新コーナー誕生!水曜日は「次に住むなら、こんな街」(9月15日・旧暦8月9日)

今日ののりべぇ
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ついに登場!新コーナーです。

その前に、私の「前歴」(笑)をご紹介します。

 以前、突然の予告発表を行いましたが、それがこの新コーナー。「次に住むなら、こんな街」です。ずっと温めてきた企画がこれ?と思われそうですが、満を持しての配信でございます。
 と、詳しいコーナー説明の前に、私の前歴についてご紹介をさせていただきます。

 私ことのりべぇは2007年6月より2020年9月までの間、某不動産情報(広告)提供会社でライターのお仕事を頂いておりました。某とつけておりますのは、守秘義務契約の関係でして、一応記載だけは避けさせていただきます。また、厳密に申しますと、編集プロダクション経由でのお仕事依頼となるため、「下請けの下請け」と書くのが正しいかもしれないので、その旨も記載させていただきます。
 まあ、某不動産情報なんとかって書いてしまいますと、もう社数が限られてまいりますので、全然隠しきれていないのですが、まあ、その辺はどうぞお察しのほど…。
 13年のお仕事の間で、新築一戸建て・土地に関する広告が半分、新築マンションに関する広告が半分。やや前者のほうが多かったかと思います。不動産会社のご紹介も何社様か担当したことがありますが、主に新築物件のご紹介を担当してまいりました。短い制作期間の中でできる限りの広告づくりをさせていただきましたが、至らぬことも多々あり、反省すべき点はたくさんあるものの、今は多くの方々への御礼の気持ちで一杯でございます。
 さて、そんな13年間のライター生活終えてみて、振り返ってみますと、色んな場所へお邪魔いたしました。私が南関東エリア担当でしたので、茨城県つくば市から千葉県山武市、神奈川県秦野市、埼玉県比企郡小川町、そして東京都八王子市に至る範囲をカバー。首都圏の旅番組を観ていると、プライベートで訪れた場所より、仕事で訪れた場所のほうが多いという結果になりました。これも一つの思い出であり、自慢です。

「上には上がいる!」この世界。

 ライターの世界なんてこんな物、ではあるのですが、私が13年ほどライター生活を務めさせていただいたという話をしますと「じゃあベテランさんなんですね」と言われることがあります。しかし、残念ながらこの不動産広告のライターさんは13年などまだ「序の口」。40年以上のキャリアを誇る「先輩」がゴロゴロいらっしゃる世界です。不動産のみならず、他の分野でもありがちな話ではあるのですが、逆に最近増えているIT系ライターさんは若い方が多いですし、服飾系はベテランさんもいらっしゃれば、ティーンズ誌なんかは若いライターさんが多いような印象を覚えます。
 それでも、ノンクリエイターの私が務めることができたのは奇跡、いや、多くの方々のお力添え以外の何物でもありません。見出しからそれた話ではありますが、キャリアの年数だけで測れるものではないもの、逆に言えば、私の実力でここまでよく続けられたなと、周囲の方々のアシストがどれだけあったかを考えねばならないと思っております。

さて、ここからが本題。

 以前の予告がありましたので、少し前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。
 皆様は、今お住いの場所に満足されていますか?
 おそらく、満足している・まあまあ・満足していないと、3通りの答えが返ってくることと思います。ここから更に質問を掘り下げ、細分化していきますと、本題からはそれてしまうものの、立地には満足されているものの、建物やお部屋に不満があるという方が出てまいります。こういう方にはぜひ建て替え・リフォームをおすすめするとしまして、住む場所に限って掘り下げてまいりますと、交通の便、商業施設の規模や軒数・距離、そして治安や教育事情と、幅広い分野に対し、満足・不満が挙げられてまいります。中には「オシャレ度」という判断材料もあるかと思います。もちろん一番重要な要素は「価格」ですよね。
 もちろん皆様それぞれに、建物に関するこだわりだとか、あるいは一生賃貸でいい、という方もいらっしゃると思うのですが、やっぱり最終的に大切なのは「立地」ではないでしょうか?

まさかの「パラダイム・シフト」が起こった2020年。

 戦後の住宅事情を振り返りますと、家を空襲によって焼け出され、まずは住む場所を確保・再建しなければならないと奔走した終戦直後に始まり、住宅都市整備公団(現:UR)や大手不動産デベロッパー、あるいは地方自治体による大規模ニュータウン開発と、大都市から周辺都市への人口流出(いわゆるドーナツ化現象、あるいはベッドタウン)。そして近年では都心回帰と、ほんの70年ほどの間に大きなパラダイム・シフト(転換期)がありました。
 そこへもってきて、昨年からのコロナ・パンデミックに伴うテレワーク(ワークアットホーム)の急速的な普及拡大は、都心回帰と言われていた近年の減少を逆転させかねない新たなパラダイム・シフトの機会となってしまいました。こうなると世の中更に混沌としてくるわけで、一定のトレンド(傾向)が存在した「家さがし」に異変が生じているわけです。

