タイトル内を小変更。「曜日」を入れました。
入れ忘れてました、といったほうが正しいかもしれませんね(汗)。
他のコーナーは曜日が決まっていますので、入れる必要はないんですけどね。このコーナーは不定期なので、曜日を入れないとわかりにくかったです…。
さて、今日はお彼岸の中日です。
お彼岸の「明け」は26日日曜日です。
秋分の日、と申しますと、日の出ている時間と出ていない時間がほぼ同じ、という天体現象の方に注目しがちですが、お彼岸の中日でもあります。お彼岸が終わる、「明け」と呼ばれる日は、今年は26日の日曜日です。地域によっては独自の習慣・風習があるかと思います。ご先祖様へのご供養など、ぜひお時間のある方はご出席をいただければと思います。
今日は「お彼岸のタブーのウソ?」について。
お彼岸と言いますと、お盆と同じように、故人を偲ぶ期間であることから、こんなことがNGとされているらしいです。
・結婚式
・お引越し
・お見舞い
・納車 など
ですが、実際にはNG、ということではないそうです。ただ、前述の通り「故人を偲ぶ」という期間のため、縁起のいいことは避けられる、というのが一番の理由のようです。それ以外にも、ひとの行き来(夏同様、帰省が重なる時期でもあるため)が多いので、あえて避けておく、ですとか、お彼岸=死を連想してしまうことから、納車は控える、といった、少々敏感な問題への対応、ということになります。お見舞いについては最も顕著で、患者さんへのご配慮はごもっともかと…。
しかし、どうしてもお彼岸の時期でないとご親族が集まりにくい場合や、転勤が決められている方など、やむを得ない事情の方もNGということではありませんので、事情・状況を勘案しながらスケジュールを立てていただいて構いません。と、多くのサイトで書かれていました(笑)。
お見舞いにつきましても、どうしてもお彼岸の時期でないと会いに行けないのであれば、患者さんにそうお伝えいただければよろしいかと思います。ただし、ご持参される花束にだけはご注意を。この時期、お花屋さんには当然のごとく、お供え用の花が店頭に並べられていますので…。
意外なお話ですが、お墓にお供えするお花も、故人が好きだったからということで、あえてバラをご用意される方がいらっしゃるようですが、実は香りが強く、できれば避けたいお花なんだとか。あるいはテレビドラマよろしく、お酒などをお墓にかける方がいらっしゃいますが、これも墓石が傷んだり、カビの原因になりますので、できれば控えましょう。同じくタバコも、風のない日ですと約400mにわたり匂いが漂います。少々物騒な話ですが、ベトナム戦争当時、ジャングルでの喫煙は、敵兵に見つかるため、控えねばならないことの一つだったそうです。映画では米兵がパカパカ吸っているように見えますが、最前線で戦った兵士は、そこまで気を使っていたのだとか。同様に、嫌煙派主流の現在。結構わかってしまうようですのでご注意しましょう。最後に、お彼岸ではお供物につきまして、お持ち帰りになるのが基本とのこと(地域により異なる可能性もありますので、ご年長の方にお調べいただくなどをお忘れなく)。皆さんでお家に戻ってから故人を偲びつつ、お召し上がり下さい。
とはいえ、最低限のマナーさえ守ったら大丈夫。前回もお話しましたが…。
いちばん大切なのは、最低限のマナーを守ることだけ。そしてとにかく、故人を忘れないであげることです。悲しいこともあるかと思いますが、ぜひ楽しかったご記憶とともに、思い出してあげてくださいね。
次回予告〜次回は9月26日(日)・旧暦8月20日にお送りします。
前回もお話したとおり、この時期はたくさんあるのですよ(笑)。無いときは2週間位ピタッとなくなるんですけどね、季節の風物詩。では、次回もお楽しみに!
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