今日ののりべぇ 4月15日  日曜日 (旧暦2月30日)

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今日は旧暦2月末日。そこで、ちょっとだけ旧暦のお話を…

今日は旧暦の2月30日。実は2月末日で、明日は旧暦の3月1日です。1月は29日でした。では、どうやって月の日付が決まるのでしょうか?実は、月の満ち欠けに影響しています。(以前にもお話ししたかと思いますが、改めてご紹介させていただきます)

日本における旧暦は「太陰太陽暦」と言います。月と太陽の運行を元にした暦ですが、毎月1日は新月、15日から17日は満月になります。月の満ち欠けが影響しているという理由がお分かりいただけたかと思います。

理屈はともかく、なぜ旧暦?と思われる方もいらっしゃるかと思います。そうですよね。実際の生活では太陽歴なので、旧暦を併記しますと、途中でなんだか訳が分からなくなるかもしれません。

しかし、併記することで、季節の風物詩がよりリアルにわかるようになり、実はとっても面白いのです。

例えば、3月3日といえば「桃の節句」。新暦(太陽歴)ではすでに終わりましたが、桃の花は咲いてません。しかし、旧暦では今年の場合、新暦の4月18日にあたります。品種にもよりますが、概ねこの時期に咲きます。あるいは7月7日の「七夕」。新暦では梅雨の時期ですから、そりゃ牽牛と織姫の出会いは減ってしまいます(笑)。しかし旧暦では2018年の場合、8月17日ですから、出会いの機会は梅雨の時期よりは増えるでしょう。なんとなく理屈ではわかっているものの、方や毎年日数が決まっている(4年に1度の2月を除く)新暦に対し、旧暦は閏月が入ったり、小の月と大の月が6回ずつあったりと、新暦になれた私たちには少々掴みにくいところがあります。

しかし、日本の季節の風物詩と重ねてまいりますと、実に趣深さを感じます。スローライフを実践されている方の中には旧暦を生活に取り入れている方もいらっしゃるといいますが、なるほど、と思いました。季節感を楽しむには、旧暦の方が合っているわけです。そりゃそうですよね。季節の風物詩はそのほとんどが旧暦を元に作られているのですから。

のりべぇのブログでは、そんな季節の風物詩も取り入れようと思い、新暦と旧暦を併記しつつ、季節の話題を触れようとしました。まだ季節の話題はほとんどないのですが、これから少しずつ加えてみようと思います。どうぞご期待下さい。

次回もお楽しみに!

コメント

  1. ひーちゃん より:

    旧暦を意識しながらの生活も楽しそうですね。
    季節の話題も楽しみにしています。

    • Norris より:

      ひーちゃんさん、コメントありがとうございます!本当は二十四節気を交えてブログを書こうと思っていたんですが、ちょっとお預けになっておりました。ぜひ季節の風物詩についてもお話しできればと思います。お楽しみに!

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