月曜日は「M&M」!その10(8月2日・旧暦6月24日)

今日ののりべぇ
これまでの投稿

毎週月曜日は、私の好きな音楽・映画をご紹介しています。

と言いつつ、毎度の通り、今週も前振りから始めます。

 いよいよ新暦の8月に入りましたね〜。毎日暑い!でも意外と夜は涼しく、メリハリのある夏の日を過ごしております。
 でもさぁ、まーた緊急事態宣言だってよ(このオッサン、ふてくされています)!!そりゃ、大変な事態だって言うことは百も承知だけどさ、重症者・死者の数、前と比べてどうなってるよ?感染しやすいっていうことには相応の理由があってさ、その理由に照らし合わせれば、緊急事態宣言じゃないんじゃないの?って思ったりします。まあ、お上の言うことですから、破ったりはしませんけどね(一応、私なりに「従うべきお上」と「従う気はサラサラ無いお上」の二種類がありますけどね)。
 ワクチン接種がこれからの方。今月はのりべぇ同様、おとなしくしてましょう(笑)。

では、今日の本題。今回は「Movie」です。

緊急事態宣言だもの。この際、バブリーな薫り満点の「ホイチョイ3部作」はいかが?

 「ホイチョイ」と聞いて、香港映画「Mr.Boo(ミスター・ブー)」シリーズを思い出したあなた、私と同類です(爆)。また、すぐに「ああ、ホイチョイ・プロダクションズだろ?」と答えが出たあなた、相当バブル臭が漂ってますぞ(爆)。
 そう。バブル経済前後で一大ムーブメントを築き上げた「ホイチョイ・プロダクションズ」渾身の?3部作というのがありましてですね。今週は一気に3作ご紹介しようと存じます。

3部作その1〜実はスキーブームを「掴んだ」作品。『私をスキーに連れてって』(1987年)

 「ホイチョイ3部作」のトップバッターは「私をスキーに連れてって」。1987年11月に公開された作品です。主演は原田知世、三上博史。あえてストーリーは伏せておきます。なぜなら、本編を御覧いただきたいから。その代わり、ポイントとなる箇所は挙げさせていただきますと…。
1.「携帯電話はあるにはあったものの、いわゆるショルダーフォンの時代。通信手段は『アマチュア無線』!」
 今見ると、結構新鮮かもです。
2.「SUVじゃなくて、(4WDだけど)トヨタ・セリカ(ST-165)でゲレンデに行くのがオシャレ」
 しかも劇中では女性コンビ(原田貴和子(原田知世の実姉)・高橋ひとみのお二人)!
3.「劇中に出てくるSALLOTという架空ブランドが実は結構オシャレ」
 せっかく商標まで取ったのに、商品化には至らず。残念!と思うでしょ?実は近年、こんなプロジェクトがあるそうな!
 「SALLOT SKI REBOOT PROJECT」驚きの商品化!(ただしかなーりあとになってだけどね)
4.裏話だけど、この作品から80年代のスキーブームが始まったというのではないそうな。「スキーブームの兆しを察知し当て込んで題材にした」(ホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫氏談)んだって。へぇ〜。でも実際、深夜番組で「SALOMON SKI NOW」(日テレ系列→テレ東系列。タイトルの後ろは年号末尾2桁が入る)ってのがあって、 本作の前からスキーって相応にブームだったしね…。
このくらいを押さえておくと、当時の雰囲気そのままに楽しめるかもしれません。では、本編の前に、予告編をどうぞ。

「私をスキーに連れてって」予告編

本編はどうぞDVDで!

3部作その2〜金かけすぎ?な、バブル経済絶頂期の作品『彼女が水着にきがえたら』(1989年)

 タイトルからすると、まさかの水泳部スポ根映画?と思ってしまいそうですが、ダイビングがモチーフの作品。しかも、水着姿と言うより、ウェットスーツ姿のほうが圧倒的に多いです(笑)。
 主演は前作と同じ原田知世に加え、織田裕二が相手役をつとめます。本作もストーリーはあえて掲載しません。しかし、ストーリー以上に驚きなのは、「プロダクト・プレイスメント」という手法を全面的に取り入れ、とにかくお金がかかっている(ように見える)作品に仕上がっています。具体的に申し上げますと、実際の企業・商品名を作品内で表示させる手法です。近年では007シリーズにおけるボンド・カー(アストン・マーチン)、悪役の車(ジャガー)、ボンド愛用の腕時計(オメガ)が非常に有名ですが、本作では「カワサキ製水上バイク、ロビンソン製ヘリコプター、リーヴァ(伊)製クルーザー」など、国内最大手の広告代理店電通が中心となり、一流メーカーとのタイアップを実現。前作ではアマチュア無線だった通信手段も、NTT製ショルダーフォン(一応携帯電話)が当たり前のように出てきます。
 音楽は、前作のユーミン(松任谷由実)に対し、サザンオールスターズが使われ、主題歌「さよならベイビー」は同年の大ヒット曲になりました。では、予告編をご覧ください…と思ったら、なーい!やっと見つけたTVCMを御覧ください。

やっと見つけた「彼女が水着にきがえたら」TVCM

予告編はなんだかなぁ。でも本編は面白いですよ!ぜひDVDでどうぞ!

3部作その3〜個人的にはこれが最高傑作『波の音だけ抱きしめて』(1991年)

 実は本作だけ、主な舞台は1983年です(最初と最後の場面は1991年。一部1982年も含まれてます)。主演は中山美穂、織田裕二。本作はヒロインが代わっています。
 サーフブーム、ミニFM局、湘南、AOR…。当時の雰囲気をギュッと凝縮したような、ひと夏の恋物語。本作もあらすじは掲載しませんが、私は本作が一番好きで、最高傑作だと思っています。
 本作の特徴の一つに、主題歌こそ松任谷由実の「Valentine’s RADIO」が使用され、一部同氏の楽曲が挿入歌としても使われていますが、中山美穂演じる田中真理子(実は3部作共にこの名前が使用されています。ぜひチェックしてみて!)がDJをつとめるミニFM局でかかる曲(主にAOR)は全て洋楽。当時の雰囲気を物語っています。蛇足ですがサウンドトラックは劇中でかかったナンバーを中心に、洋楽で構成されています。
 本作のポイントはやっぱり、中山美穂の「時代考証通りの日焼けした肌&メイク」姿。共演した松下由樹も同様に、当時の「ギャル」を忠実に再現している点は秀逸です。また、DJブースで使用されているターンテーブル(レコードプレーヤー)、オープンリールデッキなども当時を偲ばせる逸品ばかりです。残念ながら予告編がありませんでしたが、JT(日本たばこ産業)のタイアップCMを御覧ください。

当時はタバコのCM全盛期。映画でもタイアップしてます。SomeTime Lights・TVCM(映画「波の音だけ抱きしめて」タイアップ版

本編はDVDでご鑑賞を!

実はもう2作あるんですけどね(笑)。それにしてもさすが「国内最強のクリエイター集団!」

 一時代を築き上げ、現在も国内最強クラスのクリエイター集団であり続けるホイチョイ・プロダクションズ。実際は漫画家ユニットでもあり、「ビッグコミックスピリッツ」にて1981年より連載開始の4コマ漫画「気まぐれコンセプト」も一時の休止期間を除き、現在でも連載中という活躍ぶり。いやぁ、すごい人達がいるものです。今年の夏もお家でグダグダ。そんな夏のひととき。「ホイチョイ3部作」を楽しんでみませんか?

次回もお楽しみに!

(敬称略)

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