今後はテクノロジーの「ちょっとした」進化で、更に混沌とするかも。

 自動操縦による自動車、ドローンの誕生。衛星インターネット「スターリンク」の本格運用開始。携帯通信5G(第5世代)の全土普及と6G(第6世代)の開発。たったこれだけでも既に実用化、あるいは実用化直前にまで進化している現在の科学技術を鑑みますと、実は日本のほぼ全域、どこに住んでいても、電気・上下水道・ガス(代替品を含みます)といった、基本的なインフラさえ整っていれば、極端な話、東京駅八重洲口に目の前に家があろうが、それこそポツンと一軒家であろうが、同じような暮らしが可能になるでしょう。従来であれば大掛かりな道路建設が必要だった過疎地域であっても、人が乗れるドローンの運用により、むしろ道路建設が不要になるかもしれません。しかもその開発から実用化への道筋はもう決まったも同然。むしろ倫理的な課題の解決(事故発生時の責任の所在など)が一番難儀だろうと言われるほど、身近なテクノロジーなわけです。
こうなりますと、家選びにあたり、立地というのは更に混沌としたものになります。重要だと思う方もいれば、むしろ重要でなくなったという人も出てくるでしょう。あるいは、今までなら「不便さから人が住むには難しい」とされてきた場所がむしろ人気スポットに、という現象も夢ではなくなりそうです。
 しかしその一方で、限界集落に代表される人口減少地域、住民の高齢化が進み、空き家が連なるニュータウンと宅地、そして、以前なら夢の別荘地だったはずが、今では廃墟寸前といった問題は解決の糸口が見えない状況となっています。

いえいえ。これからが面白くなってくるんですよ、皆さん。

 今後、よほどのことがない限り、今後も日本で一番高い土地(路線価)は、東京都中央区銀座にある老舗文具店「鳩居堂」前でしょう。そして残念ながら、これまで以上に空き家は増え、人口ゼロを記録する自治体が誕生してしまうのは時間の問題かもしれません。
 しかしですよ。実はこれからが、本当に住みたい場所を探すのが楽しくなる時代を迎えようとしているとしたらどう思いますか?
 そりゃ、セレブリティ・ライフをエンジョイしたければ東京都港区でしょ、と思い方も多いでしょう。100年前はむしろ都内でも田舎に属していましたけど…。逆に、50年前の人に「武蔵小杉ってオシャレな街ですよね」と話しかけたら大笑いされることでしょう。これらは極端な例ですが、もはやこれまでの「物差し」が使えなくなるのがこれからの社会。それならば、新しい視点で住まい探しをしてみましょう!というのが「次に住むなら、こんな街」なわけです。これは、ベテランとは言い難いけど13年不動産広告に携わってきた私、のりべぇからのおすすめでもあります。相変わらず前置きが長くてすみません(汗)。

これまでのお仕事の関係で首都圏のご紹介にとどまりますが、それでも意外な街が出てきますよ〜

 おすすめの街のご紹介と言っても、住みたい街ランキング上位の街を「ディスる」コーナーでもありません。更に最近話題の「事故物件紹介サイト」のような、「ダークな話題」をお届けするものでもありません。
 純粋におすすめの街をご紹介するのがこのコーナーです。ただし!それでは実にフツーのコーナーになってしまいますので、多少「ひねり」は入れています。ですが、結構「やっぱりこの街なんだ」と思われる回も存在すると思います。やっぱり「住みたい街ランキング」は嘘を付きません。「ある程度」、ですけどね(笑。理由は「スコア制」。平均的に良いスコアを記録すると、おのずと上位に入ります。客観評価だから嘘ではないものの、主観的には「どうしてここが上位なの?」と思う方もいらっしゃるでしょう)。

同じ街に長く住みたいとご希望の方ほど興味を持っていただけるコーナーに

 したいと考えています。と申しますのも、世の中には一定数で「引っ越し大好き」な方がいますので…。実際、今後は「ノマド・ライフ」と言われるような、本当に遊牧民みたいなライフスタイルも実現可能な社会になります。
 ただ、今回目指すのは「(できる限り)長く住みたいと思える街選びの一助」です。首都圏限定とはいえ、私の「前歴」を全面的に使い、セレクトしていく所存です。

なお、実際にお住いになるかは自己責任ですよ(笑)。

 その点、何卒ご理解の程…。また、各種法令・倫理に反しないよう、細心の注意を払います。皆様からご質問をいただく際も、以下の点についてはお答えできませんので予めご了承下さい。
 1.災害発生確率の高さ/低さ(これは各自治体発行のハザードマップをご参照下さい)
 2.差別に抵触する情報(不動産広告において最も注意を受ける内容です。これについて、私は今後も遵守してまいります)
 3.「将来性」の確約(コロナパンデミックをご覧の通り、いつ何時パラダイムシフトが起きるかわかりません。この街なら将来的にも大丈夫、という確約はできません)
 ただし、こうした点については積極的に書かせていただきます。
 a. レア・スポットのご紹介(グルメスポットとは限りませんよ〜)
 b. のりべぇ視点でのおすすめポイント(色んな意味で「マニアなオッサン」、のりべぇのおすすめなので、期待しないでね(爆))
 c. 「愛されポイント」の発掘(たとえ欠点があっても「愛される街」ってあるんですよ。そうしたポイントを全力で発掘します!)

ということで、新コーナーは次週よりスタート。どうぞご期待下さい!

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