のりべぇ「2021年の抱負」

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いい年をして、まだこんなことをしています(笑)。

もはや豊富というより決意表明ですが…。

 昨日もお話しましたとおり、2021年の、というより、これからの人生を考える上で、一番大切にしたいことが見つかりました。「本当の自分で生きていくこと」。本当にこれに尽きます。思い切りシンプルな抱負ではありますが、長い間忘れていたことでもあり、本当は忘れてはいけないことだと思いました。

一時期、本当に見失いかけていました。

 多分それは30代になる直前のことだったと思います。ある方から「普通が一番」と言われ、私にはその「普通」という言葉が理解できませんでした。後から気づいたのですが、普通の恋愛をして、普通の仕事をして、普通の結婚をして、普通の生活を営むことだったようで、この場合、「普通≒人並み」ということだったようです。そして私にはその普通を理解できず、結婚の機会を逃しました。もしあの時、私がもっと早く「普通」ということに気づいていたら…。もしかしたら今頃、普通の暮らしを営んでいたことでしょう。しかし、後悔はしていません。なぜなら、ある方が言う「普通」に自分が満足できていたかといえば、答えは「ノー」だからです。残念ながら、少なくてもその当時は「普通≒人並み」に達していなかったからです。能力も、人格も、全て。
 それでも、営業職を30歳から経験するにあたり、またも「普通」を求められました。せめて普通≒人並みの営業力をつけろと。結局、フリーライターを始める37歳までの間に、人並みの営業力は身につきませんでした。以後、必死で13年間フリーライターを営みました。その間にどうやら、「普通でいること」すら忘れてしまっていたのかもしれません。

のりべぇにとって「普通」は難しい技だったようです。

 子どもの頃から「変わり者」だった私。引っ込み思案だった幼少期。理屈っぽかった少年期。理屈っぽいまま大人になってしまい、ハリウッド映画に影響を受けながら、「ダンディズム」を20代の頃からトレースしようとした青年期。一転して「普通」を求められ、困惑した30代。そしてフリーライターという生業に人生の大半を費やした40代。普通の人間なんてどこにもいないと思うのですが、それでも私は、日本人男性の「最大公約数的普通」にはカスリもしないようです。

ある人の「つぶやき」が思い出させてくれました。

 ある人と書きましたが、実際には二人の方のつぶやきです。一人は、私の持ち物について話してくれた瞬間。もう一人は、私のYouTubeチャンネルのコンテンツに対するアドバイス。ホテルライフを紹介するコンテンツなんてどう?というつぶやきでした。ああ、そういうことか、と思い出させてくれることが昨年の後半にありました。

ただ、今でも悩んではいます。ちょっとだけ。

 この「ちっこいオッサン」が、「ダンディズム」だの「紳士を目指している」だのということを主張して、面白いのかな?と。でも、でもですよ。私が自身の人生を通じ、一貫して追求しているテーマがそれだとしたら…。
 やっぱり自分にウソをついちゃいけませんよね(笑)。実はブログを止め、動画のアップ求めた間、まあいろんな事はあったのですが、その中で一番時間を費やしたのは、実はこのことでした。人生最後の悩み事かな?と思いながら。

これが私だ!私の生きる道だ!と言えるものって…。

 コーヒー豆からコーヒーを抽出するように、私、のりべぇから一番抽出されるのは、おそらく「自分なりの紳士道」でしょう。オリジナルではなく、受け売りが大半かもしれませんが、ダンディズム・紳士としての振る舞いやこだわりを自分なりに咀嚼し、身につけてきたものが「抽出物」。年末に早く起きて一人、コーヒーを抽出した時にふと思ったことです。その瞬間、これが私であり、私が生きる道だと思い出しました。少々遠回りしてしまいました…。

それでもまだまだ「道半ば」です。

 昨日も書きましたが、紳士道なるものがあれば、死のその瞬間まで道を進まねばなりません。それならばまだまだ私は「道半ば」。今年は本当の自分を取り戻し、再び紳士になるための道を進もうと決意しました。実に長い長い決意表明でした…。
 結局、大風呂敷を広げませんでしたね、今日は。明日は広げましょうね、大風呂敷。大広間クラスではなくなりますが(笑)。

明日もお付き合いのほど…。

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