今週は土・日まとめて「雑感」をお送りします。
今週末は「旧暦令和2年」最後の週末。旧暦新年前の振り返りです。
さすがに旧暦2020年と書くのは違和感がありますので、和暦併記とさせて頂きます。
いよいよ旧暦の新年を翌週に控え、改めて旧暦の1年を振り返ります。
旧暦でも、結局「コロナ・コロナ・コロナ」。
もう、これだけは不可避な話題。それでも来年は…。
新暦であれ、旧暦であれ、令和2年・2020年は新型コロナウイルス感染症を抜きに語れない1年となってしまいました。今更ながらですが、本当に長い闘いになってしまいました。そして今も続いています。医療関係の皆様をはじめ、感染の恐怖に怯えながらも流通を止めることなく従事した皆様など、多くの方々のお力で乗り越えることができました。一方で、飲食業界の方々を中心に、多くの方々が経済的に苦しんでいる実情もあります。東京オリンピック・パラリンピックスタッフの方々も同様に、ご苦労が続いていることと思います。
2021年も引き続き、新型コロナウイルス感染症との闘いは続きますが、ワクチンの接種・普及が進む1年となります。恐らく、治療法も進化するでしょう。しかし、終息にはまだ相応の時間を要しますし、それ以上に、経済的な損失を回復させるのには要する期間は、4年とも7年とも言われています。しかし、「回復」のための初めの年になる2021(令和3)年。可能な限り「先を読み」、可能な限りの対策を講じることが必要となります。
「世界の警察」の「親分」。争いは次のステージに?
言いたくはないけど、やっぱり不安要素が頭をもたげます。
「世界の警察」こと、アメリカ合衆国大統領選挙は、民主党候補の勝利により、バイデン大統領が就任。合わせて上下両院も民主党議員が過半数となり、同党のイメージカラーでもある青一色に染まりました。
これで米国の政治中枢も落ち着いたかに見えた先月でしたが、異例とも言える大統領令の連発、経済政策に対する不信、今更ながらに全国民へのマスク配布とマスク着用義務化など、バイデン大統領の船では決して順風満帆とは言い難い状況となっています。通常でしたら大統領就任から3ヶ月間は蜜月期間として、新政権に対するコメントは差し控えるはずの米国マスメディアが、今回ばかりはなぜかバイデン大統領に対して厳しい論調で書き始めております。ここは私の個人的な政治信条・支持者は抜きにして、バイデン大統領にはうまく国を治めてほしいと願うばかりです。
ミャンマーか、イランか。あるいは…(世界の政治)
先日も同様のお話をさせていただきましたが、ミャンマーにおける軍部のクーデター、バイデン大統領によるイラン・中国への対応など、前述の不安要素は米国内に限らず、各国に影響を及ぼす危険性があります。政権が変われば、各国への対応も変わるのは何も米国に限った話ではありませんが、非常にデリケートな問題である以上、バイデン政権の今後の対応次第では、複雑な展開も予想されます。新暦2021年1月に急浮上した話題ではありますが、旧暦換算では年の瀬にあたるため、振り返りに取り上げました。
リモートワークの普及は、「ある意味朗報」。
悪いことや懸念されることばかりが目立った年ではありましたが、怪我の功名とでもいいましょうか。リモートワークの普及は、「ある意味」朗報でした。かねてより政府も奨励していたICT(情報コミュニケーション技術)活用の一環であり、こんな形での普及は不本意である反面、一気に進んだとも言えます。国内企業全体から考えますと、まだ普及率は高くありませんが、今後の働き方に一石を投じたことは言うまでもありません。
気になることはたくさんあれど、一番気になることは…。
やっぱり、家族や人々の絆です。国難なれども、大切な家族や夫婦、恋人や友人など、人々の絆が強く保たれれば、心も強く保たれます。でも、このブログを御覧いただいている方はいかがですか?政治のことよりも、このことが一番気になります。
さて、旧暦令和3年はどうなるでしょうか?
旧暦の元旦に、私の予測も含めてお話させて頂きます。
明日の「日べぇ」もお楽しみに!
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