水曜日は「トラベラー・のりべぇ」その4(6月23日・旧暦5月14日)

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旅行に行けないので小ネタが続きます。

早く行けるようになるといいですね、旅行。

 いやいや、別に行っちゃダメとは言われてないでしょ!と仰る方もいらっしゃるでしょう。その通りなんですが、一応、全国的には「不要不急の外出は控えてくださいね」と、柔らかいトーンながらも自粛を呼びかけられてますので、世界中で10人くらいしかご覧になっていなさそうな私のブログであっても、やはりお上の言葉には従う次第です、ハイ。
 でも、待ちきれないという方も多いですよね。そのお気持ちもよ〜く分かります。実際、旅行におでかけになる方は昨年に比べますと倍以上の伸び。数字が示している通り、待ちきれない方も少なくありません。

 個人的見解ではありますが、起点・終点がいずれも感染者・陽性者数の少ない地域にお住まいの方であれば、交通の経路だけお気をつけいただくことで旅行をお楽しみいただけると思います。海外だけは各目的地となる国の事情がありますので、一概にOK!という状況ではありませんが徐々に変化しつつあるのも事実です。

私もプランは立ててあるんですよ、プランは。

 私自身、旅行のプランを立てるのは大好きです。というより、私の旅行からプランを取り上げられてしまったら、1秒以内で旅行をやめます。それくらい私にとって大切なことは、旅行のプランを立てることなんです。もっと言えば、旅行のプランを立てるだけでも旅の半分くらい楽しんだ気分になれたりします。いわゆる「机上旅行」というやつです。

とにかく調べるのは大好きな性分でして…。

 私のブログを読んでいただければ何となくおわかりになるかと思いますが、とにかく私は調べるのが大好き。時々ガセネタを掴んでしまうこともありますが、できる限り正確な情報を掴もうと日々努力している次第です。

旅行を計画する上で大切なポイント1「航空券・きっぷ」

 旅をする上でまず大切なのは、交通機関の選択と予約、その確保です。今回は航空券の購入に絞ってお話をさせて頂きますが、私の場合はこの順で便を調べます。

1.現地の到着時刻(航空会社の絞り込みはこの時点で) 2.満席か否か 3.空港 (運賃は随時調べます)

 最も大切なのは現地の到着時刻です。あまり早く着いても、重い荷物を持ったまま観光し、ヘトヘトになってからチェックインとなると、2日目以降にも影響しますので、現地到着時刻は意外と大切です。
 しかし、必ずしも希望の現地到着時刻に到着する便に乗れるかどうかわかりません。満席か。それとも空席があるかで判断します。もし希望の便が満席の場合は、希望の時刻に近い時間に現地到着する便を検索します。
 残念ながら全便満席であっても諦めてはいけません。関東であれば、羽田の他に成田、あるいは茨城の各空港があります。国際線となると茨城空港発着便は本当に限定されてしまいますが、国内線の場合、スカイマーク便が何便かありますので、意外と穴場だったりします。関西であれば、関空、伊丹、神戸そして少し遠いですがセントレア(中部国際)まで広範囲で検索することが可能ではないでしょうか?同じように、地方空港がお近くの場合、一旦国内線で国際線発着のある空港に向かい、そこから国際線を選ぶというのも手です。
 更に、直行便で行くか、あるいは経由便で行くかという選択肢もあります。もちろん搭乗時間を考えれば直行便に勝るものはないのですが、経由便のほうが便利でしかも安いというケースも少なくありません。例えば、シンガポールに行きたい、という場合、主に日系航空会社、シンガポール航空が直行便を運行していますが、少し乗り換え時間を要するものの、キャセイパシフィック航空で香港経由、あるいは大韓航空・アシアナ航空で仁川経由で行くと運賃が安く済むというケースもあります。また、運賃は日々変動しますので、この点にも目を向ける必要があります。
 そして国際線・国内線を問わず突然訪れるのが「機材の変更」、シップチェンジと呼ばれるものです。過去に私はこれに巻き込まれてしまい、せっかく座席を事前に予約したにもかかわらず、ぜんぜん違う位置に移されていたことがあります。予約をし、座席予約まで終わっても安心しないようにしましょう。

