「タグ」がいっぱい
ああ、ニーノ・ロータの、あの名曲が聞こえてくるようだ…(そんなわけ、ないか)
「いや、モニタがまぶしいね。でも、頑張ってる気がして、気分がいい」
な〜に、突然変なセリフぶっ込んでんだ?とお思いのあなた。これからその言い訳をたっぷり書かせていただきますよ〜(笑)。
プログラムってやつは、どうしてああも、数字だのアルファベットだの、あるいは記号だのの羅列なんでしょうね?おまけに、ちょっと間違えただけで、す〜ぐ機嫌を損ねておかしくなっちまう。最近は「デバッグ」という、懐かしい「赤ペン先生」のような機能もありますから、あれこれいじりながら、なんとかWebサイトの最初のページを作ったりしているわけですが、なにせ、前述の通り、数字だのの羅列で、目が疲れます。これらのことを「タグ」って言うらしいんですが、目を閉じても、こいつらがいっぱい出てくるわけです。それで「タグがいっぱい」ってわけ。
あの名画に思いを馳せているわけではないのですが…。
それで思い出したのが、アラン・ドロン主演のサスペンス映画「太陽がいっぱい」。主題歌はあまりに有名ですが、作曲はクラシック作曲家でもある、イタリア人の「ニーノ・ロータ」。主に、フェデリコ・フェリーニ監督作品の音楽を担当されていますが、「ゴッドファーザー」(I・II)の音楽担当でも有名です。
あっ。本題に戻りますが、そんな名画のあの曲が、浮かんでくるわけですよ。目を閉じても、「タグ」がいっぱい。おまけに、うち間違い探しで上へ下へと画面をスクロールするから、映画のエンドロールみたいにも見えるし…。思わず、「太陽がいっぱい」のラストシーンを思い出してしまいます。
しかし!あのシーンには大きな間違いがあった!
よく、吹き替え版を見ていますと、名声優、野沢那智さんの吹き替えで「太陽がいっぱいだ…。最高の気分だ」と、アラン・ドロンが最後の方のシーンで「名セリフ」を決めるのですが、実はとんでもなく間違っていたなんて!実は元々、こういうセリフだったんです。
Si, c’est le soleil qui tape. Mais à part ça, je me suis jamais senti aussi bien.
訳すと「いやぁ、日差しが強いよ。それはさておき、こんなに気持ちいいことはない」って感じ(直訳風)。実は、日差しを嫌がるシーンだったんですね。この名台詞が思わず浮かんだってわけ。題して「タグがいっぱい」(笑)。
蛇足ですが、最後のシーンは「お電話ですよ〜!」という、店のおばちゃんが彼を呼ぶシーンです。
なんだか分かりにくい内容になってしまいました。明日も読んでくれるかな?
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