火曜日は「旧暦と一緒に暮らす」その6(6月29日・旧暦5月20日)

今日ののりべぇ
これまでの投稿

火曜日は「旧暦と一緒に暮らす」です。

そろそろ「のりべぇ=旧暦」が定着すると嬉しいんですが、

 そう物事はうまくいきませんよね(笑)。それ以上に、このブログを御覧になっている方が全世界で10人程度(あえてアクセス記録は見てないんですけどね)では、定着もなにもないんですけど(笑)。

さて、本題です。

今日は雑節のお話です。

 先日夏至を迎え、まだ次の二十四節気を迎えるタイミングではないのですが、実は二十四節気の間にもいろんな「季節の風物詩」に関する名称があります。例えば、今週末の新暦7月2日、旧暦5月23日は「半夏生」(はんげしょう)という「雑節」を迎えます。
 雑節についておさらいしましょう。雑節とは、二十四節気や五節句のほかに、季節の移り変わりをより的確に掴むための暦日です。節分や彼岸、八十八夜、土用などがこれにあたります。
 では、半夏生の話を。名前の由来は「半夏(はんげ)」と呼ばれる薬草(烏柄杓・カラスビシャク)が生える頃です。しかし、風習をたどりますと、非常に重要な日を指します。この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」という目安の日であり、また地域によってはこの半夏生から5日間農作業を休みにしたり、天から毒が降るという言い伝えから、井戸に蓋をする、半夏生の日に野菜を取らない(取っても食べない)などの習慣があったそうです。少々乱暴な解釈ではありますが、農作業による過労を防ぐため、あえて禁忌を定めたということなのでしょう。また雨の多い時期でもありますゆえ、畑に近づくなというのも、不意の増水などで事故が起きぬようにという思いが込められているかもしれませんね。

暦に情報を網羅するという先人の知恵

 特に今回ご紹介している雑節は、二十四節気のような季節の節目というだけでなく、起床の変化も盛り込んでいるように感じます。また、土用といいますと、有名な土用の丑の日を思い出される方が多いとは思いますが、占いの九星気学では、土用の時期は「禁忌」が少なくありません。不安定な天候故に、予定外の行動を控えよ、という感じにもとれますので、もしご興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか?

 さあ、だんだん旧暦に興味が出てきませんか?私ほどでなくても、「ああ、なるほどね」と、カレンダーを片手にご覧いただくと、納得いただける部分があるかもしれません。「そんなあなたにパワーストーンの○○!」という商売を行う気は一切ありません(爆)が、先人たちの知恵を拝借しながら、より良い暮らしを一緒に楽しみませんか?パワーストーンとかは売りつけませんから!(笑)。

次回もお楽しみに!

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