週末は土・日まとめて1本お送りします。題して「今週のまとめ」(7月24日・旧暦6月15日)

今日ののりべぇ
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始まりましたね、東京オリンピック!

なんだかんだで所詮、日本人は「お祭り好き」なんだから。おカタい事言わないの!

 いやぁ、昨日から始まりましたね、東京オリンピック!実際には競技そのものは既にスタートしているものの、開会式は昨日でした。まぁ、直前になってすったもんだあったりしましたが、まずは無事スタート。反対派の方もいらっしゃるでしょうが、日本人ってのは「お祭り好き」なんだし、始まったものにケチつけるのではなく、おカタい話抜きで楽しんじゃいましょうよ。

なんて言いつつ、のりべぇはおカタいお話をします(爆)!「オリ・パラ後の日本などを予測」。

 (注)ここからの話は全て、ただのおしゃべりオヤジ「のりべぇ」の個人的見解です。よってこの後書く内容を信じてしまい、様々な損害が生じることがあっても、のりべぇは一切の責任を負いませんのでご注意下さい。

 まあ、別に私は預言者でもなければ、経済/政治評論家でもなんでもありません。なので、本当に自分が感じたままに、東京オリンピック/パラリンピック閉幕後の日本(一部世界情勢)について考えてみたいと思います。悲観的な予測が多いのですが、個人的な「極めて楽観的な予測」も書いてみます。

オリ・パラ後の日本その1〜「景気はダブルパンチで急降下するのかなぁ…」

 前回の東京オリンピック(1964年)開催後、日本の景気は下落しました。そのシナリオを今回にも当てはめれば、景気は今以上に下落することでしょう。おまけに今回は新型コロナウイルス感染症に伴う景気低迷中。ダブルパンチで急降下もあり得るかもしれません。「非っ常にキビシ〜ッ!」((C)財津一郎氏)
 ただ、起死回生の策としては、一時期展開して止まったままの「Go toキャンペーン」の復活。そしてワクチン接種率上昇に伴う、事実上の入国全面解禁内需とインバウンドの2本立てで景気回復、という可能性も見えてきますが、限定的ではないかとも思えます。

オリ・パラ後の日本その2〜「衆院選は「自民党が若干議席を減らすくらい」じゃないの?」

 オリ・パラ後に迫ってくる政治的イベントと言えば衆議院議員総選挙。まあ、解散なしで任期満了となるでしょう。マスコミなどでは新型コロナウイルス感染症の対応・施策や東京オリンピック/パラリンピックに対し、与党の失策であると総攻撃をするでしょうが、まあ、毎度のことですし、野党も反対や反論だけで、建設的な意見が出ないようでは、マスコミの騒ぎに踊らされるかのように、若干自民党が議席を減らし、その代わりに野党が議席を増やすものの、結局は強いインパクトにはならないのではないでしょうか。与党に対して言えるのは、強い引き締めとリーダーシップですし、野党に対して言えるのは、建設的な意見の提示と下品なヤジをやめることでしょうね。

オリ・パラ後の日本と言うか周辺国〜「北京冬季オリンピック開催後に注目!」

 実は、もう来年には北京冬季オリンピック(正しくは2022年北京オリンピック)が開催予定なんですよね。東京での開催だってこんなに大騒ぎだったのですから、北京ではもっと波乱が待っているかもしれません。既に米国・欧州議会が不参加(ボイコット)を示唆、あるいは呼びかけを行っています。東京は新型コロナウイルス感染症が全ての原因でしたが、北京は政治的な問題(新疆ウイグル自治区での人権問題など)であり、根が深い問題でもあります。7月14日配信の「クーリエ・ジャポン」ネット記事でも、欧州議会が北京冬季オリンピックボイコット決議の件が取り上げれており、中国政府は猛反発という記事が掲載されていました。
 ただし、夏季・冬季の両オリンピック成功を狙っている中国政府は、オリンピック終了までは静観するでしょう。問題は終了後。一気に問題が噴出し、台湾海峡、南シナ海で問題が生じますと、日本の貿易に多大なる影響を及ぼします。中東・欧州からの船便が大回りを強いられるとなれば物価の急上昇は不可避。航空路線にも影響がないとは言えません。そしてトドメは台湾との問題。実は目が離せない問題が目前に迫っています。もしこれらの問題が全て勃発しますと、せっかくの景気回復の芽が全て摘まれてしまいます。故に注目すべき問題です。

のりべぇの超楽観的予測「とはいえ、なんだかんだで景気回復に向けて全世界のベクトルは…」

 同じ方向に向かおうとするのではないでしょうか?つまり、新型コロナウイルス感染症をなんとしても終息させ、以前と同じ、とまでは行かないまでも、「ニューノーマル」と呼ばれる新しい生活様式を獲得する2022年を迎えると。それは日本だって、中国だって、あるいはアフリカや欧米の国々だって同じでしょう。
 領土問題も、宗教問題も、当事者にとって見れば大切な話なのは理解できますが、「明日のメシがなければ生きていけない」わけです。そうだとなれば、まずはメシを食えるようにする。話し合いはその後ですればいいですし、私は賛成しませんが、ドンパチしたけりゃ、メシ食ってから考えればいいでしょう。今、一番肝心な「メシが食えるかどうか≒経済問題」が「問題」なんですから。みんな気づいてるでしょうから、少なくても2022年、つまり東京オリンピック/パラリンピック終了後は経済問題の解決を全世界的に行う。そして北京冬季オリンピックもみんなで盛り上げ、物騒なことを持ち出す中国政府をなだめつつ、厄介なことにならないための「落とし所」を見つけると。それは2023年以降の話になるでしょうけどね。
 100年前のこととはいえ、スペイン風邪の終息後に起こった世界的な出来事は、1925年の世界恐慌です。歴史は繰り返すと言われますが、100年前の二の舞にならないよう、経済的な問題はいろんなしがらみを一旦忘れ、全世界が同じ方向に向かっていくのが大切なんじゃないかなぁと考えます。

流石にみんなの希望が叶う2022年を迎えたいと思うはずですよ、きっと。

 新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証として始めるはずだった東京オリンピック/パラリンピック。結果は新型コロナウイルス感染症との共存となってしまいました。比較の対象にしてはいけないのでしょうが、スペイン風邪も終息におおむね3年を要したわけですし、一部無観客という残念な結果になったとはいえ、開催ができたことはある意味奇跡だったと評価したほうがいいのではないでしょうか(まだ始まったばかりですけどね)。もちろん、反対意見を認めない、というわけでもありません。
 一方で、もうみんなの心はボキボキに折れています。マスクなんかしないでのんびりショッピングしたいですし、仲間と飲んだりカラオケしたいわけですよ。お休みには旅行に行きたいし、とにかく早く元の生活に戻りたい。それは全世界共通の願い。だからこそ、徐々に戻しつつ、みんなの希望が叶う2022年を迎えたいと願っています。

次回もお楽しみに!

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