今日ののりべぇ 12月6日 木曜日 (旧暦10月29日)

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今日で10月は終わり。ん?10月?

今日は「のりべぇの2018年まとめ」はお休みして、暦のお話を。

今日で「10月」は終わりです。このブログをご覧の方なら、もうお分かりですよね。「旧暦の10月」です。小の月だったんですね。ちなみに昨年の旧暦10月は大の月、つまり、30日までありました。

10月の異名については旧暦10月の頭の時にもお話ししました通り、「神無月」でした。モノマネ芸人さんではありませんよ(笑。注:しかもその方の芸名は「神奈月」さんです)。巷では「神のいない月」と覚えている方もいらっしゃいますが、実は違いますよ(神の月が神無月に変化したというのが有力な説)、というお話も旧暦10月の頭にさせていただきました。

ところで、皆さんにとって旧暦10月はどんな1ヶ月でしたか?今年の冬は新暦12月を迎えても異常なまでの暖かさだったり、急に冬将軍がやってきたりと、目まぐるしく変化する気候に体調を崩される方もいらっしゃるかもしれません。どうぞご自愛ください。

話は変わりまして、1日早く旧暦11月のお話を。

11月の異名は「霜月」です。その名の通り、霜が降り始める月です。新暦の11月ですと、一部の地域を除き、まだ霜が降りるほどの気候・気温でありませんが、旧暦に当てはめますと、なるほど、となりますよね。もっとも、もう雪に覆われているという地域もありますから、日本列島の「長さ」を感じずにはいられません。

しかしこの霜月、実は別の由来説があります。それは「食物月(おしものつき)」が変化したもの、という説。その年の収穫を祝う新嘗祭(にいなめさい)のあと、ということもあるようです。なるほどね。美味しいものも出揃う時期。冬の訪れとともに、体も食物を欲する時期ですから、実にタイムリーなお話です。ダイエット中の皆様も、冬を乗り越えるために少しだけでも美味しいものを召し上がってみてはいかがですか?

話は変わりますが、冬至に向けて日に日にお昼の時間が短くなっています。ちょっと寂しい気分になるのは私だけでしょうか?ちなみに2018年の冬至は新暦の12月22日、旧暦の11月16日です。ほぼ満月(満月は翌日の新暦12月23日、旧暦11月17日です)ですから、もしお住いの地域が晴れでしたら、きっと月明かりが街を照らす、素敵な夜を迎えられそうですね。今からちょっと晴天の夜を期待しつつ、日々を過ごしてみようと思います。

どうぞ皆様にとって旧暦11月も、心穏やかな日々が続きますように。

次回もお楽しみに!

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