今日ののりべぇ 11月11日 日曜日 (旧暦10月4日)

これまでの投稿

のりべぇの週末の雑感「ネガティブ思考の後は棚卸しと再構築」

(土曜日・日曜日2日分の雑感をまとめました。とっても長い文章です)

金曜日、頭痛をきっかけとするネガティブ思考に陥ったのりべぇ。残念ですがこれは本当の話です。ひとたびネガティブ思考に陥りますと、全てのことが心配になり、何も手につかなくなること、ありませんか?それでも日常生活がありますから、なんとか前へ進もうと無理をしちゃいますよね。そうするとまた一息ついたところでネガティブ思考が再燃してしまう。これを繰り返してしまいますと負のスパイラルに陥ってしまいます。では、どうすればこの負のスパイラルに陥ることなく、ネガティブ思考を脱することが出来るのだろうか?今日は、のりべぇの場合はどうなのかをご紹介したいと思います。題して「ネガティブ思考の後は棚卸しと再構築」。多少タイトルが示す内容から逸脱するかもしれませんが、あしからず。

1.ネガティブ思考に陥ることを悲観しない。でも無視しない

金曜日ののりべぇがなぜネガティブ思考に陥ったのか。その一部始終をもう一度検証したいと思います。

いつもとは違い、肩こりが始まった→出勤前から次第に頭痛が始まる→仕事が手につかなくなる→何とかやりきり、会社をあとにする→外で久しぶりに一杯飲んで気持ちの切り替えを試みる→しかしダメ→無事帰宅。その後は好きな曲を聴きながらボーッとして、深夜就寝→翌朝は若干頭痛が残ったものの、無事解消

結果、翌日である昨日朝にはネガティブ思考は解消されました。しかし、これはあくまでも最近の一例。今回のきっかけはたまたま肩こりからですが、もちろん身体的要因だけがネガティブ思考に陥る「きっかけ」ではありません。その様々な「要因」を知ること。もしこれをつぶすことが出来れば、ネガティブ思考に陥ることを未然に防ぐことが出来るかもしれません。

とはいえ、突然やってきます。ネガティブ思考に陥る瞬間。自分の内側からこみ上げてくるものもあれば、五感で受ける外的刺激が原因ということもあるでしょう。人はネガティブとポジティブ、これらの思考を行ったり来たりするものです。だとすれば、「どうして自分はこんなにネガティブなんだろう?」「お前はネガティブだなぁ」と、思ったり言われたりしても、一旦はそれを悲観せずに受け入れてしまうのも一つです。前述の通り、人は時にネガティブになり、時にポジティブになるものです。

ですが、そうした思考の変化を無視してはいけないと考えています。「どうせ自分はネガティブだし」と言って、そのまま放置してませんか?反対に、「のりべぇはいつもポジティブだよねー」と言われることが多いのですが、冒頭の通り、私だってネガティブ思考に陥るんです。その状況を悲観せず、かといって無視しないと申し上げた理由がここにあります。一言でいえば、「受容」という熟語を当てはめるのがよさそうです。

2.ネガティブ思考の際に浮かぶ“要素”を「棚卸し」する

ネガティブな状態になるときに浮かぶことは、以前から何度かお話している通り、占い師に見てもらう「3大相談内容」にも合致する、人間関係、経済面、健康のいずれかです。これ以外にも能力だとか、先祖代々受け継ぐ地位のようなものもあるかもしれませんが、大半は前述の3つのいずれかです。

そこで、ネガティブな状態に陥った際に「なんで自分は○○なんだろう?」という、○○の部分をリストアップしましょう。紙に書くのがベストですが、パソコンやスマホを使っても結構です。人に見せるものではありませんから、恥ずかしがらずにリストアップしましょう。蛇足ですが、のりべぇがリストアップしましたら50個以上ありました!どんだけネガティブなんだよ(爆)!でも、ネガティブ思考に陥ると、バーッといろんな負の自分が浮かんできて、自分がとことんキライになります。時々「来世に期待!」と冗談半分に言うことがありますが、本気で来世に期待するしかないのかと考えてしまうこともあります。そして、普段は思い出すこともない「負の自分」をほじくり返していることに気づきます。結論。ネガティブ要素の「気付き」が次のステップにつながります。

3.棚卸ししたネガティブ要素を解消すべく「再構築」を始める

最もシンプルなネガティブ思考の解消法は、ポジティブ思考に切り替えることです。「のりべぇはバカか?そんなの当然だろ?」と思われた方。大正解!でも、それが難しいから人は悩むんです(笑)。しかし、ポジティブ思考に切り替えたって、またネガティブ思考に陥るでしょ?そこのあなた。なぜでしょうね?さっき書いたでしょ?行ったり来たりするんだから。ネガティブとポジティブの間を。そうやって人間は心のバランスを保ってるんだし。世の中、楽観論者ばかりだったら、人類は進歩しませんでした。「まあ、いいっか」を繰り返して、改善のない世の中で終わってしまいます。かといって悲観論者ばかりだったら、人類はとっくに滅亡しています。「もう私たちは終わりだ!」って意味もなく考えて、殺人・自殺が続出しちゃいます。

そこで前の項目を思い出してください。ネガティブ思考に陥ってしまう際、頭に浮かぶ要素、先ほど棚卸ししてもらったヤツですね。これを解消すること。これは可能です。全部は無理でも、一部でも解消することで、ネガティブのスパイラル状態に陥ることを最小限に食い止めることは出来ます。

