今日ののりべぇ 6月14日日曜日(旧暦は閏月の4月23日)

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時々お送りします「のりべぇがChromebook」を使ってみた(その1)

第1回は本体のご紹介と、第一印象(ファーストインプレッション)

 昨年より導入検討をしておりました「Chromebook」。ついに私の部屋に参りました。
 今回購入しましたものは「Lenovo Chromebook S330」という製品です。フルHD画面の方を購入し、お値段は34800円(税込)。ちなみにフルHD画面でなければ29800円でした(価格はいずれも購入時)。
 最近はWindowsパソコンでも3万円台からあるのですが、あれはOSが簡易版のWindows10(Sモード)ということがありますのでご注意ください(Windowsストアからインストールしたアプリしか実行できないとか、既定ブラウザーとしてMicrosoft Edgeしか使えないなど、縛りがあります)。
 とはいえ、かくいうChromebookも縛りだらけのパソコンです。早い話が「Google縛り」。しかし、普段文書を書いたり表計算をするのはgoogleドライブですし、ブラウザもChromeののりべぇにとっては、普段の使用に事欠きません。このブログも実はChromebookで書いています。
 次に、今回購入した個体のお話です。ついに新品のパソコンも3万円台だの2万円台だのと、恐るべき価格になりました。それも、一時期ブームになりました「ネットパソコン」よりも使えるものがです。蛇足ですがiPhoneが10万円以上もするモデルがある現在ですから、その安さはご理解いただけるかと思います。
 ただ、以前も書かせていただきましたが、いかんせん種類が少なく、家電量販店でもあまり置いていません。さらに、学校や企業での一括購入が多いせいか、納期にバラツキが出ているのも事実。そして恐るべきポイントが「自動更新ポリシー」なる制度。安いと思って飛びついたはいいものの、実は自動更新の期限が来年だった、なんてことになりますと、手動でもせいぜい1年位だそうですから、セキュリティに問題を抱えたまま使うことになってしまいます。今回のりベェが購入しましたモデルは自動更新ポリシー期限が2025年6月となっておりますので、5年間で使い倒すことになりそうです。それでもノートパソコンの「平均寿命」を考えれば妥当な期間かもしれません(物持ちのいいのりべぇにとってはいささか不満が残りますが)。
 製品についてですが、画面は14インチのフルHD対応のため、価格の割にはきめ細かいです。フルHDにしますとアイコンなどが小さくなってしまうので、やや画質を落としているほどです。ただ、キーボードは価格相応といったところ。また本体重量も1.5キロと、画面サイズを考慮しても今どきのPCと比べてやや思いのが難点でしょうか。もっとも、自宅使用限定で購入しましたので、本体に対するストレスはありません。

とにかく起動が速い!ただしオンライン限定※

 さて、早速起動させるのですが、初期設定(事前にgoogleのIDは登録済)のままですと、ディスプレイを開けた途端、電源が入ります。パスワードを打ち込んだらすぐにブラウザが起動。確かにTVCMには偽りはありません。とにかく速い!というのが印象です。今までなら電源を入れてから使い出すまでにコーヒーの1杯でも飲めたのですが(注:これは使い倒しているパソコンゆえの問題もあります)、そんな暇は与えてくれません。電源を落とす際もほんの数秒。今後使い続けることで多少の差異は出るかもしれませんが、超低容量の記憶装置(SSD、32GB)と、ファイルの内部記録を行わない関係で、恐らく使い続けていても、従来ならば発生する動作の遅延や緩慢さとは無縁かもしれません。
 その代わり、基本的にオンライン限定です。ネットに常時接続している必要があります(ドライブなどの一部アプリケーションはオフラインでも使用可能)。でも、大抵はオンラインで使ってますよね?パソコン。ですから、オンラインでの使用前提と言われても、あまり違和感といいますか、縛られているような印象はありません。

googleのサービスを使っている人には使いやすい!でも…。

 最も気になるのは、メインPCとして使えるかどうかという点かと思います。前述の私のケースのように、普段からgoogleが提供するアプリケーションを使っている人には非常に使いやすいと思います。しかし、Chromebook1台ですべてをこなせと言われれば、答えはノーです。特に、特定のソフトウエア・アプリを使用している方は大いに不便を感じることでしょう。当然ながら、Windows / Mac用のソフトウエアは使えません。私の場合であれば、業務で使うAdobe社のソフトウエアは使えません。また、周辺機器もChromebookに対応していない(機器を認識しない)ものも多いと聞きます。
 となりますと、あくまでもWindows / Macとの併用ということになるのですが、メイン / サブという分け方でChromebookを区別するのは、とりわけのりべぇにとっては難しい問題です。といいますのも、1日の稼働時間だけで判断しますと、圧倒的にChromebookの方が長いからです。webメールのチェックから文書を書くこと、そしてこのブログ執筆にduolinoまで、実はすべてChromebookに置き換わっています。
 強引な区分で申し上げれば、「普段遣い」はChromebook、「限定用途」はMacとなります。

今後のコンピューティングの姿を先取り!という感じ?

 「速く起動し、動作は機敏で簡潔に使える」。コンピューティングの理想はこれに尽きます。そういう意味ではChromebookは今後のコンピューティングのあり方を考える際、いい材料になることは間違いないと思います。中には、IT界の巨人、「GAFA」に取り込まれるのはゴメンだ!とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、パソコンを使い、オンもオフも充実した暮らしを実践するという日常生活のモデルづくりに一石を投じることとなるのではないかと思います。
 今後はこのChromebookを文字通り使い倒しながら、その都度ブログでお届けしようと思います。こちらもぜひご期待ください。

次回もお楽しみに!

(写真がアップできませんでした。後日改めてアップします)

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