毎週月曜日は、私の好きな音楽・映画をご紹介しています。
と言いつつ、毎度の通り、今週も前振りから始めます。
終わりましたね、東京オリンピック。でも24日(火)からは東京パラリンピックが始まります!今回の日本選手の活躍はどうでしょうか?もちろん、メダルの行方以上に、「参加することに意義がある」わけで、選手の皆様が楽しく、かつ悔いの残らない大会にしていただければ幸いです。
そして本日8月9日といえば、今から76年前、1945年の今日、午前11時02分に、長崎に原子爆弾が投下された日でもあります。どうか再びこのような兵器が使われませんように(通常兵器も同様に)、と願うばかりです。若い世代の方によっては、広島の原子爆弾投下の日(8月6日)は覚えているけど、長崎は覚えていないという方もいらっしゃるとか。ぜひ両方ともお忘れなきよう…。
では、今日の本題。今回は「Music」です。
30年経っても向上しない思考?懲りないのりべぇ、真夏の昼下がりはこんなアルバムでまったり過ごす!
時々バブル臭が漂うのりべぇです。懲りない面々のひとりです(笑)。
さて今週は、真夏の昼下がり、こんな過ごし方をしたいというお話に加え、お供にしたいアルバムのお話もしようと思います。
やっぱ、ナイトプールじゃなくてデイプールでしょ?
そんなふうに言うのかな?それを言うなら「デイライトプール(daylight swimming pool)」じゃないの?と自問自答しながら、デイキャンプがあるからデイプールと、勝手に言葉をこしらえてしまいました。
さて、どういうことかと申しますと、近年、ナイトプールがもてはやされていますよね。まあ、パーティと言えば夜ですし、パーティーピーポーが集う真夏の遊びとなればプール。それらをガッチャンコすればナイトプールというわけですが、やっぱり夏といえば、おひさまの下でプールを楽しむものじゃありません?日焼けしたくなければ、日焼け止め&パラソルの下で寝そべるという事もできますし。
ということで、あえてのりべぇは「デイプール」を推奨させていただきます。でもね、場所はナイトプールと一緒だったりするわけですよ。そう、都内のホテルのプール!バブルの頃は「シティホテル」なんて言いましたよね。今でも言うのかな?しらんけど…。
あえて流行りの曲は聴かない!リゾート気分満点のフレンチポップスをあえて推奨します(笑)!
おそらく、今どきの若い世代の方は、プールや海のお供の曲といえばJ-POPだのK-POPだのHIP HOPだのBIG DIP(あっ、これは違った。多分沖縄の人しか知らないかも)だのと、ガチャガチャした曲聞くんでしょ?いいんですよ、若いんですから。でも、いい年したオッサンはダメなんですよ、もう。ついていけないから。たまに無理してついていこうとする人がいるんだけど、やめとけって(笑)。50過ぎのオッサンがBTSとか聞いててみ。多分笑われるから。
なのでのりべぇは、きちんとオッサンします。例えそれが都内ホテルのプールサイドであっても。まあ、音楽を聴けるシチュエーションなのかはともかく、聴けるのであれば、のりべぇのオススメその1は、30年経っても変わりません。80年代を代表するフレンチ・ポップスをあえて推奨します(笑)。
「ヴィクター・ラズロ(Viktor Lazlo)」は厳密に言いますとベルギーで活躍するアーティストなので、フレンチ・ポップスというのは語弊があります。ただ、フランス語でリリースしている曲が多く、日本では「お洒落なジャズ」という、謎分類をされていることもあり、メリハリをつける意味で強引にフレンチ・ポップスと紹介させていただきます。
今回ご紹介する「Club desert」(クラブ・デゼール)は1989年のリリース。興味深いのは、英語で同じ曲を歌ったアルバム「Hot & Soul」も同時にリリースされていることで、フランス語圏だけでなく、英語圏へのプロモーションも兼ねたアルバムだと言えます。ここでは「仏・英」聴き比べてみましょう。
個人的にはフランス語版の方が、Viktor Lazloらしさが出ているような気がします(実際、お生まれはフランスだそうです)。また、映画「カサブランカ」の登場人物名をアーティスト名にしているなど、随所にエスプリを感じるアーティスト。このアルバムを聴きながら、昼下がりのプールサイドでのんびりアイスティなんか飲みながら過ごしたいものです。
さて、いつもならここでCDのご紹介をするのですが、残念ながら中古品しかなく、今回はご紹介できませんでした。しかし、アマゾンミュージックアンリミテッド、アップルミュージック会員の方。試聴・DLが可能!ぜひサブスクライブしてみてはいかがでしょう?アーティスト名ならViktor Lazlo(ヴィクター・ラズロ)、アルバム名なら「Club desert」(クラブ・デゼール)で検索を(上位以外のサービスでは調べてませんが、大抵の音楽配信サービスで試聴可能だと思います)。
のりべぇの音楽への欲求は止まらない!ヴィブラフォンが牽引する、ラテン・ジャズの先駆者!
次の1枚は更に古いアルバムになります。なんと1958(昭和33)年リリースのアルバムです。ラテン・ジャズの先駆者の一人、カル・ジェイダー(Cal Tjader )の「Latin Kick(ラテン・キック)」をご紹介します。
カル・ジェイダーは主にヴィブラフォン(ヴァイブラフォンともいいますが、つまりは鉄琴)を担当するアーティストです。1982年に没するまで、多くのアルバムを世に送り出しています。
今回ご紹介するアルバムは、暑い夏の雰囲気に、ヴィブラフォンが清涼感を与えてくれるような、そんな気持ちにさせてくれるアルバムです。今回は映像としてアルバムの1曲目、Invitationをご紹介します。
こちらのアルバムは現在でもCDの入手が可能ですが、せっかくなので、ぜひこの機会に、音楽配信サービスで検索してみてください。前述のヴィクター・ラズロと一緒にスマートフォンにダウンロードし、プールサイドで聴けば、あなたの夏の昼下がりが一層おしゃれになるかもしれませんよ。
でもさ、ホテルのプールって、開いてるの?
あー!そうだったかー!って、わかってるくせに(笑)。こういうときはお家のバルコニーや庭にデッキチェアでも出して、リゾート気分を味わうしかなさそうですね…(そもそもデッキチェアなんて持ってるのかな?)。
お粗末様でした。
次回もお楽しみに!
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