毎週のことですが、簡単に本コーナーの説明を…。
毎週木曜日は「ステルス団委員(自称)のつぶやき」をお送りしております。私、のりべぇはボーイスカウト団の裏方さんである「団委員」をつとめております。少子化や習い事・生活様式の多様化などにより、ピーク時(1983年)の3分の1とも4分の1とも言える規模にまで縮んでしまったボーイスカウト活動を(勝手に)盛り上げよう!と始めたコーナーですが、「つぶやき」と言うより「ほぼボヤき」です(涙)。
早速、今週の本題です。
夏休みも後半戦!気をつけよう、夏休みは「気がわりとデビューの季節」。
子どもたちにとって、夏休みも後半戦を迎えました。早いものですね。考えてみれば、夏休みの始まりはほぼ、東京オリンピックの開始とともに始まりました(多少夏休みのほうが早かったけど)。あっという間ですよね〜。子どもたちの夏休みって。
ただ、この夏休みという、約40日ほどの長期休みの間に、家庭内で様々なこともあるようでして、9月になると退団が増えることも少なくありません。いわゆる気がわり(気持ちが変わってしまうこと)です。特に今年は夏のキャンプを中止、あるいは縮小開催している団が多いことでしょうから、スカウトたちの気持ちが離れてしまうことも懸念されます。
また、よくありがちなのが「夏の間にデビューしちゃう子」の話。あっ、デビューと言っても子どもに関するデビューは2種類あります。私達の世代が「デビュー」というときは「不良化」を指します。若い世代の方が「デビュー」というときは、「新たなチャレンジ(自分の殻を割る的な)」を指します。今回の場合、前者を指します。
まあ、近年は「不良化」ということ自体が格好悪いことであり、ましてやこのご時世に不良化する子も珍しいくらいかもしれませんが、、念の為ご注意ください。
「悪の芽」は早めに摘んでおきましょう、念の為。
念の為申し上げますが、「悪の芽を摘む」とは、暴力的なことではありませんよ!言動が乱暴になったスカウトたちには、先輩スカウトを通じて、それなりに「言い聞かせて」あげましょう。もちろん、セーフ・フロム・ハームに準じてくださいね。
だいたい、不良化などというのは可愛いものですが、放置すれば厄介なことになりかねません。ボーイスカウトは学校ではありませんので、必要以上の介入は避けましょう。やむを得ないときはやむを得ないものです。
気がわりは「きちんと理由を掴む」ことから。
このケースは学習塾でも同じように発生します。夏休みをすぎると、なぜか退塾が増えるです。非受験学年にですが。
もちろん、こういうケースには、「きちんと理由を掴む」ことから始めましょう。例外的に「受験学年」が受験勉強を理由に退団するスカウトが増えるのもこの時期から。一時休団(休隊)としつつ、戻りやすい環境づくりをお忘れなく。
ところで皆様、日本連盟のWebサイトはご覧になってますか?
ボーイスカウト日本連盟のWebサイト、定期的にチェックされていますか?特に加盟員情報の方。現在、「野外活動のための安心・安全講座」合本2021年発行版が掲載されています。夏のみならず、秋や冬の間もうっかり安全面を怠れば、その後の活動に影響を及ぼしかねません。しっかりチェックをし、団委員・リーダーが一緒に対策を講じるようにしましょう。蛇足ですが、来年のスカウトジャンボリーの件はまだ掲載されていません(進展なし)。時々このブログでもご紹介しますが、ぜひご自身の目でもお確かめを。ジャンボリー(予定通りの)開催まであと1年を切りました。先手のご準備を。
次回もお楽しみに!
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