいよ人のお仕事と置き換えられ始めているようです。しかも、私が従事します、フリーライターというお仕事を侵食し始めているそうで…。おー、怖っ!
 ということで、自然な言語と高度な回答で「ゲームチェンジャー」との呼び声も高いChatGPTですが、フリーライターののりべぇが出した結論を申し上げますと、「半分はお仕事を取られちゃいますけど、半分は残るだろう」というものです。しかも、それを自信を持って言えるという、その自信って一体?そのお話をさせていただきます。

実際にChatGPTを使ってわかったこと。

 先日のブログでもお話したとおり、実際にのりべぇはChatGPTを使ったことがあります。毎日とは言わないまでも、毎週1回程度は使っています。とても便利ですし、なにより回答がわかりやすい。質問に対しては箇条書きで回答を示してくれることが多く(これは質問の内容や仕方によると思います)、ただ答えを教えてもらう、というより、示してもらった回答を利・活用しやすいという効果も有しています。
 しかし、ベースとなっている言語が英語のChatGPT。といいますか、世界のWebサイトの多くが英語で書かれているということもあるのでしょうか。回答の多くが、そうした英語ないしは英語話者が書いたサイトからの引用であるということです。そのため、日本語話者の日本人にとって、時に示される回答が英語圏の情報からの引用、というケースも少なくありません。となりますと、以下の結論が導き出せます。
 1.わかりやすい回答、という点からも、一般的な記事原稿はChatGPTに置き換えやすい「だろう」という点。
 2.一方で、ローカル的な内容、あるいは日本語話者による日本語のサイトからの引用はまだ課題が残り、一部のマニアに受けるような内容はまだ苦手と見る事ができる「だろう」という点。
 あえてそれぞれに「だろう」とつけましたのは、2.でも書いている通り。まだクリアされていないハードルであり、AIというヤツは、システムダウンでも起こさない限り、「総当たり戦」で学習してきます。その「総当たり戦」に該当しにくい領域は、まだ人間のほうが有利、ということになるでしょう。

但し、収入が半分になるとは「言ってない」。むしろ…。

 だいたい、一部のマニアに受けるような記事じゃ、あまり儲けがないんですよ。つまり、仮に仕事が半分となったところで、収入が半分、というわけではなく、半分以下になるというのが実情でしょう。あなおそろし!

ChatGPTにも「死角」あり!

 そんな「超優等生」のChatGPTですが、「死角」が一つだけあります。それは、世界中のWebサイトをベースに回答しますので、もし引用元が間違えていれば、「ヤツ」も間違えた回答をよこしてくる、ということです。つまり、多くのWebサイト、あるいは検索しやすいサイトからデマ情報を拡散すれば、ヤツ、つまりChatGPTは回答生成時に、そのデマ情報をピックアップしてしまいます。実は現在、すでにこの問題が発生しており、過去にも似たような事例があります。
 優秀なAIエンジンと言えば、2010年代に話題になったのが、IBMのワトソン(Watson)。ところが、どこの誰だか、このワトソンにスラングを覚えさせてしまったらさぁ、大変。とにかく口の悪い「ヤンチャAI」と化してしまいました。すぐに修正プログラムを加えた(パッチを当てるともいいます)そうですが、「素直な」だけに、何でも吸収してしまうところは人間と一緒。言い換えれば、人間同様、洗脳もあり、ということになります。
 これらを踏まえると、のりべぇが持つ「半分の自信」の裏付けになるといえばなります。

何事も、程度と分別(ふんべつ)、でしょうね。

 現在、先進工業国を筆頭に、一部の産業で人手不足が懸念されています。一方で、電子化による人との入れ替えも進んでいます。より合理的な社会を推進しなければ、人材が回せない、回らないという反面、突然の雇い止めという事態もあり、少々理解し難い社会構造が問題となっています。
 経営側は合理性を追求するでしょうが、何事も程度の問題であり、時に人間と機械の分別(ふんべつ)、あるいは役割分担を細分化する、というのも手段であろうと思います。こんな、まじめなことを考えたのりべぇでした。今夜、知恵熱が出ないか心配です(笑)。次回もどうぞ。

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