木曜日は「ステルス団委員(自称)のつぶやき」その9(7月29日・旧暦6月20日)

今日ののりべぇ
これまでの投稿

毎度のことですが、簡単にコーナーの説明を…。

 毎週木曜日は「ステルス団委員(自称)のつぶやき」をお送りしております。私、のりべぇはボーイスカウト団の裏方さんである「団委員」をつとめております。少子化や習い事・生活様式の多様化などにより、ピーク時(1983年)の3分の1とも4分の1とも言える規模にまで縮んでしまったボーイスカウト活動を(勝手に)盛り上げよう!と始めたコーナーですが、「つぶやき」と言うより「ボヤきばっかり」です(涙)。

あと1年(だいたい)。第18回日本スカウトジャンボリーが開催されます(多分)

実はまだ決まってないことばっかりなんですよ、実は(笑)。

 東京オリンピックで盛り上がっておりますが、貴団のご活動は盛り上がってますか?夏のキャンプが開催される団の皆様はくれぐれも安全なキャンプ運営を。また夏のキャンプは中止という団の皆様、「来年がありますよ」。
 なんて話していましたら、なんと来年の8月4日から10日にかけて「第18回日本スカウトジャンボリー」が開催されます!多分…。
多分と書きましたのは、まだ詳細の発表がないんですよね。開催地も東京都江東区海の森公園か神奈川県川崎市東扇島東公園のどちらか。早い話が羽田空港のほぼ近くだと思っていただければわかりやすいかと思います。

毎度のことですが、日本連盟からの情報は遅めです。いや、遅いです…。

 ここで文句を言っちゃいけませんよね。ですが、現場の方々は結構ヤキモキするんですよ、これ。毎度の話なのですが、日本連盟からの情報は遅いです。ちなみに、直近で行われた会議は、7月1日の第9回実行委員会。しかし、具体的な話はウェブサイトを確認した限り、何もありません。ですが、今後発表される「ブリテン」(速報を意味するbulletinを指していると思われ)で確認しましょう。

でもさ。このご時世にできるの?それに…。

ジャンボリーの前年に開催されるキャンポリーを中止・延期してません?

 している都道府県連、あるでしょ?千葉県は今年「やりません」。ジャンボリーの前哨戦とも言える行事をスキップすると、ただでさえキャンプを実施している日数が少ないスカウトたちがジャンボリーの長丁場に耐えられるのか、少々不安になってしまいます。これはスカウトだけでなく、ボーイ隊リーダーにとっても問題になりかねません。どうするんだろう?

班編成の問題もあるので、「団内人事」はお早めに。

 毎年年度の変わり目になると大きな課題になるのが「リーダー選任問題」。来年は「ジャンボリーイヤー」です。年度が変わる前に結団式始まる地域も出るかと思いますので、早めのリーダー選任を。スカウトたちの参加意思も早めに確かめたいところです。特に遠方の団の皆様。開催予定地が首都圏の、しかも交通の要所でもある羽田の近くですから、不便ではありませんが、参加費が多くかかる団の方々は、各道府県連盟と調整の上、費用面の確認をしたいところです。

それよりなにより、「例のアレ」、来年の夏に終息してなかったらどうするんだろ?

 それこそ現在開催中の東京オリンピックでも渦中の問題をなっている「例のアレ」。来年の夏に終息していると思いますか?ワクチン接種は進んでいると思いますが、メインの参加者である、小学6年生から中学3年生は接種対象外の年齢も含まれており、また、成人以上にワクチン接種に対する課題(アナフィラキシーショックを始めとする副反応)もあります。まさかワクチン接種をしている成人・スカウトのみの参加、なんて線引しませんよね?むしろ、集団免疫の獲得をもって開催が可能となる、という決定方法を選んでほしいなぁと、個人的には思います。一番面倒なのは「グダグダな展開」。開催なのか、中止なのかが二転三転するようなことだけは控えていただきたいと強く思います。

不測の事態にどう対処すべきか?(難しい問題ですよ)

 更に問題となるのは、中止決定が遅くなった場合。来年初頭には、開催を前提に結団式と訓練キャンプが開かれます。ですから、予定通り開催となれば、各都道府県連盟も予定通り進めればいいだけです。しかし、来春以降に中止の決定が出された場合、またボーイ隊が夏のキャンプ中止となってしまいますと、団によっては3年連続の中止となりかねません。日本連盟や日本国内の情勢・動きを捉えつつ、団としては不測の事態に備え、ボーイ隊スカウトのために代替行事(この場合はキャンプ)の準備(流石にキャンプ上の予約はとれないと思いますので、候補地の選定くらい)は行ったほうがいいかもしれません。ボーイ隊に入ったのに、一度も夏のキャンプを経験できなかったというスカウトを出さないことが求められます。

今回ばかりは日本連盟の対応が遅いとは言えないんだよなぁ…。

 皆様もご承知の通り、「日本ジャンボリー」は海外からも多くのスカウト・指導者たちが集まります。それ故に、各国連盟との調整も必要になります。オリンピック並みの難しい判断を迫られるといえばその通りで、とりわけ今回は日本連盟の対応が遅い(開催地情報などの基本的なことから開催・中止の判断に至るまで)とは言えないですよね。全ては「例のアレ」のせいです

個人的には9月から団内であらゆることを想定した準備を開始したほうがいいと思います。

 具体的に申し上げれば、ボーイ隊のリーダーのみ、年度の変わり目ではなく、9月ないし10月には決定する、あるいは継続して来年度もリーダーをお願いをするといった「確約」が一つ。もう一つには、もしジャンボリーが中止になった場合の「代替行事」の準備です。これも早いうちから目星だけつけておくといいのではないでしょうか。中止が前提の書き方になっておりますが、もちろん理想は日本ジャンボリーの予定通りの開催です。それこそ、「例のアレ」を克服した証としてのジャンボリー開催なんて最高のシチュエーションじゃないですか。ですが、我々の原点に戻って考えましょう。そう。「備えよ常に」。
 つい私も、お上への文句(この場合、日本連盟に対する不満)を書くとウケが良いので、つい書いてしまいますが、とりわけ日本ジャンボリーは4年に一度行われる最大級の行事であり、JOC(日本オリンピック委員会)並の対外交渉・調整も行っています。そういう意味では大変なことだと思うのですが、そろそろ開催地の確定と実施要項の公表はほしいかと…。更に申し上げるとすれば、開催・中止を判断するデッドラインがいつかを公表していただければ、事前準備もしやすいというものですが…。
 兎にも角にも、2022年夏、「第18回日本スカウトジャンボリー」が開催されることを心より願っております。

次回もお楽しみに!

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