毎週月曜日は、私の好きな音楽・映画をご紹介していますが、まずは恒例の「前フリ」から。
心と体を「アクティベート」させる8月後半に。
8月も後半に入りました。先週から雨続きの天候で、せっかくのお盆休みも家で過ごしておしまい、という方も少なくなかったかと思います。こういうときって気が滅入りますよね。
お陰様をもちまして、私ことのりべぇは、少しずつではありますが、「アクティベート」しつつあります。アクティベート(activate)というと、IT用語に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、派生語にアクティブ(active)という言葉がある通り、活動的にする、活性化するという意味に加え、使用できる状態にする、という意味なども含みます。IT用語としてのアクティベートは、有効化、あるいは稼働状態にある、というときに使われるかと思います。
なんとか8月いっぱいでアクティベートな状態というより、すぐにフル稼働できる状態へと、(頭も身体も)回転数を上げていこうと考えております。できるかな(笑)?
では、今日の本題。今回は「Movie」です。
今日は少し指向を変えて、のりべぇ「映画と夏の思い出」編in1975をお送りします。
突然ですが、日本の三大祭りといえばなんでしょうか?一般的には「神田明神の神田祭・八坂神社の祇園祭・大阪天満宮の天神祭」なんだそうですが、ネットではいつしか「ヤマザキ春のパンまつり・東映まんがまつり・花王ヘアケアまつり」のほうが盛り上がりを見せているのだとか…(もちろんネタですよ)。しかし残念なことに、花王ヘアケアまつりは2012年以降開催されていませんが、東映まんがまつりはなんと2019年より「昔の名称」とともに復活、ヤマザキ春のパンまつりは今でも毎年、ポイントを貯めると白いお皿がもらえます(なんと1981年開始で今年41回目!)。ぜひここは花王さんに頑張ってもらい、ヘアケアまつりの復活を…。
話がそれたので本題に戻します(笑)。実は、私が「最後まで飽きずに」映画館で映画を見ることができたのは、1975年の「東映まんがまつり」が初めてでした。私は5歳のことです。今でも覚えています。銀座にある東映の映画館。夏休みに母親(現在のババ)に連れて行ってもらいました。
東映まんがまつりは、早い話が漫画・アニメのオムニバスのようなもので、私が見た1975年夏のときは、なぜか「野生のエルザ」が「カップリング」されていました(しかも全体の尺の都合でカットしまくり)。
私が主に見たかったのは、当時大ヒットした東映の実写マンガ「がんばれ!!ロボコン」と「秘密戦隊ゴレンジャー」でした。前者は何故かガソリンで動くロボットという、地球温暖化で大騒ぎの現代では考えられないキャラクターのコメディ作品で、後者は今でも脈々と受け継がれている、いわゆる「戦隊モノ」の元祖にあたります。
当時だけでなく、つい最近までそうだったのですが、アニメや戦隊モノなどの作品はフィルムで撮影されていたため、一応まんがまつり向けのコンテンツになっていますが、編集は容易だったと思います。少し話が外れますが、日本のドラマもそうなんですが、結構長い間、フィルムで撮られていました。しかもその多くが映画用の35mmフィルムではなく、アマチュアも使うことがあった16mmフィルムだったという、海外ではあまり考えられないお話でございました。
さて、本題に戻りましょう。「東映まんがまつり」自体はまあまあ面白かったです。上記作品以外もありましたが、今では記憶がありません(調べたら全部で7作品上映)。ただ、当時の子どもたちからすれば、夏休みの楽しみのひとつであり、都内というより、地方都市の映画館で観たという方も多いのではないでしょうか。ちなみに、「東映まんがまつり」を観た2日後に風邪で寝込んでしまいました。理由は館内の冷房が寒すぎたという、なんだか「東南アジアあるある」みたいな、5歳当時ののりべぇのエピソードでした。
時は流れ、今度は1992年のお話。
それは「東映まんがまつり」から17年が経った、1992年夏休みのお話です。夜、車を走らせていますと、学校の校庭で映画を上映していました。どうやら、夏休みのお楽しみ会のようなものを開催していたようで、夕涼みをしながら、子どもたちが外で映画を楽しんでいました。それを我が家で話しましたところ、「ババ」が反応し、昔、子どもの頃に校庭で映画を観たと懐かしそうに話していました。なるほど、そういう時代もあったのですね。調べましたら、「野外上映会」だとか、「校庭上映会」という言葉が検索で出てまいりました。
非常に懐かしい雰囲気の小学校だったのですが、現在、その近くを「つくばエクスプレス(通称TX)」が走っています。周囲の状況も大きくかわり、牧歌的な光景は、区画整理された街並みにかわり、殆ど残されていません。便利になることはいいことでしょうが、夏の風物詩がなくなってしまうのはちょっと残念な気もします。
映画と夏の思い出、皆様はどんなご記憶がありますか?
子どもたちにとって夏休みは「冒険の舞台」であり、夏休み自体が壮大なストーリーなんですが、その中でぜひ、映画と関わった思い出が、今の子どもたちの中にも残されることを願っております。とはいえ、現在の社会情勢を考えますと、映画館に足を運ぶことそのものが控えられている状況ですから、難しい世の中になってしまったものです…
今日は、懐かしさを楽しんだ「M&M」でした。
次回もお楽しみに!
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