「旧暦ダイアリー」(12月4日(土)・旧暦11月1日)

今日ののりべぇ
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今日から旧暦の11月です。

月の異名は「霜月」。でも、「霜の月」以外にも異名の由来説はあるようで…。

 はい。今日から旧暦の11月です。ということは、旧暦カウントでも残り2ヶ月となりました。この2年ほど、新型コロナウイルス感染症の関係で時間の動きがそれまでのものと異なって感じるような気がします。年齢の影響も大きいかと思いますが(一般的に、加齢と共に時間が早く過ぎると感じる傾向にあります)、それ以上に家に留まるなどの影響もあるかと思います。それでもやっぱり、時が経つのは早いものです。インドネシアのことわざに「時間はゴムのように伸び縮みする」というのがあるそうですが(これは未確認)、言い得て妙、ですね。
 さて、本題です。11月の月の異名といえば「霜月」。「しもつき」と読みます。その名の通り、霜が降りる月という由来が最も有力な説ですが、「食物月」(おしものづき)の略である、という説をはじめ、諸説あるのだとか。毎月思うことですが、月の異名とその由来を調べるだけでも非常に楽しく、飽きることがありません。それだけ季節の移ろい、それも四季というだけでなく、その中でも更に細分化し、かすかな変化も見逃さないというところに日本独特の風情を感じずにはいられません。

それより、新暦では2021年もいよいよ「グランドフィナーレ」の1ヶ月切りですよ、皆さん。

 季節をよりリアルに味わうには旧暦で日付を追うのがよろしいかと思いますが、皆様もご承知の通り、現代社会は新暦で進行しています。故に、本日は12月4日ということで、2021年のグランドフィナーレも間近に迫ってまいりました。もはや私が申し上げるまでもない1年ではありましたが、2022年こそ、この2年間をひっくり返すほどの素晴らしい年になることを祈念する次第です。もちろんまだ2021年、そして12月は終わっていませんし、12月は始まったばかりではありますが、1年の集大成として、よいまとめの月となりますよう、お祈り申し上げます。

次回予告〜次回は新暦12月7日。旧暦11月4日。「大雪」です。

 次回の旧暦ダイアリーはすぐに参ります。次回は二十四節気の一つ、「大雪」(たいせつ)です。冬至まで後もう一つ。ということは、今は一年で一番日の短い時期にあります(一番お昼の時間が短いのはもちろん、冬至です)。今季はラニーニャ現象の影響で一段と寒く、そして降雪量も多いとか。どうぞ冬本番のご準備を。またご体調、ご自愛のほど…。

次回の「旧暦ダイアリー」もお楽しみに!

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