実は、前述の「棚卸し」にはもう一つ面白い効果がありまして、それはまるで、分子の構造みたいに、複数の要素と手を繋いでしまうことなんです。のりべぇの場合、一例ですが、どうして未だに独身なんだろう?どうしてのりべぇは結婚できないの?とネガティブになることがあるので、棚卸しをしつつ、それらを検証してみましたら、15以上の「ネガティブ要素のお友達」が互いにガッシリと手を繋いで、まるでラグビーのスクラムみたいになってしまいました(爆)。これじゃ、ネガティブになるわな(笑)。大丈夫か?のりべぇ。と、自分を心配するほどなんですが、こうして客観的に自分を検証すると、最後は笑うしかない(爆)。だって、「世の中の女性が自分のよさを分かってくれない」って嘆いた隣で「自分のよさをアピールできない」って書いてるんですから。そりゃ、分かってくれるわけないじゃん(笑)。

しかし、これが最も大切。「最後は笑うしかない」。つまり、ネガティブ思考の要素は、実は突き詰めると笑ってしまうようなことだったりするんですよ。もちろん、深刻に悩んでいる時に「その原因を突き詰めれば笑ってしまうようなこと」、などといったら激怒するでしょうけど。

少し話が逸れてしまいました。「再構築」のお話です。その前に、前述の笑うしかないの補足から先に。もしネガティブ要素の棚卸しをして、笑ってしまうようなものがあったら、再構築もいいのですが、いっそのこと書いた紙をクシャクシャッと丸めてゴミ箱に捨ててみましょう。スッキリしますよ(笑)。でも、また同じことを繰り返してしまうようなら、再構築をしましょう。

ゴールはあくまでも、ネガティブ思考に陥ってしまった時に浮かんでしまう「ネガティブ要素の解消」です。中にはどうにもならないこともありそうですよね。のりべぇなら、身長が低い(160センチ)というものがあります。男性で160センチというと、70歳後半の平均身長とほぼ同じ。のりべぇの場合は、「あと30年近く早く生まれていたら、平均身長に近かったのに、残念!」と笑い飛ばして終わらせました。ですが、こうした「どうにもならない悩み」だけではないのがネガティブ要素。棚卸しを振り返っていただければ、努力次第で改善できることも少なくありません。

やっぱり努力は必要です。ネガティブな状況から脱するには、相応のエネルギーが必要です。あるいは嵐が去るのを待つかのように時間の経過にゆだねることもあるでしょう。しかし、努力なしに改善はできません。しかし、無理に努力をすると、疲れちゃいますよね。なので「再構築」なんです。

例えば、仕事・経済面の再構築。どうして自分には収入が少ないんだ!と嘆くことは、のりべぇだってあります。その改善にむけた努力も続けていますが、現在はその途中過程。ならば、途中過程でもネガティブにならないよう、努力を続けているということを自分にアピールする必要はあります。同時に、過度の見返りを期待することなく、一歩一歩続けること。継続状態にあれば、ネガティブ状態に陥った時、こう変換できませんか?「いや、今努力を続けている状態にある」と。過度の見返りを期待してしまいますと、「こんなに頑張っているのに、どうして結果が出ないんだ?」とネガティブになってしまいますよね。だから毎日継続すること。目標の達成は常に一進一退。のりべぇならばダイエットも日により、体重が減ったかと思えば増えることもありますし、収入面も、給与所得ではないので、多い月もあれば少ない月もあります。この一進一退を繰り返しながら、最終的に右肩上がりのグラフを描けるようになれば、ネガティブに陥る要素も減少していくことでしょう。そのグラフの描き方を調整するのが「再構築」。もし努力の成果が感じられなければ、少しだけグラフの角度をゆるくしてやればいいのです。

具体的なリストアップも大切な再構築。以前からよくリストアップをこのブログでも書かせていただきましたが、これが結構効果的なんです。頭ではイメージできても、意外とそれを思い出すことは出来ず、あらかじめリストを作っておくと、すぐに思い出せるものなんです。何が原因でネガティブになるのか。どうすれば改善が可能となるか、あるいは代替手段はあるのかどうかなど、リストを紐付けることも大切です。前述のネガティブ要素のスクラムを思い出してください。これはその逆です。ネガティブ要素がスクラムを組んでいるのなら、それを解消すべく手段もスクラムを組ませる。後は押し相撲のような展開になるでしょうが、自分の脳裏から押し出すことが出来れば、あなたの頭の中はスッキリしているはずですよ。

もう一つあるとすれば、環境の再構築です。無責任なアドバイスはしたくありませんが、やはりネガティブな状況が深刻になっている方にとっては、最後は環境の再構築ではないかと思っています。住んでいる場所を変える、転職をする、あるいは人間関係の別離・断絶ということもあるかもしれません。それは決して「逃げ」ではありません。「環境の再構築」です。簡単なことではありませんが、それも大切な再構築だと思います。

もう一度だけ大切なことを。人の心はネガティブとポジティブを行き来することでバランスを保ちます。ですから、ネガティブな思考に陥ることをさらに嘆く必要はありません。しかし、ネガティブ思考の状態が長く続くことは精神衛生上あまりよくないと思ったら、その改善を順序だてて行ってみてはいかがでしょうか。客観的な分析と再構築が、きっとポジティブ思考へと変換してくれるかと思いますよ。

次回もお楽しみに!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました