今日ののりべぇ 3月11日・土曜日（旧暦2月20日）

あれからもう、12年が過ぎたのですね…。

改めて、未曾有の惨事を振り返りつつ、手をあわせる…。

　12年前の今日。今まで経験したことのない、震度5強という揺れを体感。その後、テレビから流れる映像に目を疑いつつ、私は連絡を取り合いつつ、原稿の締め切りに間に合わせようとしていました。今でも鮮明に、そして克明に思い出されるあの日の出来事ですが、次第に思い出す機会も減り、しかし一方で、手をあわせる機会は増えたように思います。当初は、自分も（被害は極めて軽微ながら）被災者という意識があったからなのでしょう。それが次第に、自分など被害のうちに入らない。むしろ、家族を、そして家を流され、失った人たちへの思いを忘れてはならない、という気持ちが高まった現れなのでしょう。12年を経た今日、ふと思ったことでした。

オオカミ少年でも構わない。「大地震は明日来る（かもしれない）」ということを忘れずに。

　ネット界隈ではいまだに、大地震が発生する予想を発信しては、当たっているの、外れているのと議論が巻き起こります。しまいには、オオカミ少年呼ばわりされている人もいるのですが、はっきりと言えることは一つ。早かれ遅かれ、大地震はやってくる。それだけです。日本がそういう場所である以上、これは不可避です。だからこそ、日頃の備えを忘れず、そして常日頃「正しく恐れる」ことも忘れない。シンプルだけど大切なことに終始することに限ります。オオカミ少年で結構。その代わり、毎日ビクビク怯える必要はないでしょう。十分な準備は、人々に安心と勇気を与えてくれます。

気持ちを切り替えて、昨日の日韓戦の話など…。

あの、宿命のライバルとか、宿敵、みたいなの、やめません？

　日本対韓国というと、スポーツに限らず、すーぐこういう言葉をつけるんだけど、これ、必要？他国との対戦同様、淡々とやればいいじゃない、放送。別に韓国と紛争状態に入ったこと、ないんだし。それとも、韓国メディアが同様の報道をするから？それもいらないでしょ。相手国がどういおうと、いつも通りのスタンスで報じれば…。もし必要以上に互いの国民が敵視しているとしたら、これじゃあメディアが煽っていることになっちゃうよ。毎回、勝っても負けても、なんだか喉の奥に小骨が引っかかったような気分になるのが日韓戦。でも、その原因って実は、過剰に煽る両国メディアだったりするんじゃないの？それ、ダメでしょ。これ以上はメディア批判しないけど。

なんで「ブーイング？」。ああ、「ヌーイング」なのね。

　今回のWBCは、本当に新たな発見があります。今、注目のヌートバー選手。打席に立つと、なぜかブーイング？と思ったのですが、「ヌー！」って観客が声を上げる、「ヌーイング」だそうな。へぇ。本当に新たな発見。じゃ、のりべぇだったら「ノーイング」？でも、それじゃあ、Noooooー！（ノー！）ってなっちゃう。完全拒否状態。ダメだ、こりゃ。

それで思ったんだけど、もう一つ。

　ヌートバー選手といえば、もはや日本チームの代名詞になりつつある「ペッパーミル・パフォーマンス」。あえてこの場で意味を書く必要はないと思うのですが、あれ、日本にも似たようなのあるじゃん？って思ったんですけど、どう思います。なにかって？ペッパーミルならぬ「セサミミル・パフォーマンス」！つまりは「ゴマすり」ってこと（爆）！もちろん意味はぜーんぜん違ってくるけど、日本にも似たようなパフォーマンス、ありますよ〜！かつて、植木等さんだって歌ってたじゃないですか？「ゴマをすりましょ　陽気に　ゴマをね（アッ、スレスレ）」（ゴマスリ行進曲）ってね（笑）。