叔母の葬儀に出席し、思ったこと
また2日ほどブログをサボったのりべぇです。
実は昨夜、叔母の葬儀(通夜)に出ておりまして、葬儀前日の火曜日とともにブログをサボってしまいました。
叔母は3月末に亡くなりました。ご主人に先立たれた後、認知症を患っておりましたが、元気に余生を施設で過ごし、亡くなる少し前から食事を受け付けなくなり、静かに最期を迎えたそうです。お顔を拝見しましたが、とても安らかなお姿でした。こういう時、親族の率直な気持ちは、「痛みもなく、安らかに天寿を全うしてよかった」です。不謹慎に思われる方がいらっしゃったら申し訳ありません。
実は叔母には子どもがいませんでしたので、今回は叔母の弟にあたる叔父が喪主をつとめ、妹にあたる私の母、そして父、弟に私の5人による家族葬を執り行いました。私は仕事の関係で通夜のみの出席でしたが、厳かな雰囲気の中にも、久しぶりに叔父や弟とも会話ができ、とても和やかな時間を過ごせたというのは、故人の人柄ゆえのことだと思っています。
叔母はとてもユニークな方でした。いろいろエピソードがあるのですが、叔母がいると笑顔が絶えない雰囲気に包まれ、不思議な力のある人だなぁと、子供心に思っていました。あまり会う機会はありませんでしたが、それでも強く印象に残っています。
もう一つ不謹慎な話になってしまいますが、家族葬というのは実に落ち着いた環境で故人を偲び、送ることができるいい葬儀のスタイルだと感じました。これは葬儀の全てを終え、私も仕事から帰ってから母と話したことではありますが、故人を偲び、故人との生前のエピソードを語りながら、気兼ねなく笑顔で過ごせたことは、きっと叔母にも楽しんでもらえたかな?なんて思っています。
私はかつて、葬儀の後に喧嘩を目撃したことがあります。ちょっとした言い争いの末でしたが、私はそのきっかけとなった者を決して許しません。おそらく一生会うこともないでしょう。故人を偲ぶはずの葬儀で揉め事や喧嘩沙汰になることは少なくありませんが、それはよくないことだと思います。一方で、今回の叔母の葬儀のように、終始懐かしい会話や互いの近況を話せたというのは、故人もきっと望んでいたことではないかな、と私自身、勝手に思っております。ギスギスした葬儀より、和やかな方がいいはずですので…。
昨夜は少々飲みすぎましたので、今夜はお酒を飲まず、静かに自室でブログを書きながら、叔母の旅立ちに思いを馳せてみた次第です。
注)叔母は3月末に亡くなったのですが、火葬場の関係で数日間待たされておりました。最近はいろいろな事情があるようです。
次回もお楽しみに!
コメント
叔母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
私は 母を25年前 父を17年前に送ってます。それはそれは大変な葬儀でした。ご焼香の順番 電報 お花の並び順と!ゆっくり偲んでる時間は無かったです。
その点家族葬は のりべぇさんが言われるとおり 落ち着いた環境でゆっくり故人とのお別れに向き合えると思います。
きっと 叔母様も喜ばれてますよ。
ひーちゃんさん、コメントありがとうございます。いつも心温まるひーちゃんさんのコメントに、深く御礼申し上げます。