旅行を計画する上で大切なポイント2「ホテル」

 せっかく希望の便で行き来できても、ホテルがガッカリですと、旅の思い出も半減します。そこで、ホテル選びは交通手段以上にこだわります。

 選ぶポイントは 1.ホテルチェーン(ホテル名) 2.室料(部屋の種類) 3.ホテル内施設(レストランの数など) 4.満室か否か の順です。最後に予約サイトでの口コミも参考にしますが、口コミに左右されることはあまりありません。

 旅慣れた方の中には「えっ?のりべぇ、ホテルチェーンで選ぶの?」と思われるかもしれません。いやいや、なにもホテルチェーンで選んでいるわけじゃありません(笑)。逆のパターンもあるというわけです(笑)。国内旅行の場合であれば、あえて大手ホテルチェーンを外すために選択します。しかし海外旅行の場合は、安全を考えてホテルチェーンを選ぶことがあります。もちろん、ホテル名一発指名ということもあります。日光であれば「リッツ・カールトン」もあるけど「金谷ホテル」一択であるとか、シンガポールであれば「ラッフルズ・ホテル」、香港なら「ザ・ペニンシュラ香港」など、私が好きな「クラシックホテル」は一発指名です。
 次は室料あるいは部屋の種類です。以前書かせていただきましたが、クラブラウンジにアクセスできる部屋であればそちらを優先的に選びますし、クラブラウンジの設定がなければ、一般的なツイン・ダブルルームを選択します。同時に価格もチェックします。時々、部屋のアメニティを調べることもありますし、時にはルームサービスの時間とメニューまで調べることがあります。今ではネットで結構検索結果に出てきますので、本当に便利です。
 ホテル内の施設も重要です。日本人は朝から夜まで観光に行くことが多く、ホテルでは寝るだけ(後は朝食くらい)という方も少なくないようですが、せっかくのホテルライフ。満喫しない手はありません。レストランの数、プール・ジムの有無なども併せて調べます。
 ここまで絞り込んでも、意外と満室だった、ということがないわけではありません。少し前の京都は、本当に予約が取れませんでした。しかも安価なホテルからではなく、高価なホテルから満室になる傾向にあるらしく、泊まりたいなぁ、と思ったホテル(二条城が見える全日空ホテルだとか、今はなきホテルフジタとかね)が選べずに断念したことがあります。

旅行を計画する上で大切なポイント3「現地での交通機関」

 これも大切ですよ〜。空港からホテル、ホテルから観光地。これらを繋ぐ現地の交通機関を下調べしないと、途中で道に迷ったり、知らない間に危ないエリアに着いてしまったりします。
 海外の人からしてみれば「東京の地下鉄ほど使いにくく覚えにくい交通機関はない」と言われますが、一見すると発達しているはずの台湾のMRTは路線網が複雑になり、一筋縄では行かないと思いました。また、国内旅行だし、多分大丈夫だろうと思って下調べを一切しなかった京都では、見事に道に迷ってしまいました(笑)。碁盤の目状に街が形成されているとはいえ、交通機関・観光地とリンクしているとは限りません。ちゃんと下調べしないと、えらい目にある街の一つです。
 私の場合は楽しみの一環でやっていることもありますが、googleマップを使い、現地での交通を事前にシミュレートします。

ここまで調べまくると、旅した気分になってしまう…。これが机上旅行の醍醐味!

 おいおい。それじゃあいつまで経っても旅行に行けないんじゃないの?と思われますよね。ですが、机上旅行という名のシミュレーションを繰り返しますと案外楽しくなります。入国審査だの、ホテルにチェックインする場面など、なんだか英会話ビデオみたいですが、それも含めて楽しんじゃうと、今のように容易に海外へ行けないときでも、ある程度自己満足な気分に浸れたりします。いつまでも机上旅行じゃあ…、ですけどね(笑)。
 今回はこのへんで。

次回もお楽しみに!

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