少々遅いネタではありますが…（残念な話）。
我が青春のタモリ倶楽部よ、永遠なれ！（まだ1ヶ月残ってるけど）
先週の話ですが、テレビ朝日系列で放送の「タモリ倶楽部」が3月を持って放送終了との一報を聞き、少々複雑な心境の私であります。
意外な話に思われるかもしれませんが、実は、フジテレビ系列「森田一義アワー 笑っていいとも!」の放送開始が1982（昭和57）年10月4日なのに対し、「タモリ倶楽部」はなんと、1982年10月9日という、同じタイミングで放送が始まりました。蛇足ですが、日本テレビ系列「今夜は最高！」の「第2期」も同年9月4日のスタートでしたので、タモリさんと1982年というのは、一つの大きな転換点だったのだと思います。
「戦後最大の素人芸人」は「キワモノ系・サブカル系芸人」、そして「日本屈指のエンターテイナー」へ。
私が小学生の頃、タモリさんといえば、ブリーフ姿でイグアナの形態模写をするという「キワモノ系芸人」の位置付けだったように思います。私よりもう少し「お兄さんお姉さん」の世代の方ですと「タモリのオールナイトニッポン」での「NHKつぎはぎニュース」に代表される「サブカル系芸人」としてのイメージが強いかもしれません。
しかし、私が小学6年生（第1期）、中学1年生（第2期）に見た「今夜は最高！」から、私の中のタモリさんへのイメージはかわりました。もはやブラウン管の前のタモリさんは、キワモノ系ではなく、エンターテイナーでした。ですが、そこへもってきての「タモリ倶楽部」の放送開始。さすがにまだ、金曜日の深夜までテレビを見られる年齢ではありませんでしたので、毎週楽しめるようになるには少し時間がかかりました。
好きなミニコーナーは「空耳アワー」？いや、「東京トワイライトゾーン」です。
「タモリ倶楽部」はメインのコーナーがあり、その間に挟み込まれるのがミニコーナー。1度だけ見たことのある「SOUB TRAIN」も実は忘れがたいミニコーナーでした（米国音楽番組「ソウルトレイン」のパロディ。オープニングで総武線のイラストが出てくるというものだが、コーナーそのものは結構本格的。アフリカ系アメリカ人に扮したタモリさんの「チャーシューメン、メーン！」はこの時披露されたネタ）。大半の方は「空耳アワー」を推されるかと思います。洋楽の歌詞の一部が日本語に聞こえるというアレで、これはこれで私も大好きなコーナーですが、イチオシは「東京トワイライトゾーン」。都内のオカルトスポット（という前フリの、実はコミカルなスポット）を紹介するコーナーでしたが、タモリさんのサブカル色がとっても出ていたミニコーナーだったように思います。
かつて本当に自己紹介のときに書いていた「好きなテレビ番組はタモリ倶楽部」。
私は自己紹介を書く際、必ず書いていたのが「好きなテレビ番組はタモリ倶楽部、好きな食べ物は麻婆豆腐」でした。そのくらい、毎週のように見ていました。さすがに見忘れる週も少なくなかったんですけどね（笑）。
残念だけど、今はただ「ありがとうございました」とだけ。
むしろ、40年も楽しませていただいたのですから、今は「ありがとうございました」とだけ書かせていただきます。いつか初期の頃のコーナーとか見てみたいなぁ。大人の事情で難しいんだろうけど。
本当はまだ書き足りないことがあるのですが、この辺にしときます。明日もお楽しみに！
コメント