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このところ、「まとめ配信」にて失礼しております。
一応、毎日書いてはいるんですけどね…。
この2週間ほど、まとめて数日分のブログをアップしております。実際には毎日書いているのですが、ブログ用に使っているパソコンを閉じている関係で、まとめてアップをしている次第です。気づいたら3日分アップされていた、という言い訳でした。
今日の本題です。
書類の片隅に置きっぱなしだった「業界地図」2018年版…。
いわゆる年鑑ものというのは、基本的に最新のものでなければ役に立たない書籍です。もちろん、過去を振り返るという意味では有益なのですが、今後の業界動向や株価の推移を予測するという目的では、最新でなければなりません。
今回、書類整理をした際、その片隅に置きっぱなしだった「日経 業界地図 2018年版」を見つけました。2017年の秋に買った本でしたが、あまり読むこともなく、書類の山の中に埋もれ、その後段ボール箱に収めてしまったきりだったと思います。
すぐに捨てればいいものを、うっかり中を覗いてしまいました。書類のシュレッダー処理もそっちのけで、2018年の各業界に関する予想を読みふけっておりましたが、読み進めるにつれ、読んでおいてよかったと思える内容でした。
本当は2020年版を昨年買っておいたほうが良かったのですが。
それはともかく、今回の新型コロナウイルス感染拡大による影響がいかに大きかったかを、改めて確認できたというのが結論です。もっとも、3年前の出版で2年前の予測ではあるのですが、もし私の手元にある本が2020年版だったら、ことごとく予測を外しているかと思います。それほどにいわゆる「コロナ騒動」のインパクトが大きかったかを知らされることになるとは…。実際の数値を比較したというわけではありませんが、「業界天気図」なる、天気のように翌年の業界を予想した天気マークを見る限り、いかに国内産業が悪影響を受けているかを改めて知ることになりました。
コロナ禍での首相交代・大統領選挙、そして不穏な動き…。
今年は安倍前首相の辞任と菅新首相の就任という、夏の終りに驚きの首相交代劇がありました。理由が理由ですからこれは仕方がないと思います。
そしてアメリカ合衆国では大統領選挙を控えております。これも任期満了に伴うものですから予定通りの選挙スケジュールです。
ですが、コロナ禍での交代、あるいは選挙ということで、日本国内では大した混乱もなく、粛々と進められましたが、大統領選挙を巡っては多くのニュースが報道されています。同時に、今や米中経済対立と呼ぶには優しすぎるほど過激な対立が続いています。米政府の容赦ない規制と排除に、中国共産党も応戦するばかりか、こちらも過激な発言が報道官からなされています。
米ソ冷戦以降、兵士どうしが戦う、いわゆる「ホット・ウォー」に変わり、経済・次情報を武器に争う戦いが展開されています。現在の米中情勢を「戦争状態だ」と表現するメディアもあるほどです。新型コロナウイルス感染者数もさることながら、改めて地政学的リスクについても注視する必要があります。もちろん、個人的な見解ですが、「ホット・ウォー」とならないことを強く望みます。
次回もお楽しみに!
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