のりべぇの「黒歴史」 〜「昔、塾講師でした」
今日はゆるーく行きますよぉ(笑)。
のりべぇは20代に塾講師をしていました。1990年代の話です。はっきり言って、のりべぇの「黒歴史」です(笑)。2つの塾で勤めましたが、これは最初の塾のお話。
主に小・中学生を教えていたのですが、いろんなことがありました。でも、ストレスだらけでした。当時の経営者が大っ嫌いで(爆)。そっちの話は控えますが(当時の経営者が極度の粘着質なので、このブログを目にした瞬間、名誉毀損だの何だのと言って来そうなので)、授業は面白かったです。教える私が面白いと言ってはいけないんですけどね(笑)。
中学生はとにかく授業をちゃんと聞かないので、いつも怒ってばかり。まあ、友達と一緒に夜、教室にいれば、おしゃべりの一つもしたくなるわけで…。それでもなぜか、私の授業はよく聞いてくれる生徒が多かったような気がします。その理由は…。
ある時、卒業生が訪ねて来ました。
「あっ!のりべぇ先生だ!」高校生になった男子生徒が声をかけてくれました。
「よう!久しぶり!」私が挨拶をするなり、
「先生の授業で何を教えてくれたかは覚えてないけど、面白かったのだけは覚えている!」面白かったの「だけ」って…。私はコメディアンじゃないって言うのに…。
その点、小学生は純朴で、ユニークな児童が多かったですね。ある漢字テストで、「(試)みる」と言う問題がありました。読みの問題だったんですが、ある児童が書いた答えは「(やって)みる」でした。○はあげられませんが、座布団は一枚あげたくなりました(笑)。
そうかと思えば、とってもユニークなF君という児童は、同僚で私より5歳年上のS先生(男性)の国語の授業の際、こんなやりとりがあったそうです。
S先生「お前たちもあるだろ?タンスの角に足の小指をぶつけたこと。あれ、イテェよなぁ。お前たちも似たようなこと、あるだろ?」
すると、
F君「はいっ!」すっと手を真っ直ぐ挙げて、
S先生「はい、F君」(なぜかF君だけ、講師たちは「君づけ」で呼んでいました)
F君「オ×ン×ンをチャックに挟んだ時です!」
教室にいた男子児童は大爆笑!一方、女子児童は一斉に下を向いたのだとか。100%悪気がないF君ゆえに、S先生も笑うしかなかったそうです。
そんなこともあった一方で、のりべぇの最後の授業の時は、ある女子児童に、本当に悪いことをしたと思う出来事もありました(間違えても性的なことではありませんよ!)。
ずっと辞めるということを言わず、最後の日の授業の終わりの時。
「○さん。ごめんね。私、今日で授業、最後なんだ」
のりべぇが話した直後、すごく悲しそうな顔をしてしまったんです。一生懸命授業を聞いていた女の子でしたから、辞めるって言いづらかったんですよね。あれは流石に参りました。案の定、その子はすぐに塾を辞めてしまったようです。
塾を辞めてから1年が経過した時。事務のお姉様(いや、叔母様…。やっぱりお姉様にしておきます!)と駅で会うことがありました。
お姉様「あら、のりべぇ先生じゃない?」
のり「おひさしぶりです!」
お姉様「あなたが辞めたら生徒、半分になっちゃったわよ!」
えーっ!そんなぁ。私のせいじゃないのに(涙)。今となっては懐かしいことばかりです。蛇足ですが、その時買った「ゼロ・ハリバートン」のアタッシェケース、今でも使ってますよ。この夏で26年を迎えます!
次回もお楽しみに!
コメント
F君 最高~(笑) 女子の私は同じように下を向いてたかもしれないけど 心の中では大笑いしてたかも! 今も読みながら笑いました。
のりべぇ先生 女の子を悲しませる程(ごめんなさい!) 人気者だったのね。
ひーちゃんさん、コメントありがとうございます!F君はとっても素直な子でしたが、ちょっと変わり種の子でした(笑)。悪意がないから面白いのですが、今ではセクハラになってしまいます…。それと、例の女の子は、本当に真面目だったんだと思います。あの子には怒ること、ありませんでしたからね…。きっと今頃、素敵な女性、あるいはお母さんになっていることでしょう。今となっては、いい思い出です。
素敵な思い出ですね。彼女も ふとした時に のりべぇ先生の事思い出されてる事でしょうね。
ひーちゃんさん、コメントありがとうございます!もしそうだとしたら、嬉しいような、申し訳ないような…。少々複雑な心境でございます。
大丈夫です! きっと大好きだったのりべぇ先生で記憶に残ってますよ。
ひーちゃんさん、コメントありがとうございます!そうだと嬉しいのですが…。