水曜日は「次に住むなら、こんな街」(9月22日・旧暦8月16日)

今日ののりべぇ
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今週は、実際に街の紹介をする前に、よく頂く質問にお答えしますね。

って言っても、答えが出ない質問が多いのです(笑)。

 先週より始まりました「次に住むなら、こんな街」。いきなり「この街を紹介します!」って始められればいいのですが、その前に、ちょっと大事なお話をしておこうと思います。実はよく頂く質問なんです。その中でも2つ、ご紹介します。

賃貸と購入。ぶっちゃけ、どっちがいいの?(得なの?)

 不動産と言いますと、このネタ出てきますよね。home’sやat home、suumoもみなさん、毎年特集を組んでいます。なぜなら、「どっちが得か?」という問題は、日用品ならともかく、住まいともなりますと、人生で一番高価な買い物になるからで、そのお気持はよーくわかります。
 結論から申し上げれば、その方の持っている条件により、賃貸のほうがお得、あるいは購入したほうがお得、という話になります。ズルいって言わないでくださいね(笑)。実際そうなんですよ。では、ちょっと細かくなりますが、説明させていただきます。
 地価・賃貸価格との兼ね合いがほぼすべて。
 近年、大都市圏とその他の地域との間で、地価(土地の値段)の格差が広がっています。大都市圏では未だに上昇を続ける地価でも、少し郊外に行きますと、毎年微減を続けているところが多いんですよね。そうしますと、いわゆる東京23区内なんかは物件価格が下がりにくく、購入しにくいかと思います。一方、東京近郊のニュータウンなんかですと、宅地内の住戸に空き家が増え始めています。大阪近郊でも同様のことは発生しているのですが、どちらも高い居住性を誇っていたのは昔の話。今ではタウン内に商店がなくなり、買い物に行くのに不便ということなどもあり、大都市への住み替えが起こったのが例の「都心回帰」。ですが住居価格は相変わらず高価ですから、この場合は賃貸に住む、あるいは以前より専有面積の狭い物件を購入するという選択肢になります。反対に、郊外は前述の通り、地価は毎年減少、中古物件のダブつきなどにより、物件価格は下落。となると、賃貸も購入も、どちらであっても大都市圏よりも有利となります。かつて、何十倍もの抽選を経て購入されていたマイホームも、今では一家のお荷物、というご家庭も少なくありません。
 結論から申し上げますと、大都市圏では賃貸を選び、郊外などの地域では購入を選んだほうが得でしょう。大都市圏の場合、予算があれば購入しておいたほうがお得になる場合があります。地価が下がらず、上昇を続けているエリアです。あるいは高値で安定しているエリアです。ひと財産になりますよね。ですが、それ以外の地域につきましては残念ながら、今後大きな財産となるかどうかはなんとも申し上げられません。地域差は関係なく、建物は年々価値が下がりますし(一部例外もあります)、土地も安値のままであれば、賃貸物件というのは一定の賃料以下に下がりませんから、価値は上がらなくとも、お得なうちに買ってしまえ、という発想もアリですよね。同じ街に住むのならなおさらで、郊外の同じ場所に長年住むことが決まっているのなら、購入したほうがお得になるケースが多いです。程度の良い中古の一戸建てを買うというのもいいですよね。もちろん、土地を安く購入し、お好きな建物を建てるというのもオススメです。つまりは、地価と賃貸価格の兼ね合い。それに加え、同じ場所にどのくらいの期間住むかが決め手となります。

2.一戸建てとマンション、どっちがいいの?

 これもよく聞かれる質問ですが、お好きな方をどうぞ、としか言えません。それでも、オススメはあります。
 まず、大都市圏。大都市圏で一戸建てを探すのは意外と難しいです。都心というと≒マンションと言う選択肢が大半で、一戸建ての場合は、都心なのに駅から遠い場所になりがちです。そこを上手く突いたのが、株式会社オープンハウスの一戸建て物件で、都内の駅に近いエリアに狭小ながらも一戸建て(たいていは1階部分に駐車スペースのある木造3階建て)を建て、供給しているケースです。関東の方ならCMでお馴染みですよね。前述の一般論を覆したケースとなります。
 とはいえ、大都市圏の基本はマンションです。都心のお住まいをご検討の方はマンションを中心に選ぶ格好となります。
 逆に、郊外となりますと、案外とマンションの供給そのものが殆どないエリアというのが少なくありません。あっても賃貸マンションで、分譲マンションは時々地元の供給会社が販売する程度だったりします。その傾向は都心から離れれば離れるほど顕著になります。そうしますと、そもそも一戸建てしか選択肢がない、ということも多いかと思います。こうなるとマンション派の方は必然的に、郊外に住めないと言う方もいらっしゃるでしょう。実は立地一つ取ってみても、一戸建てか、マンションかというのは選択肢の幅に隔たりがあります。双方が同じくらいあると選びがいがあるのですが、そういう場所って意外とありそうでないものです(ないわけではありませんよ)。
 次に、建物そのもので考えてみようと思います。一戸建てというのは、基本的にその持ち主が建物、土地(植物やブロック塀なども含みます)を所有し、管理します。一方、マンションというのは、専有部分と共有部分があります。つまり、持ち主が所有・管理できる部分と、マンションの持ち主全員(って言うと面倒なので、管理組合を設立します)で所有・管理する部分があります。一戸建ては建物に対する管理費・修繕積立金などの負担はありませんが、マンションにはあります。しかしどちらも時間の経過とともに傷み、修理が必要になります。マンションの場合は毎月積み立てていますから、そこから修理(この場合修繕費用)のための費用を捻出します。一戸建ての場合、外壁が汚れてきたら、業者を頼んで塗装してもらうか、自ら塗装するなど、一度にまとめて費用がかかります。毎月積み立てておかないと、後で結構な金額の請求が来た、なんてことになりかねません。
 ということは、建物の維持が面倒だ、という方はマンションを。場合によってはDIYも厭わない方(業者を頼んでもいいんですよ、もちろん)は一戸建て。という考え方も生まれます。
 他にも、ご近所付き合いという話もありますが、どちらも大なり小なりある話ですから、今回は割愛します。
 結論としては、住む場所により、マンション・一戸建ての選択肢に限りがあり、立地を優先する場合、必ずしも希望が叶うとは限りません。建物を優先する場合、立地を多少妥協して選ぶ必要があります。
 建物単体で考える場合、購入後の管理、特にメンテナンス費用の管理ができる方は一戸建て。まとめて済ませて欲しい人はマンション、と言えます。

 これらを踏まえた上で、次に住むならこんな街、をご紹介しようと思うのですが、ご紹介にあたり、こんな見方で進めてまいります。

 A. 大都市・郊外双方ご紹介してまいります。
 B. ですが、「王道・定番」と言えるような街はご紹介しません。
 C. 楽しくご紹介します。街をディスることはしません(自虐的なネタが交じるかもしれませんが、それでもオススメに代わりはありません)。
 D. 実は全て、私、のりべぇが住みたい、と思ったことのある街ばかりです。

 自分が住みたいと思ったのですから、気持ち入ってますよ〜。次週からぜひお楽しみ下さい!

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