今日ののりべぇ 9月11日金曜日(旧暦7月24日)

今日ののりべぇ
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雨のち、虹!

 写真がないのが申し訳ないのですが(外出中で人が多い場所だったため)、突然のスコールに慌てて屋内に退避しましたら、短時間でやみまして、その後、虹が発生しました。今年は何度か同様の機会に遭遇したのですが、今日の虹が一番大きく、色の数も多かったのが印象的でした。次はちゃんと撮影します…。

さて、本題です。

少し昔の話になってしまいましたが…。

 今から19年前の2001年9月11日といえば、アメリカ同時多発テロ事件が発生した日(現地時間は同日朝)です。日本時間では夜を迎えておりまして、しかも台風が去った直後のことでした。今でも思い出すのが、帰宅した際に自宅マンションの裏山に会った木が倒れていたのを発見したことです。
 玄関ドアを開け、奥にありますリビングのテレビ映像を見て、最初は何事が起こっているのか理解できませんでした。しかし、世界貿易センタービルに2機目の衝突を目の当たりにした瞬間、これは現実なのか、それとも映画でも見ているのか、頭の中が混乱しかけたことも覚えております。衝撃的な出来事であり、多くの方が命を落としたことももちろん衝撃的でした。

そして19年後の今…。

 あれから19年が経過しました。同時多発「テロ」ではありませんが、現在、世界的に未曾有の出来事、新型コロナウイルス感染症に人々は恐怖し、医療従事者の方々によるウイルスとの闘いが続いています。一時は収束の方向に向かうかと思われた欧州、とりわけフランスでは、最大の陽性者が発生するなど、依然として「未知のウイルス」は猛威を奮っています。日本にいますとあまり報道されないので気づきにくいのですが、アフリカ、東南アジア諸国、あるいはインドでも陽性者・感染者は増える一方です。第二波どころか、第一波の収束はまだまだ先の話になりそうです。

両者に共通すること。「報道の正確性に対する疑問」。

 こういう話をしますと、前線で取材を行っているジャーナリストの皆様に申し訳ないのですが、テレビ局や新聞社により見解が異なったり、一方的な決めつけなど、情報の正確性に首を傾げたくなる事がしばしばあります。そこに加えて、インターネットによる情報拡散で、ますます情報の真偽に疑問を覚えてしまいます。私が生まれた頃、1970年頃であれば、報道メディアはせいぜいテレビ・ラジオ・新聞・雑誌などの紙媒体程度でしたが、今ではそこにインターネット、SNSなど、誰でも情報を発信・閲覧できるようになりました。
 これにより、報道の虚偽・あるいは誇張が明るみになるということもありますが、一方で、相反する内容の情報が氾濫し、一体何を信じたらいいのか困ることがあります。

自ら情報の取捨選択を行う必要がある時代…。

 見出しのようなことが言われるようになって久しくなりましたが、とりわけ今年の新型コロナウイルス感染症関連の情報については、情報をよく吟味する必要が出てまいりました。例えば、感染症予防といえば「免疫力の強化」は大切なことの一つですが、その免疫力の強化のために、あの食品がいいという話になればあっという間に売り場が空っぽになるですとか、必要以上に買い占めが行われるなど、第1次オイルショック(1973年)のトイレットペーパー買い占め騒動を再燃させるような出来事まで発生しました(実際、2020年になってもトイレットペーパーが売り場から一瞬消えたのは記憶に新しいところ)。1973年当時は人々の噂から発生したと言われていますが、2020年もSNS、早い話が人々の噂が原因の一つであると言われています。しかし、メディアでも「トイレットペーパー不足になるというSNS(噂話)が人々の間で蔓延している」と報道されれば、平静を保ってた人たちも動揺してしまします。こういう時はメディアもトイレットペーパー不足の原因の一つとなってしまいます。
 それゆえに、自ら情報の取捨選択を行う必要があると感じた次第です。ただ、ご注意いただきたいのは、私の発言は決してメディア批判でもなければ、SNS批判でもありません。それだけはどうか誤解のないように…。

毎度のことではありますが…。

 新型コロナウイルス感染症については、以前よりお話しております通り、「正しく恐れる。新しい生活様式を守る」ことが最も大切だというのが私の結論です。あえて詳細は挙げませんが、おそらくはみなさんが実施されていることと同じ対策の実施ということになります。
 出口の見えない状況が続きますが、恐怖に押しつぶされないよう、どうか心を落ち着かせながら日々をお過ごしいただければ幸いです。

次回もお楽しみに!

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