今日ののりべぇ 6月9日火曜日(旧暦は閏月の4月18日)

今日ののりべぇ
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ああ、もう3ヶ月近くも都内に出ていない…。

 リモートワークの関係で、従来は「常駐」という就業形態だったライターのお仕事も自宅に「回帰」してしまい(注:最初の頃は自宅でお仕事してました)、かれこれ3ヶ月近くも都内に出ておりません。最後に電車に乗ったのも2ヶ月前。しかもそれは関東近県の取材だったため、都心乗り入れの電車を使わずに移動。あー。のりべぇにとっても東京はもはや、テレビで見る世界と化してしまいました…。
 しかし、今や買い物だってネットショッピング。実店舗への買い物なんて、せいぜい普段の食料品程度のもの。となれば都内に住んでいようが、最近人気のテレビ番組よろしく「ポツンと一軒家」だって同じに思えてきます。
 ただ、これでは困るのは前述の「実店舗」でして、リアルに来店がなければお店の経営に影響が出てまいります。その代表例が飲食店。「お家でお店の味を」なんて商品も増えておりますが、やっぱり違うんですよね。お酒を飲む方ならなんとなくお分かりいただけるでしょうが、沖縄県で生産されているオリオンビールを、都内で飲むのと沖縄で飲むのとでは違うのと一緒です。都内のクーラーが効いたバーカウンターで飲んでも、ビールの一銘柄に止まってしまうのに対し、肌に突き刺さるような沖縄の日差しの下で飲むオリオンビールはひと味もふた味も違うわけです。これと同じです。

それで最近思い出したお店があります。

 以前このブログでお話ししたかもしれませんが、あまり外食をしないのりべぇが、3ヶ月に1回は行きたくなるお店があります。東銀座にある「ナイルレストラン」。日本最初の本格的なインドレストランらしいのですが、テレビでも時々出演されているG.M.ナイル氏のお店です(創業者は彼のお父様のA.M.ナイル氏)。蛇足ですが、G.M.ナイル氏は浅井企画所属のタレントさんでもありますが、私の中では「屈指の銀座っ子」というイメージが強い方です。
 話が逸れたので本題に戻しましょう。この「ナイルレストラン」といえば、名物メニューなのが「ムルギーランチ」です。昼でもランチ、夜でもランチです。お店に入ると、店員さんが「ムルギーランチね?」と、こちらが注文する前にメニューを指定されてしまうという不思議なお店で、別のメニューを…というと、悲しい顔をされてしまいます(もちろん他にも多数メニューがありますし、注文もできますのでご安心ください)。しかし、お客さんの多くがこの「ムルギーランチ」目当てに来店しますので、店員さんにこう聞かれてしまうのは仕方がないといえばそうなんですけどね。
 そしてこの「ムルギーランチ」ですが、食べ方が厳密に決められています。それが「まじぇて食べて!」という「ナイルレストラン」での決め台詞!タモリさんや関根勤さんが時々モノマネをすることでも、一部のマニアの間では有名なんですが、要は全部よーく混ぜて食べる、ということなんです(詳しい動画はこちら)。最近ではお客さんも食べ方を知っている人が多く、店員さんが「まじぇて…」と言ってくれません。ですが、リクエストすると「まじぇて食べて!」と言ってくれますよ(混ぜてではないところがポイント!)。

のりべぇは初来店から「まじぇて」って言ってくれなかったの…。

 明らかに初来店だな?と思われると、大抵食べ方のレクチャーが始まるようなんですが、のりべぇは初来店から馴染んでいたのか、何も言われませんでした。これは結構悲しい(笑)。なぜって?そりゃあなた、「まじぇて食べて!」って言って欲しかったから。
 挙げ句の果てに、2度目の来店からは「ムルギーランチ」とも言われなくなり、「今日もテイバンね?」と言われ、インドビールとムルギーランチが黙ってでも出てくるように…。えっ?まさか私のこと、覚えていたの?と思ってみたら、多くの男性客(それも一人)が同じ注文をするからみたいで、なるほど、と妙に納得。まあ、「ムルギーランチ」目当てで来店する男性単独客、多いですからね…(そして男の一人客は昼でもない限り、大抵ビールを頼む…)。

そして「ムルギーランチ」のお味は?

 そりゃ美味しいに決まってるじゃないですか!では説明になりませんので、簡単にお話しさせていただきますと、ムルギーランチにはカレーとイエローライス、それにキャベツとマッシュポテト、そして鳥もも肉が入っています。映像の通り、鳥もも肉は骨つきですが、店員さんが器用に分けてくれ、骨は引き上げてくれます。後はひたすら混ぜるだけ!ところがお皿に山盛りですから、カレーがこぼれそう!こぼれないように気をつけながら混ぜるんですが、あっという間にカトラリーを持つ手が痛くなります。それでも混ぜないとお味がイマイチになってしまいます(以前、混ぜが足りず、全ての具材が混ざりきれなかったことがありました)。
 よーく混ぜたらようやく口に運ぶのですが、全ての具材が混ざり合い、比較的辛さも控えめ(これは温野菜のキャベツが影響し、マイルドに感じられるようです。ただし、辛さの感覚には個人差がありますのでご注意ください)なので、どんどん食べられます。鶏肉も柔らかく、全体的にしつこくないお味なのがポイントです。
 ただし、満腹感は尋常ではありません。ビールを飲まなくても満腹になること間違いなし!女性お一人では完食、難しいかもです。のりべぇでも結構後半は辛く、お店を出るときはたいてい「うわっ、食べ過ぎたー」と思う程。私は絶対に、いつも以上の空腹時以外には行きません。「ナイルレストラン」に行きたくなったら、まずは空腹にすることから始めるほどです(これはのりべぇ流のお作法。これも個人差があります)。
 ただし、満足度はとても高く、定期的に足を運ばないと心に穴が空いてしまいそうです。最近はyoutubeの映像を見て我慢しています…。
 皆さんはお気に入りのお店、ありますか?緊急事態も解除された今だからこそ、この機会に皆さんのお気に入りのお店に足を運んでみてはいかがでしょう?

次回もお楽しみに!

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