苦手なんじゃない。それは「食わず嫌い」!
先日、オフィスで使うパソコンの入れ替えがありました。人数が多いので、各自設定を、という「御達し」が出るのですが、これが一苦労。面倒と言えば面倒なんですが、ちゃんと手順書通りにやればいいんです。でもなぜかできない。なんでパソコンの設定って、あんなに厄介なんでしょうか?
というのは私の両隣にいる「おじさま」たちのご意見。自分もオッさんなんですが、さらに年長者が両隣にいらっしゃいまして、とにかく機械物が苦手。「のりべぇ、わかんなーい。教えてー」と女性がいらっしゃるのならともかく、おじさまたちが「のりべぇ、わかんなーい」と言われましても…。もちろん、家電量販店店員さんばりに、懇切丁寧にお教えするのですが、パソコンの設定はともかく、「線をつなぐ」くらいは頑張っていただきたいものです。
昔に比べりゃ、楽になったでしょ?
例えばテレビの接続。今も昔も電源コードとアンテナコードを繋げば、基本的に視聴は可能です。中には録画機器との接続が必要になりますが、それも最近では1本(HDMIケーブル)くらいのもの。抜き差しすれば済む話です。これがアナログ時代となりますと、アンテナコードに一手間かけないと映像が映らないこともあり、それは厄介でした。ビデオだって、画像と音声は別々のコードをつなぐ必要があり、それも映像(黄色)だけでなく、ステレオの左右(赤・白)をつないで、あるいはS端子をつないで…。分かり難かったですよね。
パソコンも以前は厄介な設定が多かったのも事実。ただ抜き差しすれば勝手に接続機器を認識するなんてことは今の話。それだけ楽になったのですが、一度便利になると、過去の苦労を忘れてしまうんですよね…。
でも、手順通りにやればいいんです。説明書があるんだから。
「機械アレルギー」は男女共通の悩みらしいです
昔は女性から「テレビ買ったんだけど繋げないの。うちに来てつないでくれる?」なんて言われれば、これ幸いと女性のお家に行けるいい口実ができたものですが、今はそんな話、多分ありません。そもそも、テレビなんていらないという女性も少なくないでしょうから。それ以上に、今の女性はパソコンだのテレビだのの設定くらい、サクサクできる方が多いです。多分。
それでも機械が苦手、という方は少なくありません。でも、それは決して女性特有の「アレルギー症状」ではありません。「機械アレルギー」は男女共通の悩みのようです。ところが、よーく話を聞いてみますと、苦手、というのは単なる意識の問題。やればできる方、圧倒的多数でいらっしゃるんです。
それ、ただの「食わず嫌い」じゃん(笑)
線をつなぐだけですよ。それなのに、ちょっと違う「先っぽ(端子)」を見るだけで「あー、もうだめ。わかんない」と諦める方、いらっしゃいますよね。ボタンが10個もついている機械を見るや、「どれを押せばいいのかわかんない!」と怒る方も。
我が家でよくある話は、オーブンレンジ。電子レンジ機能で冷凍した食品を温める際、すぐに「あたため」ボタンを押す親。ところがこの機能、不十分なんです。我が家のレンジは。「ピーッ!」と威勢良くレンジが「できたよー」と鳴るのはいいのですが、中はまだコチコチ(笑)。あれ、出力と時間の両方をきちんと設定すればいいだけの話。でも、それをしないんです。何度説明をしてもやりたがらない。本人に聞きますと、「面倒くさい」ですって。結局私が加熱し直します。でも、面倒なだけで、わからないわけはありません。でもやらない。早い話、ただの「食わず嫌い」なんです。
前述のおじさま方の話も同じ。理屈は分かっているのに、「面倒くさい」と思っているだけ。それ、ただの「食わず嫌い」ですよ!
のりべぇのお願い。機械ものの「食わず嫌い」はやめましょう!でも、やってみたけどわからないときは別ですよ。という、最近の出来事でした。
次回もお楽しみに!
コメント
わかります。とーってもわかります! 私も食わず嫌いですから(笑)
とりあえず触ります。繋げたり ボタン押します。 ??? 最後に説明書です(笑)
それでも ???多いです(涙)
ひーちゃんさん、コメントありがとうございます!とりあえずやってみるって大切です!素敵です!幾つになってもチャレンジを忘れないことって大切にしたいなと思うのりべぇです。