昔はな、今日が体育の日だったんだよ。
統計から生まれた「晴れの特異日」
「前回の東京オリンピック」は1964(昭和39)年10月10日に開会式を行いました。でも、なぜ10月10日?と思われる方もいらっしゃるかと思います。実はこの日、統計上「晴れの特異日」だったそうです。今年は思いっきり雨ですけどね、今日の東京。
そして東京オリンピック開会式が行われたこの日を「体育の日」と制定したんだそうです。
待て待て!もう「体育の日」じゃないんだよ!
でも、今年のカレンダーを見ても、「体育の日」、ないんですよね。知ってましたか?のりべぇはすっかり忘れていました(笑)。今年から「スポーツの日」と名称変更しました。2018年(平成30年)6月13日に、改正祝日法が参議院本会議で可決・成立されたことに由来します。10月第2月曜日というのは今まで通りです(ハッピーマンデー制度という、実におめでたい制度のため)。
でもこれ、実は「原点回帰」なだけ。
いやぁ、何でも調べてみるものですね(というより、体育の日→スポーツの日に名称変更したことを本気で知らなかった自分の無知さをごまかしているだけ)。実はこの「スポーツの日」、「体育の日」の前に存在してたんですね。
「スポーツ振興法」が1961(昭和36)年に制定され、その際、10月第1土曜日を「スポーツの日」と制定していたそうな。つまりは「原点回帰」。もっとも、1966(昭和41)年から国民の祝日に制定された「体育の日」に対し、ほんの5年ほどしか存在しなかった「スポーツの日」。国民の祝日の名称にまつわる、ちょっとしたエピソードでございました。
危なく旧名称の「体育の日」と言っておりましたのりべぇ、反省します…。
次回もお楽しみに!
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