パソコンの「グズり現象」について
昨年の12月からなんですが、インターネット閲覧ソフト、ブラウザの調子が思わしくありません。ネットへの接続が時間切れ、タイムアウトを度々起こしております。のりべぇのブログも、下書き保存の際にずっと保存中のステータスから動かず、ずっと保存中、そしてタイムアウトという動作を繰り返したかと思えば、一瞬で保存完了、という事態になることも。困ったものです。
デジタル機器もクリーニングと整頓が必要。
別に、パソコンを分解し、埃を取るということではないのですが、パソコンもクリーニングと整頓が必要です。この場合はHDD(ハードディスク)、あるいは最近ノートパソコンの記憶媒体として主流になりつつあるSSD(ソリッドステートドライブ)をさします(注:でも、デスクトップパソコンは結構埃が溜まりますので、時々中を開けて掃除してあげると元気になりますよ)。
古いデータが残ってるのよ、意外と。
ハードディスクドライブは今や、ギガの世界からテラの世界へ突入しています。のりべぇが初めて買ったマックは確か、250MBくらいしかハードディスクの容量はありませんでした。今や500GB、あるいは1TBが主流。となれば、様々なデータをどんどん保存できるわけです。
ところが、いつかはデータがいっぱいになります。いっぱいにならないように捨てるんですが、実は捨てたつもりでもデータが残っているんです。これが動作に悪さをします。例えるなら、パイプ詰まりのようなもの。しっかり排水したつもりが、どんどんパイプの周りに油汚れなどがこびりつき、流れが悪くなることありますでしょ?あくまでも例え話ですが、動作が遅くなる≒パイプの詰まりと考えればわかりやすいかと。
ということは、定期的にクリーニングをしてあげる必要があります。これはあらかじめOS(基本ソフト)に入っていますから、その機能を使い、クリーニングしましょう。別に、ときめかないデータはすぐに捨てろ!とは言いませんけどね(笑)。
実はプログラムデータって、あっちゃこっちゃ行くのよ。
OSだけでなく、普段よく使うアプリケーション・ソフトウエアは、使えば使うほど、そのプログラムがHDD、あるいはSSDの空きスペースに分散することがあります。そうすると、これまた動作が鈍る原因になります。もちろんこれもOSの中に、整頓するソフトがありますので、定期的に整頓しましょう。ここまでのお話はHDDに限った話ではありません。SSDも基本的には同じだと思って差し支えありません。
のりべぇは考えが古いな、と思うなよぉー!
実はここまで説明したことは、もう20年も前から普通に行なっていることなんですが、今ではそんなことをする必要などない、という人も多いようで、「のりべぇ、古いよ。クリーニングだの、整頓(デフラグ)なんてさ」と言われそうですが、全ては基本に立ち返るべし!侮るべからずです。もしお使いのパソコンの動きが鈍くなったら、ぜひお試しを。
それでも寿命は来るんです。
HDDは金属の円盤を回転させ、情報を記録させます。SSDはメモリと同じく、半導体に情報を記録させます。しかし、実はどちらも寿命がきます。間違いなくきます。ただ、実はパソコンが起動しない原因の多くが、HDDやSSDでなく、メモリ(RAM)の不良というケースです。そのため、パソコンというのは壊れるまで使うのではなく、壊れる手前でデータを移し替え、買い換えるというのがある意味正しい使い方です。壊れたら、ときめきの有無に関係なく、データを取り出せなくなる危険性があるからです(まあ、データ取り出しの方法はいくつかあるんですけど、コストがかかります)。どうやらのりべぇが愛用しているMacBook Proもそろそろお役御免、というところなのかもしれません。
今日はパソコンのお話でした。
次回もお楽しみに!
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